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印西市役所

「ともに挑み、ともに創る」これが、新たな印西市をともに創る仲間に向けたメッセージです。 令和6年7月に県内最年少市長として就任した藤代市長のもと、新たな市役所、そして、新たな印西市を「ともに挑みながら、ともに創っていく」そんな仲間を私たちは求めています。 令和7年度(令和8年4月1日採用)採用試験から新設した「先行実施枠」や「テストセンターでの試験実施」なども私たちにとっては「新たな挑戦」の一つです。 人口増加率で全国の市で3位となった印西市は、子育てがしやすい、住みやすいまちとして評価をいただいています。 私たちは、「今ある良さはそのままに、さらに魅力的なまちづくり」に本気で取り組んでいます。 印西市がさらに魅力的なまちになるためには、職員一人ひとりが自ら考え、挑戦をし続ける必要があります。 そんな想いに共感し、印西市に可能性を感じる皆さん。 私たちとともに新たなまちづくりに挑み続け、50年先の印西市の未来を「とも」に創りましょう。

【デジタル】SE歴10年から印西市役所の「デジタル職」へ。転職し感じた本当に大切な働き方

印西市役所

2025/11/27

印西市役所で働くデジタル職の職員へのインタビュー記事です。

民間IT企業で10年間システムエンジニアとして活躍後、結婚・出産を機に地元である印西市役所へ転職。

デジタル職一期生として奮闘する職員に、転職の経緯や仕事のやりがい、民間との違い、そして劇的に改善されたというワークライフバランスについて詳しく伺いました。

キャリアとプライベートの両立を目指す方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

 

転職理由:片道2時間の通勤をやめて家族との時間をつくる

 

ーこれまでのご経歴について教えていただけますか。

 

情報系の大学を卒業後、都内のIT企業でシステムエンジニアとして10年間勤務しました。

主にシステムの運用設計に携わり、設計から保守まで一通り経験しました。

そして、令和7年4月から印西市役所に入庁しました。

 

―10年目で、全く異なる市役所への転職を決意されたわけですが、どのような理由があったのでしょうか。

 

一番大きなきっかけは、子どもが生まれたことです。3年前に子どもが生まれ、子育ての環境を考えて地元の印西市に家を購入しました。ただ、都内への通勤は続けており、最後の勤務地まではdoor to doorで片道2時間もかかっていました。

家に帰っても子どもはもう寝ている、という毎日が続き、子どもの成長を側で見守りたいという想いが日に日に強くなっていったのが直接的な動機です。そこで、これまでのITスキルを活かしつつ、家の近くで働ける場所を探し始めました。

そんな中、印西市のホームページで偶然「デジタル職」の募集を見つけたんです。これならキャリアを無駄にせず、地元のために働ける。まさに自分が求めていた働き方だと感じ、応募を決意しました。

 
市長の言葉に感じた「本気度」。デジタル職一期生としての挑戦


ーそこから公務員試験の準備を始められたわけですか。

 

募集を見つけたのが5月で、試験が7月。準備期間は2ヶ月しかありませんでしたが、まずは挑戦してみようと。長い通勤時間を勉強に充てることにしました。運良く、重点的に勉強していた分野が多く出題され、無事に突破することができました。

 

ーそこから面接に進まれたわけですが、選考過程で印象に残っていることはありますか。

 

一次面接と最終面接で、雰囲気が大きく異なったのが印象的でした。一次面接は、堅い雰囲気で、正直かなり緊張しましたが、なんとか突破しました。

最終面接は、市長、副市長、教育長など、市役所のトップの方々が勢揃いしている場でしたが、一次とは対照的に比較的穏やかで話しやすい雰囲気でした。

印象に残っているのは、市長からの質問です。市長ご自身がコンサルティングファームのご経験をお持ちということもあり、IT業界に関して非常に深い、専門的な知識がないとできないような質問をされました。市のDXに対する本気さを感じました。

それからもう一つ、市長が「10年間同じ会社で勤め上げた●●さんを、うちが引き抜いてしまって本当に大丈夫かな」と心配してくださったことも心に残っています。これまでのキャリアを尊重し、一人の人間として向き合ってくれようとしているその姿勢に、とても誠実な印象を受けました。

 

ー自分が「デジタル職」の第一期生になると知ったのもその頃ですか。

 

はい、面接前に人事課の方から伺いました。驚きましたが、今は「自分が印西市のデジタル職のスタンダードを創っていくんだ」という面白さや、やりがいを感じています。選考段階で印西市の現状を人事課の方が、率直に伝えてくれたので、納得して入庁を決めることができました。

 

庁内の「IT駆け込み寺」へ。顔が見える仕事で得られた新たなやりがい

 

ー実際に入庁されて、現在はどのような業務を担当されているのでしょうか。

 

現在は、DX推進課の中の「システム管理係」に所属しています。私が入庁したタイミングで係が新設され、まさに組織が新しく動き出すところでした。主な業務は、庁内の情報システム全般を管理する、いわゆる「情シス」的な仕事です。

職員からのPCやシステムに関する問い合わせ、ネットワークのトラブルシューティングなど、ITに関するあらゆる困りごとを一手に引き受けています。

まずは庁舎全体のシステム構成やネットワーク構成、PCの運用ルールなどを把握するところから始まりました。庁舎のどこに何課があるのか、というフロアのレイアウトを覚えるところからのスタートでしたね。

入庁して4ヶ月が経ち、ようやく全体の概要が見えてきたところです。今は、日々寄せられる職員からの問い合わせに対応することが業務の中心になっています。

 

ー仕事の面白さややりがいを感じるのはどんな時ですか。

 

前職では、エンドユーザーと直接やり取りする機会はほとんどありませんでした。しかし今は、職員一人ひとりと直接対話する中で、「この人にはどういう説明をすれば伝わるか」を考え、工夫することに面白さを感じています。

相手のITリテラシーは様々なので、そこに合わせてコミュニケーションを取るスキルは新しい発見でした。そして何より、トラブルを解決した時に直接「ありがとう、助かったよ」と感謝の言葉をいただけるのが、素直に嬉しいですし、大きなやりがいになっています。

 

ー民間企業と市役所とで、仕事の進め方や文化に大きな違いは感じますか。

 

これは意外に思われるかもしれませんが、思ったほど大きな違いはないというのが正直な感想です。もちろん、契約事務や会計処理など、市役所独自のルールはありますが、ことIT業務に関しては、民間企業と大きく変わる部分はないと感じています。

どの組織に行っても、その組織独自のシステム構成やルールがあるのは同じです。使っているソフトウェアなども一般的な製品が多いので、これまでの経験がダイレクトに活かせる場面は多いですね。

 

ー職場の雰囲気はいかがでしょうか。民間から一人で飛び込んで、馴染めるか不安に思う方もいるかと思います。

 

その点も心配ありませんでした。特に令和6年度の新規採用職員は35人中30人が中途採用者で、私のように民間から来た同期が非常に多いんです。年齢が近い仲間が多いと、やはり話も通じやすいですし、心強いですね。

私が所属している課も、非常に質問がしやすい雰囲気で、分からないことはすぐに聞ける環境です。肩身が狭いと感じたことは一度もありません。もちろん、正規の職員は全部で750人ほどいますから、色々な方がいますが、全体的には気さくで話しやすい方が多いという印象です。

 

ーそれは安心ですね。転職の大きな理由であったワークライフバランスについては、実際に変化はありましたか。

 

劇的に変わりました。通勤時間は、車で10分になりました。残業は部署にもよりますが、私は平均すると1日に1〜2時間程度でしょうか。ただ、夜遅くまで残るようなことはまずありません。年度末など繁忙期はありますが、それでも前職に比べれば格段に早く帰れています。

年次休暇も非常に取りやすいですし、先日も子どもが熱を出した際に、気兼ねなくお休みをいただくことができました。印西市には、年次休暇とは別に取得できる「子の看護等休暇」という制度もあり、子育て世代にとっては本当に働きやすい環境が整っていると感じます。

 

ー最後に、給与や待遇面で、中途採用者にとっての魅力があれば教えてください。

 

そこは非常に重要なポイントだと思います。印西市では現在、中途採用職員の処遇改善が進められています。令和8年度以降に入庁される方は、前職でのキャリアの経験年数を踏まえた給与が決定されることになるので、これまでの経験が正当に評価される形になります。キャリアを活かして転職したいけれど、待遇面で不安を感じているという方にとっては、大きな魅力になるのではないでしょうか。

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ー本日はありがとうございました。

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年8月取材)
 

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「ともに挑み、ともに創る」これが、新たな印西市をともに創る仲間に向けたメッセージです。 令和6年7月に県内最年少市長として就任した藤代市長のもと、新たな市役所、そして、新たな印西市を「ともに挑みながら、ともに創っていく」そんな仲間を私たちは求めています。 令和7年度(令和8年4月1日採用)採用試験から新設した「先行実施枠」や「テストセンターでの試験実施」なども私たちにとっては「新たな挑戦」の一つです。 人口増加率で全国の市で3位となった印西市は、子育てがしやすい、住みやすいまちとして評価をいただいています。 私たちは、「今ある良さはそのままに、さらに魅力的なまちづくり」に本気で取り組んでいます。 印西市がさらに魅力的なまちになるためには、職員一人ひとりが自ら考え、挑戦をし続ける必要があります。 そんな想いに共感し、印西市に可能性を感じる皆さん。 私たちとともに新たなまちづくりに挑み続け、50年先の印西市の未来を「とも」に創りましょう。

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