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古賀市役所

福岡県古賀市は、福岡市近郊のまちで、JR鹿児島本線、国道3号線、九州自動車道古賀ICなど、交通アクセスに恵まれています。 市内には工業団地が発展し、いちごのあまおうなどの農業生産も盛んです。食料品の製造出荷額は県内2位を誇る「ものづくり」と「食」のまちです。

決め手は「人の温かさ」。新卒2年目職員が語る、古賀市役所での充実した1年と成長の軌跡

古賀市役所

2025/08/12

福岡県古賀市役所の市税課で働く佐藤さんのインタビュー記事です。大学時代から公務員を志望し、新卒で入庁。選考で感じた職員の温かさが決め手となり、古賀市を選びました。

 

入庁後のリアルな働き方、仕事のやりがい、そして「入って本当に良かった」と心から語る職場の雰囲気について詳しく伺いました。公務員をめざす方にとって、働くイメージを具体的に描ける内容となっています。

 
ー佐藤さんのご経歴と公務員を目指されたきっかけについて教えてください。

 

佐藤:福岡市の出身で、大学は法学部に進学しました。大学に入る前から、将来は公務員になりたいという気持ちが漠然とありました。

 

就職活動の時期には、視野を広げるために民間企業の説明会にも参加してみたのですが、正直なところ、あまりピンとくるものがなくて…。やはり自分は、多様な仕事を通じて広く社会に貢献できる公務員になりたいんだと再確認し、本格的に公務員試験の勉強を始めました。

 

ー様々な仕事ができる点に魅力を感じられたのですね。

 

佐藤:はい。公務員は部署異動によって全く異なる分野の業務に携わることができます。一つの組織にいながら、多様な経験を積めることに魅力を感じていました。

 

PC作業をされる佐藤さん

ー公務員をめざす中で、なぜ古賀市を選ばれたのでしょうか。

 

佐藤:私の出身は福岡市の中でも古賀市に近かったため、古賀市は馴染みが深く、自然が豊かで、のんびりとした街の雰囲気がもともと好きでした。

 

国家公務員や県なども含めて色々な官公庁を受験しましたが、最終的に古賀市役所へ決めた一番の決め手は、選考過程で感じた「人の温かさ」と「職場の雰囲気の良さ」です。

 

選考を受けていく中で、古賀市の職員の方々の雰囲気が自分に合っていると強く感じました。

 

ー選考中の職員の対応で、印象的だったことはありますか?

 

佐藤:面接の待機中や会場を移動する際に、案内してくださった職員の方がとても気さくに話しかけてくださったんです。公務員の面接というと、堅くて厳かなイメージがあったのですが、古賀市は全く違いました。

 

緊張はしましたが、リラックスして臨むことができ、面接官の方々も私の話を真剣に、そして温かく聞いてくださっているのが伝わってきました。

 

ーでは、入庁してからのお仕事について教えてください。

 

佐藤:市税課の市民税係に所属しています。主な業務は、市民税(住民税)や軽自動車税、法人市民税などの税額を計算し、課税する事務です。窓口での市民の方への対応と、内部での事務作業が大体半々くらいの割合です。

 

ー1年目から税務という専門的な部署に配属されて、不安はありませんでしたか?

 

佐藤:最初は右も左も分からず、不安だらけでした。ですが、古賀市には「サポーター制度」というものがあって、新入職員一人ひとりに専属の先輩がついてくれるんです。そのサポーターの先輩が精神的な支えになってくれました。

 先輩と話をされている佐藤さん

ーサポーター制度とは、具体的にどのような制度なのでしょうか。

 

佐藤:同じ課の先輩が、1年間マンツーマンでサポートしてくれる制度です。具体的な仕事の進め方については、係にいる先輩方全員が、それぞれの担当業務について教えてくれます。

 

サポーターの先輩は、どちらかというと仕事全体の進め方や、メンタル面でのサポート役という立ち位置です。例えば、業務量が増えてきて大変だと感じた時に相談に乗ってもらうなどです。

 

業務の具体的なノウハウというよりは、漠然とした不安や悩みを聞いてもらえる、いわば「お守り」のような存在でした。最初に顔合わせの時間もあって話しやすい関係性を築けていたので、どんな些細なことでもすぐに相談できて、本当に心強かったです。

 

ー業務については、係の皆さんで教えてくれるのですね。

 

佐藤:市民税係は人のチームなのですが、それぞれに主担当の税目はあるものの、誰か一人がいないと業務が止まることがないように、全員がある程度の業務を把握して対応できる体制になっています。

 

ですから、私も自分の担当だけでなく、他の税金についても先輩方から丁寧に教えていただきました。最初の頃は窓口対応も全く分からなかったのですが、先輩が隣について一緒に説明してくださったり、私が対応している様子をそばで見守ってくれたりしたので、安心して業務に取り組めました。

 

電話をする佐藤さん

ーチーム全体で新人を育てようという文化があるのですね。一人で業務をこなせるようになったと感じたのはいつ頃でしたか?

 

佐藤:住民税に関しては、2月から3月にかけての確定申告の時期を経験した時ですね。私たち職員も、市民の方の申告受付を行うのですが、この繁忙期を乗り越えたことで、税に関する知識が一気に深まりました。やはり、1年間のサイクルを経験することが大きいですね。

 

ー1年間働いてみて、率直な感想はいかがですか?

 

佐藤:社会人になると、仕事が大変で毎日くたくたになるんだろうな、というネガティブなイメージを少し持っていたのですが、良い意味で完全に裏切られました。もちろん仕事は大変な時もありますが、周りの方々が本当に優しくて、分からないことがあっても丁寧に教えてくれるので、日々自分の成長を実感できました。とても楽しい1年間でした。

 

ー「楽しい」と思えるのは素晴らしいですね。特にどんな時に楽しさや、やりがいを感じますか?

 

佐藤:一番嬉しいのは、窓口で対応した市民の方から「あなたの説明で、よく分かったわ。ありがとう」と、納得して笑顔で帰っていただけた時です。税金の話は複雑で分かりにくいことも多いので、どうすれば伝わるかを考えながら説明しています。

 

その思いが伝わった瞬間に、この仕事のやりがいを強く感じます。また、窓口では本当に色々な方とお話しする機会があるので、市民の方々の暮らしや考えに直接触れられることも、私にとっては大きな喜びであり、楽しみの一つです。

 

ー職場の雰囲気についてはいかがですか?

 

佐藤:すごく良い雰囲気です。市税課は繁忙期になると非常に忙しくなりますが、誰か一人が大変な思いをするのではなく、「みんなでこの時期を乗り切ろう!」という一体感があります。困っている人がいれば、誰かが自然に手を差し伸べる。そういう助け合いの文化が根付いているので、一人で仕事を抱え込んで辛くなる、というようなことはありませんでした。

 

業務以外の時間には雑談で盛り上がることも多く、本当に人間関係に恵まれていると感じています。

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

佐藤:繁忙期は確かに忙しいですが、それを乗り越えれば、ほとんど毎日定時で帰ることができます。自分の時間も多く取れるので、仕事終わりにショッピングに出かけたりもできます。また、私は職場の職員互助会が主催するバスケットボールの活動に参加しているのですが、これがとても良いリフレッシュになっています。

 職場の皆さんと食事をする佐藤さん

ー最後に、これから公務員をめざす方、特に古賀市を考えている方へメッセージをお願いします。

 

佐藤:私自身、就職活動では「長く働き続けられるか」という点を重視していました。特に女性の場合、出産などのライフイベントでキャリアが中断してしまうこともあると思います。その点、公務員、特に古賀市役所は、子育てをしながら生き生きと働いている先輩方がたくさんいらっしゃいます。そうした姿を間近で見ていると、将来のライフプランを考えながら安心して長く働き続けられる場所だと実感できます。


そして何より、古賀市役所は職員の「人柄の良さ」が最大の魅力だと思います。もし、この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度、選考にチャレンジしてみてほしいです。きっと、私が入庁前に感じた温かい雰囲気を、皆さんにも感じていただけると思います。

 

ー本日はありがとうございました。

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年6月取材)

 

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福岡県古賀市は、福岡市近郊のまちで、JR鹿児島本線、国道3号線、九州自動車道古賀ICなど、交通アクセスに恵まれています。 市内には工業団地が発展し、いちごのあまおうなどの農業生産も盛んです。食料品の製造出荷額は県内2位を誇る「ものづくり」と「食」のまちです。

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