官公庁・自治体で働くならパブリックコネクト

求人を探す
官公庁の方
ログイン

会員登録

印西市役所

「ともに挑み、ともに創る」これが、新たな印西市をともに創る仲間に向けたメッセージです。 令和6年7月に県内最年少市長として就任した藤代市長のもと、新たな市役所、そして、新たな印西市を「ともに挑みながら、ともに創っていく」そんな仲間を私たちは求めています。 令和7年度(令和8年4月1日採用)採用試験から新設した「先行実施枠」や「テストセンターでの試験実施」なども私たちにとっては「新たな挑戦」の一つです。 人口増加率で全国の市で3位となった印西市は、子育てがしやすい、住みやすいまちとして評価をいただいています。 私たちは、「今ある良さはそのままに、さらに魅力的なまちづくり」に本気で取り組んでいます。 印西市がさらに魅力的なまちになるためには、職員一人ひとりが自ら考え、挑戦をし続ける必要があります。 そんな想いに共感し、印西市に可能性を感じる皆さん。 私たちとともに新たなまちづくりに挑み続け、50年先の印西市の未来を「とも」に創りましょう。

【保育士】おばあちゃんになっても保育士を続けられるように~千葉県印西市の若手保育士が考えるライフステージ~

印西市役所

2025/04/17

保育系の短大を卒業後、印西市立高花保育園で保育士として働く保育士の方に、市立保育園を志望したきっかけや、保育士としてのやりがい、今後の目標などについて話を伺いました。

 

―はじめに、入庁前の経歴を簡単に教えてください。

 

県内の保育系の短大を卒業後、新卒で印西市役所に入庁し、印西市立高花保育園に配属されました。保育士を目指したのは、9歳下の弟の面倒を見る中で、子どもの成長の速度に驚いたことがきっかけです。高校時代、保育を専門的に学ぶ授業を選択したことも、保育士への道を強く後押ししました。

 

当時は「保育園=私立」というイメージでしたが、高校の先生から公立保育園の存在を教えていただき、調べていくうちに公立への関心が深まりました。

 

―就職活動では公立保育園のみを受験されたのですか?

 

私立保育園は園によって特色が様々ですが、結婚や出産後も長期的に勤められるのは公立保育園だと考え、就職活動は公立に絞りました。研修制度の充実も魅力でした。保育は常に学び続ける必要がある仕事なので、おばあちゃんになっても学び続けられる環境が理想だと考えていました。

―数ある公立保育園の中で、印西市を選んだ理由は?

 

幼少期は転勤族で、千葉県と茨城県に長く住んでいたのでそこから広く検討し、子育て支援に力を入れていて、子育て世帯の人口が増えている印西市を選びました。

 

―試験勉強はどのようにされましたか?また、試験内容を差し支えない範囲で教えてください。

 

短大は2年間なので、1年生の冬から試験勉強を始めました。試験は3次試験まであり、1次試験(7~8月頃)は筆記試験(教養試験・専門試験)でした。2次と3次試験は個別面接で、3次試験では市長や教育長が面接官をしていたことが印象的でした。

 

面接は緊張しましたが、一方的な質問と回答ではなく、会話を交えながら進めてくださったため、落ち着いて対応できました。面接前に職員の方々が優しく声をかけてくださったことや、仕事熱心ながらも和気あいあいとした雰囲気であったこともこの市で働きたいと思った一つの要因でした。

―現在は高花保育園で保育士をされていますが、保育園の規模や、これまで担当したクラスについて教えてください。

 

高花保育園は、各学年1クラスで、全園児90名程とそれほど大きくありません。1年目は2歳児クラス、2年目は0歳児クラスを担当しています。

 

―どのように仕事に慣れていきましたか?教育体制について教えてください。

 

各クラスは複数人で担任を務めており、私のクラスは0歳児7名で3名体制です。職員は、正規職員、任期付保育士、会計年度任用保育士、派遣保育士など様々です。主担当、サブ担当などの役割分担をしています。

 

1年目の2歳児クラスでは、1歳児クラスから持ち上がった先生と、前年も2歳児クラスを担当していた先生にサポートしていただきました。夏頃までは経験豊富な先生にも指導していただきました。最初の1ヶ月は先輩の様子を観察しながら研修を受け、子どもの顔と名前を覚えながら仕事をしていました。

 

入庁から3ヶ月間は、主担当だけではなく、サブとしても子どもたちと関わり、先輩の先生方の指導を受けながら業務の流れを学んでいきました。

 

研修は1年目に月に1~3回程度ありました。1年目で主な業務の研修は完了します。同期は同じ園にはいませんでしたが、印西市内の同期保育士全員で研修を受けたので、研修期間中に同期との関係性を築くことができました。

 

印西市には公立保育園5園、公立幼稚園1園、児童館などがあります。試験を受験する前には、保育園以外にも異動先があることは把握していました。

 

―2歳児と0歳児クラスでは、仕事内容やクラスの雰囲気は異なりますか?

 

全く違います。2歳児は身の回りのことはできることが多く、保育士の援助としては、トイレトレーニングなどがメインです。0歳児クラスには生後6ヶ月の赤ちゃんもいるため、4月頃はミルクを飲んで午前寝をする子が多く、個人差があるので、起きる時間もバラバラで、子ども一人一人の生活リズムで進んでいきます。

 

具体的なタイムスケジュールとしては、2歳児クラスは午前9時半に牛乳、10時までにトイレ、その後外遊びや制作等の活動、11時から昼食、11時40分から午睡、15時におやつ、16時過ぎから遊び時間です。

 

一方、0歳児クラスは午前9時半にミルク・牛乳、10時頃に外遊びや散歩等の活動、お部屋に戻ってオムツ替えなどを行い、11時頃から食事となり、個々に合わせた離乳食の形態で提供しています。

 

1年目の2歳児クラスの時は、準備された環境に入っていくだけでしたが、2年目には、自分が次の2歳児クラスの先生に引き継ぎを行いました。

 

その際、他の先生たちが、自分の準備のほかに、1年目の私のための準備もしてくれていたことに気づき、先生方が連携し合いながら働いているから園が円滑に運営されているのだと実感しました。今年も経験豊富な先生方に支えられながら感謝の気持ちを持って頑張っています。

―保育士同士の雰囲気はいかがですか?質問しやすい環境ですか?

 

ちょっとしたミスが子どもたちの命に関わる可能性があるため、どの先生方も、些細なことでも後回しにせず「わからないことは早めに質問(相談・確認)しよう」と心がけています。

 

職場環境は非常に良いです。親世代の先生方が多く、相談しやすいです。困ったことがあってもその都度助言をしていただけるので、安心して仕事ができています。公立なので異動はありますが、印西市立保育園の「コスモス会」という保育士の研修(年2回)があるので、他の園の保育士とも繋がりが持てています。

 

―仕事で大変だったことはありますか?

 

正規職員として、クラス目標の設定、年間計画の作成、発表会の企画立案など、責任ある役割を担っています。過去の資料を参考に、各年齢クラスに適した計画を立てるのが大変でした。

 

短大では子どもの発達に合わせた保育計画についてを学びましたが、実際の子どもたちの姿に合わせることに難しさを感じています。経験豊富な先生方は、遊び一つとっても子どもの発達の状態など多角的に見て計画を立てており、とても勉強になります。

まだまだ学ぶべきことが多いので、子どもたちのそばで経験を積んでいきたいです。

 

 

―保育士としてのやりがい、面白みは?

 

子どもたちが本当に可愛いです!行事などで一生懸命取り組む姿も可愛らしいですし、保護者の方と「今日はこれができるようになりました」と成長を間近でみて共有できることが大きなやりがいですね。

 

0歳児クラスでは、寝返りを打っていた子がハイハイを始めたり、歩き始めたりする瞬間を目の当たりにできることもあります。それぞれの発達段階にあった環境構成や援助をしていくなかで、想像以上の成長を見せてくれる子どもたちの姿を見ると、この仕事を選んで良かったと感じます。

―働き方、勤務形態は?残業、休みの取りやすさなども教えてください。

 

勤務形態は、午前8時30分~午後5時15分の「普通勤務」、午前6時45分~午後3時30分の「早番勤務」、午前10時15分~午後7時の「遅番勤務」の3種類です。早番・遅番は週に1~2回程度入り、月1回程度の土曜出勤があります。土曜出勤の場合は平日に振替休日をとることができます。

 

また、毎月、先生同士でシフトを調整し、年次有給休暇や、夏は夏季休暇も取得でき、休みが取りやすい環境です。残業はほとんどありませんが、職員の配置状況により、時間外保育に入ることもあります。子どもと関わる時間が中心ですが、行事・保育の準備、書類作成などの時間や休憩時間も保証されています。

 

―最後に、将来の目標があれば教えてください。

 

0歳児から5歳児まで全てのクラスを担当し、経験を積みながら自分の思いと子どもの成長を踏まえた保育をしたいです。研修等に参加したり、経験豊富な先生方の保育の仕方を参考にするなど、自分から積極的に保育について学ぶことでもっと仕事が楽しくなると感じています。

 

これからも常に学ぶ姿勢を忘れずに、おばあちゃんになっても、子どもたちの成長の力になれるよう、私自身も子どもたちと一緒に成長していきたいです。

 

―本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2024年12月取材)

職員インタビュー

この記事の官公庁・自治体

印西市役所

「ともに挑み、ともに創る」これが、新たな印西市をともに創る仲間に向けたメッセージです。 令和6年7月に県内最年少市長として就任した藤代市長のもと、新たな市役所、そして、新たな印西市を「ともに挑みながら、ともに創っていく」そんな仲間を私たちは求めています。 令和7年度(令和8年4月1日採用)採用試験から新設した「先行実施枠」や「テストセンターでの試験実施」なども私たちにとっては「新たな挑戦」の一つです。 人口増加率で全国の市で3位となった印西市は、子育てがしやすい、住みやすいまちとして評価をいただいています。 私たちは、「今ある良さはそのままに、さらに魅力的なまちづくり」に本気で取り組んでいます。 印西市がさらに魅力的なまちになるためには、職員一人ひとりが自ら考え、挑戦をし続ける必要があります。 そんな想いに共感し、印西市に可能性を感じる皆さん。 私たちとともに新たなまちづくりに挑み続け、50年先の印西市の未来を「とも」に創りましょう。

官公庁・自治体をフォローして、 「新着求人の通知」 を受け取りましょう!

この記事が気に入ったらお気に入り登録しましょう!

ヘルプ

お問い合わせ

ご利用者様向け利用規約

プライバシーポリシー

運営会社

© PUBLIC CONNECT Inc. All rights reserved.