市長からのメッセージ

前例踏襲主義。役所を語る文脈でよく使われてきた言葉です。しかし、時代は変わりました。これからは未来志向で過去を問い直し、昨日までの立ち位置を根本的に見直すことが求められる時代です。
奈良市では既存の仕組みに従うのではなく、職員一人ひとりが知恵を出し合い、自立した立場で市民と向き合う姿を目指す改革を進めています。
改革では、トップの旗ふりが重要なのはもちろんですが、組織の原動力である職員が改革の志を共有することも重要です。改革の志を持つ若者を奈良市は熱烈に歓迎します。ぜひ奈良市の門を叩いてみてください。
奈良市の主な仕事
一般事務職

市長事務部局、行政委員会事務局、議会事務局または企業局(上下水道関係)において、窓口業務、外勤業務、相談指導など直接市民と接する業務のほか、経理、庶務など内部的な業務その他の行政事務全般に従事します。
土木・建築系

市長事務部局または企業局(上下水道関係)において、道路、河川、上下水道等の公共事業に係る企画、設計、工事管理・監督等の土木に関する専門業務に従事します。
また、公共建築物の設計、工事管理・監督等および建築基準法にもとづく確認、検査、許可等の建築に関する専門業務に従事します。
電気・機械系

市長事務部局または企業局(上下水道関係)において、公共建築物の設計、工事監督、維持管理、機械操作等の電気に関する専門業務に従事します。
また、プラント(大型機械)の設計、工事監督、維持管理、機械操作等の機械に関する専門業務に従事します。
保育教育士

市立保育園、市立幼稚園または認定こども園、児童福祉施設等において、保育や教育などの業務に従事します。
保健師

市長事務部局において、市民の健康管理、健康相談、保健衛生指導等の業務に従事します。
消防職

消防署等において、消火、救急、火災の予防、防災等の業務に従事します。
職員インタビュー
奈良市の仕事について、職員にインタビューをしました。
※所属等は、インタビュー時のものです。
広報戦略課、一般事務職/平成20年入庁
市の広報紙「しみんだより」、ホームページやFacebookなど、情報発信を担当しています。
研修制度で、国土交通省観光庁で2年間の派遣勤務を行い、企画や観光統計、国際会議など、貴重な体験ができました。
非常に魅力的な奈良市を一緒に盛り上げていきましょう。
西大寺駅周辺整備事務所、一般技術職(土木職)/平成23年入庁
奈良・京都・大阪をつなぐ近鉄大和西大寺駅の周辺整備を担当しています。
自分たちで立案し設計したものが完成した時は、非常にやりがいを感じます。
華やかな現場ばかりではないですが、市民生活に直結する仕事ばかりです。
歴史があり、古い町並みが残る魅力ある奈良で、未来に残るものづくりを一緒にしていきましょう。
健康増進課、保健師/平成29年入庁(同期2名)
赤ちゃん訪問や幼児健診などの母子保健分野を担当しています。
保健所業務と中核市業務があり、業務は多岐にわたりますが、先輩の指導のもと様々な経験をしてスキルアップできるところが魅力です。
20日ならウォークや健康講座を実施し、大人の健康づくりを担当しています。
特定保健指導の受診率向上などの業務展開を意識していきたいです。
先輩や同期がたくさんいて安心して働ける場所です。一緒に働ける日を楽しみにしています。
受験申込みから採用までの流れ
令和5年度奈良市職員採用試験(4月募集)は、以下のスケジュールで実施しました。
4月3日~13日必着 | 申込受付期間 |
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4月中旬~5月中旬 | 第1次試験 動画選考・書類選考・総合能力試験 |
5月下旬~6月上旬 | 第2次試験 個別面接(職種により専門試験・実技試験) |
6月中旬 | 第3次試験 個別面接 |
6月下旬 | 合格発表 |
7月中旬 | 内定者面談 |
10月 | 内定者懇談会 |
1月 | 採用前健康診断 |
令和6年4月1日 | 採用※ |
※採用時期は原則として4月1日ですが、欠員の状況等により、4月1日前に採用されることもあります。
よくある質問
奈良市職員採用に関し、よく寄せられる質問とその回答をQ&A形式でまとめました。
採用試験について
Q:性別・出身地などで不利になることはありますか。
A:採用試験は地方公務員法の平等取扱の原則により実施しており、性別や出身地などによる有利不利は全くありません。
Q:試験に最終合格すれば採用されますか。
A:本人からの辞退や必要とされる資格・免許が取得できない場合、受験申込書などで虚偽の内容の記載がある場合などを除き、原則として採用されます。
採用後について
Q:採用時期や配属先、勤務地について教えてください。
A:採用時期は原則として4月1日ですが、欠員の状況等により、4月1日前に採用にされることもあります。
新規採用職員の配属先は、採用後に発表されます。
配属先は、職員の職種・適性・業務の必要性等を考慮して決められますが、必ずしも希望どおりになるものではありません。本人の能力、適性、実績を活かして幅広い業務に従事することがあります。
勤務地については、中央省庁等へ派遣される場合を除き、奈良市内です。
Q:採用後の人事異動について教えてください。
A:異動について、職員には年に一度、希望する勤務先などについて申告する機会が設けられています。 その上で、本人の人材育成や能力開発、組織の活性化や人材の有効活用等の観点から、職員一人ひとりの経験や能力・適性に着目しながら実施しています。
特に若手職員は、年齢や経験、勤務状況等を考慮しながら、早期に様々な業務を経験し、幅広い視野を持つことができるよう積極的に異動を行っています。
Q:新規採用職員研修について教えてください。
A:採用されると、新規採用職員研修をその日以降に受講することになり、各職場に配属される前に約1週間、職員としての心構えと仕事の基礎を習得します。
消防職では、まず約8ヶ月間、消防学校(全寮制)に入校します。研修内容は、基礎教育から消防の実務教育・実科訓練まで幅広く行われます。
勤務条件について
Q:勤務時間や休日、休暇はどうなっていますか。
A:原則として、勤務時間は8時30分から17時15分まで、休日は土・日曜日、祝日、年末年始となっていますが、職務内容や勤務場所などによって異なる場合があります。業務の内容や繁忙によっては休日出勤、時間外勤務が多くあることもあります。
また、有給休暇は年間20日あり、このほか病気休暇、結婚休暇、出産休暇、ボランティア休暇、夏季休暇などがあります。
Q:結婚・出産後や、家族が病気の時でも仕事は続けられますか。
A:結婚・出産後も仕事を続けられる環境が整っています。
例えば、子どもが3歳になるまで育児に専念できる育児休業、子どもが小学校に入学するまで1日について2時間まで勤務時間を短縮できる部分休業、家族を介護する必要が生じた場合、6ヶ月まで介護に専念できる介護休暇などの制度があります。