今回は、南相馬市役所で働く若手職員3名による座談会の様子をお届けします。
新卒入庁やUターン転職など、異なる経歴を持つ3名が、それぞれの視点から仕事のやりがい、南相馬市ならではの特徴、そして市民との温かい繋がりについて語り合いました。
復興と共に歩み、未来を創る仕事の最前線をご覧ください。

動画の目次
00:32 自己紹介・経歴
02:08 南相馬市役所を選んだ理由
04:23 現在の仕事内容
06:17 印象に残っている仕事
08:23 南相馬市役所の特徴
10:16 これから入る人への楽しみポイントは?
地元への想いを力に。それぞれの「南相馬市役所」を選んだ理由
【総務課職員】(左)
もともと「自分が育った環境に恩返しがしたい」という気持ちがありました。就職活動中に、南相馬市役所はSPI試験で受けられると知って。恩返しという軸で考えたときに、ここなら実現できるかなと思って入庁しました。
【小高区地域振興課職員】(中央)
学生時代に市役所のアルバイトに参加したのがきっかけです。職員の方が「やりたいことを実現している」と話す姿を見て、自分の地元に還元できるなら面白そうだなと思って、市役所を目指しました。
【おだかぐらし担当職員】(右)
震災で一度地元を離れましたが、帰省するたびに新しいお店ができていたり、まちなみが変わっていくのを見て、「自分も何か地元に貢献できることがあるのかな」と感じたのが大きかったですね。

復興が軸。野馬追から宇宙まで、多様な魅力に関わる仕事
【総務課職員】
南相馬市ならではといえば、やっぱり「相馬野馬追」と「復興事業」ですね。馬だけじゃなく、ロボットや宇宙産業みたいな新しいことにも関われますし、まちが盛り上がっていく過程を肌で感じられるのは、すごく面白いです。
【小高区地域振興課職員】
マラソン大会や夏祭りなど、市民が参加するイベントが多いですね。行政だけでなく、「市民と一緒に作り上げていくぞ!」という一体感がすごく強いと思います。
【おだかぐらし担当職員】
市の仕事は、全体の軸が「復興」にあって、そこからいろんな施策が枝分かれしています。私も市民の方と一緒に、津波からまちを守るための木を植える「植樹祭」に参加したんですよ。

市民との距離の近さが魅力。繋がりが生まれる温かい職場
【総務課職員】
サーフィンや馬術、自転車など、いろんな趣味を持っている職員が多いんです。面白い人がたくさんいますし、先輩たちも優しく、休みも取りやすいですよ。
【小高区地域振興課職員】
他の自治体の人に「そんなに住民の方と話すの!?」って驚かれるくらい、距離が近いですね(笑)。市役所の外でも、いろんな人と繋がる機会が多いので、人との繋がりを楽しみたい人には最高の場所だと思います。
【おだかぐらし担当職員】
この前、窓口でおじいちゃんに携帯の使い方を教えました(笑)。移住者の方が始めたお店に取材に行ったり、私も移住者なので、地域の方から「新しいお店できたよ」って教えてもらって一緒に出かけたり。そんな温かい繋がりがたくさんあります。



