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印西市役所

「ともに挑み、ともに創る」これが、新たな印西市をともに創る仲間に向けたメッセージです。 令和6年7月に県内最年少市長として就任した藤代市長のもと、新たな市役所、そして、新たな印西市を「ともに挑みながら、ともに創っていく」そんな仲間を私たちは求めています。 令和7年度(令和8年4月1日採用)採用試験から新設した「先行実施枠」や「テストセンターでの試験実施」なども私たちにとっては「新たな挑戦」の一つです。 人口増加率で全国の市で3位となった印西市は、子育てがしやすい、住みやすいまちとして評価をいただいています。 私たちは、「今ある良さはそのままに、さらに魅力的なまちづくり」に本気で取り組んでいます。 印西市がさらに魅力的なまちになるためには、職員一人ひとりが自ら考え、挑戦をし続ける必要があります。 そんな想いに共感し、印西市に可能性を感じる皆さん。 私たちとともに新たなまちづくりに挑み続け、50年先の印西市の未来を「とも」に創りましょう。

【建築技師】再び公務員へ!建築のプロが印西市で見つけた「未来を創る」やりがいと温かな職場環境

印西市役所

2025/06/02

印西市役所 資産経営課で建築技師として働く職員のインタビュー記事です。民間企業や他の自治体での勤務経験を持つ職員が、なぜ印西市を選び、どのような想いで日々の業務に取り組んでいるのか。その魅力とやりがいに迫ります。

 

ーまず、ご経歴を教えていただけますか?

 

令和6年度採用で入庁し、2年目になります。建築系の専門学校を卒業後、まず民間企業の建築職で2年、その後、地元である東北の役場に建築技師として採用され、6年間勤務しました。そこから一度東京の民間企業に移り、結婚を機にパートナーの職場がある千葉県へ移住しました。千葉に来てからは1年ほどパートとして働いたり、主婦業に専念したりする期間があり、その後、印西市役所に採用していただいたという流れです。

 

ー印西市へ決められた理由はあったのですか?

 

東京で働き続けるのは通勤距離などの面で難しいと考え、働く先としては千葉県内を考えていました。そのとき、夫に千葉のまちをいくつか案内してもらったんです。その道中で印西市を見て、直感的に「すごく感じのいいまちだな」と思いました。

 

そうふけふれあいの里大規模改修工事

 

ー「感じのいいまち」というのは、具体的にどのような点に惹かれたのですか?

 具体的に言いますと、まずインフラが非常に整備されている点です。道路や住宅といったハード面がとても整っていると感じました。特に千葉ニュータウン駅の付近などは、まち自体が比較的新しく、綺麗で、かつ計画的に整備されている印象を受けました。


そのうえで実際にまちについて調べてみると、過去に人口流入数が全国1位になったこともあり、積極的に企業誘致なども行っていることを知りました。過去に蒔いた種が今まさに実を結んでいるような、将来性を感じ活気がある点にも非常に魅力を感じました。

そうふけふれあいの里大規模改修工事

 

ー一度公務員を離れてからの再挑戦ということで、試験勉強は大変だったのではないでしょうか?

 

改めて勉強はし直しました。公務員試験からは8年近く離れていましたので、もうほとんどゼロからのスタートという感じでした。約半年間は試験勉強に充てていたと思います。

 

 

 

ー筆記試験だけでなく、面接対策もされたのですか?

 

面接対策も行いました。なぜ再び公務員を目指すのか、自分のキャリアの中で、印西市で何をしたいのかといった自己分析を深め、自分の言葉で明確に伝えられるように準備しました。


実際の面接では、面接官の方々がとても和やかな雰囲気で話を進めてくださったので、リラックスして、自分が伝えたいことをしっかりと伝えられたと感じています。

資産経営課 実績事業:(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業(コスモスパレット パレットⅡ 1階ホワイエ)

ーそして見事合格され、現在2年目ということですね。現在の所属部署と、具体的なお仕事内容を教えてください。

 

私の所属は、資産経営課の施設管理支援係です。主な業務は、市が発注する全庁的な建築関係の工事案件について、設計中工事を監督し、各担当課に技術的な支援をすることです。具体的には、工事の設計内容が市側の要望を満たしているか、工事が工程どおり順調に進んでいるかなどを確認する監督員をしています。工事期間中は定例会議へ出席し、実際に現場を確認しながら仕様や進捗の打ち合わせを行っています。


市が民間の事業者に発注して実施する公共建築工事が中心で、建築工事が多いですが、部分的な設備の改修などを見ることもあります。

 

ー印西市の公共施設には、何か特徴があるのでしょうか?

 

印西市が保有している施設の特徴としては、まず複合施設が多いという点が挙げられます。一つの建物に、例えば地域包括支援センターや子育て支援のスペース、高齢者のための機能など、複数の役割を持たせている施設が多いです。


また、まちの発展と共に多くの建物が同時期に建設されたため、老朽化が進み、改修時期が重なっているという課題もあります。


公民館やコミュニティセンターのような公共施設も、複合的な用途が絡み合っているため、それぞれの役割に応じた仕様や利用者の使い勝手を十分に考慮しながら改修計画を進めていく必要があります。

資産経営課 実績事業:(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業(コスモスパレット パレットⅡ 1階階段)

 

ー新しい環境で苦労された点もあったのではないでしょうか?

 

民間企業とも、以前の役場とも業務内容が異なる部分があり、ゼロから勉強し直さなければならないことも多かったです。ほぼ初めて経験する分野の知識を一つひとつ積み上げていく作業は、本当に地道な努力の連続でした。小さな「わかった!」という納得を積み重ねていく日々でしたね。


ただ、印西市役所には建築技師の先輩方が20名近く在籍しており、皆さんとても協力的です。職員同士の仲が非常に良く、気軽に相談しやすい雰囲気があるのは本当に心強いです。

 

ー入庁後のサポート体制について、もう少し詳しく教えていただけますか?

 

1年目には「メンター」として、同じ課の先輩職員が一人付いてくれます。業務に関することはもちろん、それ以外の些細なことでも気軽に相談できる相手がいるというのは、非常に安心感がありました。


ただ、メンターの方だけに頼りきるというわけではありません。周りの先輩方も常に気にかけて声をかけてくださいます。先輩方も様々な経歴をお持ちで、様々な立場や経験を持つ人の気持ちを理解してくださる方が多く、自分の知らない業界の知識や視点に触れることができるのは、非常に貴重な経験だと感じています。

資産経営課 実績事業:(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業(コスモスパレット パレットⅡ  芸術ホール)

 

ー日々のお仕事の中で、どのような時にやりがいを感じますか?

 

やはり、自分が担当した工事が無事に完成し、その施設で市民の方々が何事もなく、安全に、そして快適に日常を過ごしていらっしゃる姿を見た時に、大きなやりがいを感じます。


私たちの仕事は、老朽化した施設を修理し、市民の皆さんが安心して使い続けられるようにすることです。その結果として、例えば改修した保育園で、園児たちが何の心配もなく、安全に楽しく遊んでいる景色を目にすると、頑張って良かったなと心から思えます。


実は、私がそもそも公務員を目指したきっかけの一つに、東日本大震災での経験があります。災害が発生した時、人々はまず公共施設を頼りにして避難します。その公共施設が「安全である」ということが、前提として

あります。

 

その信頼を守り続けるために、私たち技術職員は努力し続けなければなりません。市民の皆さんからの信頼を背負い、その期待に応えられていると感じる瞬間は、何物にも代えがたいやりがいです。

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

繁忙期には残業することもあります。特に、工事の発注が集中する春から夏にかけての時期や、次年度の予算要求などを準備する秋頃は忙しくなりがちですが、それ以外の時期は比較的定時に帰れていますし、夜遅くまで残業するということは基本的にありません。


福利厚生面では、有給休暇はもちろん、病気休暇や産休・育休といった制度がきちんと整備されています。先輩方を見ていると、実際にこれらの休暇を取得しやすい雰囲気があると感じます。

 

周りの先輩職員の中には育休を活用されている方が増えてきていますし、時短勤務で活躍されている方もいらっしゃいます。

 

また、人事評価制度についても触れておきたいのですが、非常に公平だと感じています。評価のマニュアルが整備されているため、透明性の高い制度だと個人的には感じています。

資産経営課 実績事業:(仮称)千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備事業(コスモスパレット パレットⅡ  外観)

 

ー職場の雰囲気についてももう少しお伺いできますか?地元ではない場所で、しかも技術職というと男性が多いイメージもありますが、新しい環境に馴染む上で何か苦労はありましたか?

 

印西市には女性の建築技師が他に2名在籍しており、入庁当初から気さくに声をかけてもらっていたので、特に不安は感じませんでした。

 

新しい職員に対して、職場全体がとても温かく、スムーズに馴染めるように気を配ってくれているのを感じます。私が所属している部署が特別というよりは、おそらく市役所全体の雰囲気がそういった「人を大切にする」文化なのだと思います。
 

もちろん、新人なので周りの方々に気を使っていただく場面はありますが、それ以上に、場の雰囲気を和ませてくれるような気さくな先輩方が多くいらっしゃいます。

 

課の垣根を越えて、他の課の技術職の方とも雑談を交えながら情報交換をしたり、相談し合ったりする機会も自然と生まれます。この温かい雰囲気には本当に助けられています。

 

ー実際に1年間印西市で働いてみて、まちに対する印象に変化はありましたか?

 

最初に抱いた「良さそうなまちだな」という印象は、今も全く変わっていません。むしろ、市民の方々が、自分たちの住むまちに対して非常に関心を持ち、積極的にまちづくりに参加しようという意識が高いように感じます。

 

ー最後に、今後の目標や展望について教えてください。

 

まずは直近の目標として、現在担当している仕事を一人前にこなせるようになることです。将来的には、これからますます進んでいくであろう少子高齢化といった社会の変化を見据えたまちづくりに貢献できるような職員になりたいと考えています。
 

そのためには、もっと広い視野で、まちづくり全体や都市計画といった分野についても積極的に学び、知識を深めていく必要があると思っています。今は個別の工事や一つの建物に集中して業務に取り組んでいますが、将来的にはよりマクロな視点を持った職員になれるよう、日々努力を続けていきたいです。

 

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年4月取材)

 

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「ともに挑み、ともに創る」これが、新たな印西市をともに創る仲間に向けたメッセージです。 令和6年7月に県内最年少市長として就任した藤代市長のもと、新たな市役所、そして、新たな印西市を「ともに挑みながら、ともに創っていく」そんな仲間を私たちは求めています。 令和7年度(令和8年4月1日採用)採用試験から新設した「先行実施枠」や「テストセンターでの試験実施」なども私たちにとっては「新たな挑戦」の一つです。 人口増加率で全国の市で3位となった印西市は、子育てがしやすい、住みやすいまちとして評価をいただいています。 私たちは、「今ある良さはそのままに、さらに魅力的なまちづくり」に本気で取り組んでいます。 印西市がさらに魅力的なまちになるためには、職員一人ひとりが自ら考え、挑戦をし続ける必要があります。 そんな想いに共感し、印西市に可能性を感じる皆さん。 私たちとともに新たなまちづくりに挑み続け、50年先の印西市の未来を「とも」に創りましょう。

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