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檜枝岐村役場

檜枝岐村は福島県の南西部に位置し、尾瀬国立公園の福島県側の玄関口です。人口は508人(2023年9月末時点)と非常に小さな自治体で、標高が900m前後のため冬は2mを超える積雪がありますが、夏は涼しくとても過ごしやすい村です。 コンビニも大きなスーパーも無いうえになど、不便なこともある田舎ですが、不便なことがある小さい村だからこそ、人と人とのつながりをとても大切にしており、だれもが村になくてはならない存在になります。そんな檜枝岐村で、一緒に村の未来づくりにチャレンジしてくれる方を探しています。

住民全員の顔を見ながら働くやりがい〜福島県檜枝岐村で保健師として働く魅力〜

檜枝岐村役場

2024/04/17

県外ご出身で新卒で檜枝岐村役場に就職された平上清正さんに、檜枝岐村で保健師として働くやりがいや、村の魅力をお伺いしました。
 

ー役場に入庁されるまでのご経歴を教えてください。

平上:私は和歌山県出身で、大学卒業まで和歌山県で過ごしていました。大学を卒業して、2014年に新卒で檜枝岐村に入庁しました。

 

ー和歌山県ご出身ということですが、檜枝岐村で就職されたきっかけは何だったのでしょうか?

平上:保健師として働くにあたって、住民全員の顔を見られるような環境で活動したいという思いがあって、規模の小さい自治体での就職を考えていました。ホームページなどを色々見ていく中で檜枝岐村を見つけたのですが、当時の人口が約620人ほどで医療機関も少ないといった事情も知り、檜枝岐村で仕事をしてみたいと考えるようになりました。
 

保健師の中でも行政への就職を選んだのは、より広い範囲の人を対象にして、皆さんが元気に幸せに生きていくためにお仕事をしたいと考えたからです。

ー今のお仕事内容や人員体制について教えてください。

 

平上:配属先としては住民課になり、住民課と保健センターの両方に席を持ちながら仕事をしています。

 

今、保健師として勤務しているのは私1人です。健康増進や予防活動、予防接種などを行う保健センターでの業務と、65歳以上の方を対象にした介護予防や権利擁護、消費者被害防止などを行う地域包括支援センターでの業務があるのですが、これらを1人で担当している形です。
 

私以外に、保健師とは別の採用区分の職員が3人いて、普段はその人たちと一緒に仕事をしています。4人の中では私が一番後輩にあたるのですが、とても仕事のしやすい雰囲気の中で働けています。
 

―お仕事をしていて、どんなところにやりがいを感じますか?

 

平上:住民の方の反応が見えるところです。保健指導などで病気や怪我の予防についてお伝えしたり、病院の受診について相談を受けたりする中で、「体調が良くなったよ」と報告をいただいたり、「あの時相談してよかった」と言ってもらえたりすると、やりがいを感じますね。

 

今は、住民の方ほぼ全員の健康状態が頭に入っています。住民の方の生活の状況も見えやすく、必要な時には声かけをしたり、住民の方からもご連絡をいただけるなど、コミュニケーションを取りやすいというのは、檜枝岐村の人口数ならではの魅力ですね。

―逆に、大変だと感じる点はありますか?

 

平上:檜枝岐村の立地的に、どこへ行くにも車で移動する必要があって、大きいスーパーに行くには車で1時間ほどかかったりするところには少し大変さを感じます。人間関係の面では、フランクにコミュニケーションを取る部分と、プロの保健師としてコミュニケーションを取る部分とを切り替えながらやっているので、大変だと思う部分はあまりないですね。
 

―これまでのお仕事の中で印象的だったことはありますか?

 

平上:庁内の各部署や社会福祉協議会などとも連携しながら仕事をしていますが、檜枝岐村の中にある社会資源は限られているので、複雑なケースの対応になってくると檜枝岐村だけでは対応しきれない場合があります。
 

そういったケースでは、隣町など他の自治体とも連携したりしますが、そのような連携を重ねた結果、従来の業務よりもかなり広範囲の仕事に対応した経験は、とても印象に残っています。

 

ー多方面と連携しながらお仕事をされているとのことですが、庁内の各部署との関係性はいかがですか?

 

平上:保健師の仕事は、介護や福祉、国民健康保険、診療所など様々な分野と関係してくるため、庁内の各部署ともこまめに連携を取りながら業務にあたっています。住民の方からの相談も日々多くいただくので、保健師が関与して対応した方がよい場合には、他部署から情報を提供してもらったりすることもあります。
 

―今後やっていきたいお仕事や、より充実させたい業務などはありますか?

 

平上:もともと保健師は2人体制で、健康増進などの保健センターでの業務と、介護予防や権利擁護などの地域包括支援センターでの業務、それぞれを1人ずつが担当していました。
 

今は保健師が自分1人しかいないので、人手が増えたら、地域包括支援センターでのお仕事の方をもっと充実させたいです。啓発活動などにもっと力を入れていければいいなと思っています。
 

人手という点では、檜枝岐村に興味を持ってくださった方であれば、ぜひ一度来ていただいて、一緒にお仕事したいと思っています。仕事とプライベートのバランスは取りやすい職場ですし、村の環境も、釣りや登山などのアウトドアを楽しめる方や、インドアを楽しめる方なら楽しく過ごせると思います。

―村の環境のお話もありましたが、檜枝岐村に住んでみて感じた村の印象や人間関係の様子、おすすめスポットなど教えてください。

 

平上:村の印象としては、関係が深まると皆さんとても仲良くしてくださるなと感じました。役場での仕事だけでなく、青年団などの地域活動もやっていたので、入庁してすぐの段階で皆さんと仲良くなれました。とてもなじみやすい環境だと思います。

 

村のおすすめのスポットは、家から車で少し走ったところに星がとても綺麗に見える広場があって、そこがお気に入りです。村の皆さんとそこに集まって、楽しく話しながら一緒に星を見たりもしています。
 

―檜枝岐村をもっと盛り上げ、人を増やしていくためのアイデアなどはありますか?

 

平上:もっと積極的に情報発信をしていくとよいのかなと思っています。役場の情報というと少し堅いイメージがあったり、「こんなこと発信しても誰も見ないかな」と思ったりしがちですが、ちょっとずつ発信をして、目にしてもらう機会を増やすと、檜枝岐村に興味を持ってもらえるんじゃないかなと思います。

 

今すでに、YouTubeやInstagramなどでも情報発信していますが、そういったSNSを使いながら、ちょっとしたことでもどんどん発信していくことが重要かなと。それから、役場だけでなく住民の皆さんにもご協力いただきながら、村全体として一緒に盛り上げていきたいなと考えています。

 

―本日はありがとうございました。


 

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檜枝岐村は福島県の南西部に位置し、尾瀬国立公園の福島県側の玄関口です。人口は508人(2023年9月末時点)と非常に小さな自治体で、標高が900m前後のため冬は2mを超える積雪がありますが、夏は涼しくとても過ごしやすい村です。 コンビニも大きなスーパーも無いうえになど、不便なこともある田舎ですが、不便なことがある小さい村だからこそ、人と人とのつながりをとても大切にしており、だれもが村になくてはならない存在になります。そんな檜枝岐村で、一緒に村の未来づくりにチャレンジしてくれる方を探しています。

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