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京都市役所

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職員インタビュー(令和7年度)

京都市役所

2025/03/01

 

 

 

一般事務職(行政)①

緊張感と責任感のある選挙事務だからこそ大きなやりがい
右京区選挙管理委員会事務局( 令和6年度採用)


 右京区選挙管理委員会事務局に所属し、ポスター掲示場の設置や投・開票所の準備、市民の方からの問合せ対応など、選挙を正確かつ効率的に遂行するための業務を行っています。そのほか選挙物品の貸出しや啓発活動、選挙に関わる計理事務など、選挙に付随する様々な業務に携わっています。選挙事務はミスが許されないため、緊張感が漂い、プレッシャーを感じることも多いですが、その分無事に選挙を終えたときには大きな達成感が得られます。2024年10月の衆議院議員総選挙では限られた時間の中で事前準備を行う必要があり、同じ部署の職員だけでなく、区役所の各部署が一体となり協力して選挙に取り組んだことが非常に印象に残っています。

 今後も様々な仕事を通じて知識と経験を積み重ね、市民の方はもちろん職場の上司や先輩、そして後輩から頼りにされる人間になりたいです。また、ワーク・ライフ・バランスを大切にし、自分の時間も充実した毎日にしたいです。

 


 

一般事務職(行政)②

市バスの予算編成で達成感とともに心地よい緊張感
交通局自動車部管理課( 令和5年度採用)


 市バスの営業管理及び運行に関わる経費の支出、物品の発注、予算・資産の管理を行っています。業務内容が専門的で、当初は苦労することもありましたが、市バスの運行に関する様々な業務への理解を深めるため、日々勉強しながら仕事に励んでいます。これまでで最も印象に残っている業務は予算編成です。財政担当部署に予算要求をする際には、多岐にわたる事業の内容を理解し、財政状況も踏まえたうえで、必要性を判断しながら予算をまとめていかなければなりません。また、予算の考え方を説明し納得してもらうことの難しさも感じました。予算の査定を受け、予算編成業務が一段落した際は大きな達成感を得るとともに、限られた財源の中でしっかりと業務を遂行しなければならないと、身の引き締まる思いがしました。

 まだまだ未熟ですが、日々の業務を通じて得た知識や経験、上司や先輩に教えていただいたことを吸収し、職員としても人としても成長していきたいです。

 


 

一般事務職(行政)③

京都市で教員として働く魅力の発信にチームで取り組む
教育委員会事務局総務部教職員人事課( 平成31年度採用)


 京都市立学校・幼稚園(255校園)に勤務する教員の採用試験と、全国的な課題である働き方改革の推進に関する業務にチームで取り組んでいます。採用試験では試験準備や運営、広報活動を行い、働き方改革では教員の事務負担軽減を図るための支援員の配置や、保護者の皆さんに学校の勤務実態を知っていただくためのリーフレットの作成など、教職員が働きやすい環境整備を進めています。教員採用試験は受験生の今後の人生を大きく左右する事業です。受験者数が1,000名を超える中、当日のスムーズな運営に向けて短期間で処理しなければならない作業や検討事項が多く、また当日は予想できない突発的な対応が必要なこともあり、無事試験が終わったときには心地よい疲れと達成感が得られるだけでなく、自然とチームの一体感も生まれます。

 今後も業務を通じてはもちろん、日々の生活の中でも京都市の良さをもっと発見し、子どもたちにこのまちを大好きになってもらえるよう、教育という分野から京都市を支えていきたいです。

 


 

一般事務職(福祉)

保護者の目線を大切にし信頼関係を築いて支援につなげる 
右京区役所子どもはぐくみ室( 令和4年度採用)


 現在、子どもはぐくみ室で保育所への入園調整やひとり親家庭の方への支援等を担当しています。保育所業務に関しては、保護者の方からの相談対応だけでなく、園との調整や情報共有を行っています。支援制度は、国が主導する支援制度から京都市独自の制度まで多岐にわたりますが、常に保護者の目線に立ち業務を行う必要があると考えています。また、どのような支援を受けることができるのか、制度の内容を分かりやすく説明することを心がけています。保護者との信頼関係を築くことで、相手のニーズをいち早く把握し、適切な支援につなげることができること、そして、それが、子どもの支援につながることをこれまでの経験を通じて学びました。繁忙期もありますが、その時期を職員全員で乗り越えたときは大きな達成感があります。

 今後も、働き始めたころの初心を忘れることなく、一つひとつの仕事に丁寧に取り組みたいと思います。

 


 

一般技術職(土木)①

仕事に楽しみを見出しながら、安心・安全な市民生活をサポート
建設局道路建設部道路環境整備課( 令和4年度採用)


 京都市では、都市防災機能の向上、景観の保全・再生、安全で快適な歩行空間の確保を目的として無電柱化事業を行っています。無電柱化と言ってもすぐに電柱を無くすことができるわけではなく、地中の水道管やガス管等の移設工事、電線共同溝工事の設計や施工監理、関係機関との調整といった長期にわたる業務工程を踏みながら無電柱化を実現していきます。このように無電柱化は完成までに長期間かかるため、現在担当している電線共同溝工事の効果はすぐには表れませんが、ニュースなどで電柱が倒壊した風景を見ると改めて自分の業務の必要性を感じます。また、以前担当したバリアフリー化工事で道路を整備した際も、「とても歩きやすくなった」と市民の方から感謝の言葉をいただいた際はやりがいを感じました。

 今後も市民の方が安心・安全に暮らせるよう、確かな技術と知識を身に付けることはもちろん、どんな業務にも前向きに取り組む気持ちを大切にしたいです。仕事では大変なこともありますが、それも成長の糧と考え、一つひとつの業務を楽しみたいと思います。

 


 

一般技術職(土木)②

かけがえのない水を届ける仕事に、大きなやりがい
上下水道局水道部水道管路管理センター給水工事課( 令和5年度採用)


 水道水を各地域に配る役割を担う補助配水管を、耐震性の高いものに更新するための工事の設計・積算・監督業務と、各家庭に水道水を供給する給水装置に関する申請資料の確認などを行っています。水道に関する専門的な知識はもちろん、市民の方や関係業者とのコミュニケーションが必要な業務です。これまでの仕事で特に印象に残っているのは、事前調査から竣工までの全工程を初めて一人で担当した案件です。その現場では関係先との事前調整が難しく、ほかの埋設物との兼ね合いで設計が思い通りにいきませんでした。しかし、上司のアドバイスを得ながら課題を一つひとつ解決することで、すべての工事を無事に終えることができたときの達成感は格別でした。後日きれいになった道路を見に行き、地元の方に感謝の言葉をいただいた際は、市民生活を支えるこの職に就いて良かったと実感しました。

 今後も経験を積みながら、市民の方に安心して水道事業を任せていただける職員になりたいと思います。

 


 

一般技術職(土木保全)

民間企業から転職、京都のまちと市民生活を守りたい
建設局西部土木みどり事務所( 令和5年度採用)


 土木保全職として、道路の舗装の沈下や陥没、L型ブロックのガタツキ、公園の遊具破損など、京都市が管理する公共土木施設に損傷があった場合の修繕に日々取り組み、道路パトロールや公園遊具の点検なども行っています。特に災害発生時には倒木や落石の処理といった復旧作業に緊急で取り組むなど、緊張感のある業務に携わっています。前職の民間企業では、マンション等の建築物の施工管理に携わり、施主のための仕事をしていましたが、今は多くの市民の方のために働けることにやりがいを感じています。また、前職では職人の方に作業をお願いしなければなりませんでしたが、今は自らの手で速やかに補修作業に取り掛かることができることも土木保全職ならではの魅力です。職場は上司も先輩も話しやすい雰囲気で、分からないことがあれば気軽に相談できるため安心して働くことができています。

 今後も上司・先輩の知識・技術に近づくことを目標に、一つひとつの仕事に全力で取り組むことで、京都のまちと市民の生活を守っていきたいと思います。

 


 

一般技術職(建築)

京都ならではの町並み保全と安心・安全なまちづくりの両立を目指す
都市計画局まち再生・創造推進室( 令和5年度採用)


 京都市では、京町家や路地といった京都らしい風情ある町並みを未来に引き継ぎながら、木造密集市街地の防災安全性の向上に取り組んでいます。その中で私は、地域の方や専門家と協働し、まちあるきやワークショップを通じて災害が起こる前から災害に強いまちをつくる「防災まちづくり」を担当しています。業務の中で地域の方と直接お話する機会が多く、その生の声をいかしたまちづくりに携われる点が、この仕事の大きな魅力です。また、地域の方はもとより専門家や民間企業と連携し、多様な視点を取り入れながら地域の未来を創造していく過程は非常にやりがいがあります。さらに、京都市は政令指定都市であるため、都市計画の大枠を決める構想段階からまちづくりの現場まで、幅広い業務を経験でき、自身の成長にもつながります。

 これからも歴史都市・京都の町並みを継承しつつ、市民の方が安心・安全に住み続けられるまちをつくるため、建築職の専門性をいかして業務に励んでいきたいです。

 


 

一般技術職(電気)

縁の下の力持ち、大切な下水道を全力で支える
上下水道局下水道部鳥羽水環境保全センター水処理第1課( 平成31年度採用)


 鳥羽水環境保全センターでは、家庭から排出される生活用水をはじめとした、様々な下水をきれいにしており、私はその処理過程で必要となる電気設備の維持管理を担当しています。具体的には、電気設備の整備委託や工事の設計積算業務に加え、設備の改良作業などを行っています。下水道は目立ちませんが、衛生的な生活を送るうえで欠かせないものであり、市民生活を支える今の仕事に責任とやりがいを感じます。また、この仕事では万一の故障発生時に外部へ発注するだけではなく、自分たちで原因究明や修理作業を行う必要があります。そのため、設備構造についての正確な理解や電気に関する知識が要求されますが、それによって技術力が日々磨き上げられるのがこの仕事の魅力だと思います。

 今後はこれまで積み重ねてきた経験をいかし、大規模な電気設備の更新業務に携わり、機械職や土木職など様々な職種の職員と協力しながら、ワンチームで京都市の下水道事業を支えていきたいです。

 


 

一般技術職(機械)

市民の足「地下鉄」の安全な運行を守る
交通局高速鉄道部車両工場( 平成31年度採用)


 地下鉄車庫と本線の間で車両を出入庫させるため、乗務員と無線で交信し指示を出しています。万一車両に異常が見つかった場合には、予備の車両を出庫させ事故やダイヤの乱れを未然に防ぎます。車両故障の際には、車両や図面を確認して原因を分析し、車両を直接触って改善策を検討します。前職では、社内の設備に関する内部的な仕事でしたが、京都市では、地下鉄という市民生活に欠かすことのできない公共
交通に携わっており、自分の仕事が安全・安心な地下鉄の運行に直結するため責任を感じると同時にやりがいも感じています。また、令和3年度から導入している地下鉄烏丸線の新型車両の運行開始にあたっては、試運転や各種検討を重ね、無事に運行を開始したときは大きな達成感を得ました。

 今後はさらに専門性を深め、様々な部署を経験することで広い視野を持った技術者になりたいと思っています。そして、皆さんと力を合わせて京都市を支えていきたいです。ぜひ一緒に頑張りましょう。

 


 

一般技術職(環境)

環境保全のために大きなやりがいと使命感を持って挑む
環境政策局北部環境共生センター( 令和5年度採用)


 北部環境共生センターの業務は公害関係と事業系ごみ関係に分かれており、環境職の私は公害関係を担当しています。主な業務は、公害関係の苦情対応、法令に基づく届出の受付、公害が発生している現場への立入調査などです。公害に関する苦情には粘り強く対応し、その結果、市民の方や事業者に理解、納得していただいたときには非常にやりがいを感じます。また、令和5年度に府市協調で発足した「きょうと生物多様性センター」の業務にも携わり、一般の方が気軽に京都の生物多様性について学んだり、保全団体の方等が保全活動の相談がしやすいように、交流オフィスでの展示やイベント開催、地域生きもの探偵団の活動など
も行っています。特に「クイズラリー」のイベントで、企画から実施までの業務に携わったことが印象に残っています。この経験を通じて、イベント企画の一連の流れを学び、重要なスキルを身に付けることができました。

 今後はより一層視野を広げるために、京都市の資格取得支援制度を活用して資格を取得するなど、自己研鑽に励み、スキルアップを目指していきます。

 


 

一般技術職(化学)

化学職という立場から、世界都市 京都の発展に寄与したい
上下水道局技術監理室水質管理センター水質第2課( 令和4年度採用)


 全国トップクラスの処理能力を有する下水処理場である、鳥羽水環境保全センターで水質管理を担当しています。具体的には、センターに流入する下水を川に放流するまでの各処理工程で採取し、水質試験を行い、その結果をもとに処理施設の運転変更の提案などを行っています。このほかにも効率的な下水処理に向けた調査研究や子どもたちを対象とした環境学習のイベントを担当しています。この仕事の一
番のやりがいは、下水処理が悪化した際には試行錯誤を繰り返して原因究明にあたり、実際に施設の運転方法の改善にまで携わることができる点です。また、京都市の下水道事業は他都市と比較して事業規模が大きく、様々な経験ができる点にも魅力を感じています。

 これからも多様な業務を通じて経験を積み、確かな知識だけでなく一社会人としての高い人間性を兼ね備え、化学職という立場から、世界有数の知名度を誇る京都市がさらに発展するよう支えていきたいです。

 


 

一般技術職(農林(農業))

現場で経験を積み、持続可能な農林業の実現を支援
産業観光局農林振興室林業振興課( 令和2年度採用)


 京北・左京山間部農林業振興センターでの業務を経て、現在は林業の担い手を支援する補助金事務や委託業務を主に担当しています。そのほか、林業の生産性や生産量を向上させる高性能林業機械の導入に関する補助金事務なども行っています。補助金申請のサポートや申請のあった案件の審査、交付手続を行うだけでなく、補助金を交付した後のフォローアップとして事業者の方とお会いして意見交換を行うことも
あり、日々学びのある業務だと感じています。また、以前の職場で地域の新たな取組の支援に携わった際、地域の方から「これで高齢者も安心して過ごせるようになる」と感謝の声をいただいたことがありました。それは自分の仕事が地域の暮らしを守るものであると実感した瞬間で、特に印象に残っています。 農林業を取り巻く社会や自然環境が変わっていく中で、現場において必要な知識や経験をより多く身に付け、 農林業
がこれからも維持・発展し続けるような支援を積極的に行える職員でありたいです。

 


 

免許・資格職等(保健師)

様々な職種の方との協働が大きな学びと成長に
西京区役所洛西支所保健福祉センター健康福祉部健康長寿推進課( 令和5年度採用)


 保健師として、高齢者の方やその御家族からの相談・支援などのケースワークをはじめとした高齢福祉業務、地域の特色をいかした事業やがん検診の勧奨といった健康づくり業務、感染症業務を主に担当しています。現在の部署では、地域の方をはじめ、社会福祉士、管理栄養士、歯科衛生士、医師、ケアマネジャーなど様々な職種の方と日々関わりを持ちながら仕事をするため、学ぶことも多く、視野も広がり、自身の成
長にもつながります。研修では、高齢福祉、感染症分野の研修のほか、災害時保健活動に関する研修も受講しました。職場はとてもアットホームで、仕事で悩むことがあっても、すぐに上司や先輩に相談できるため心強いです。

 今後の目標はさらに経験を積むことで、地域の方に寄り添い、地域の方をはじめ、上司や先輩、一緒に働く人からも頼られる保健師を目指していきたいです。

 


 

免許・資格職(保育士)

正解がない保育はその分チャレンジしがいがある仕事
子ども若者はぐくみ局鶴山保育所( 令和6年度採用)


 保育所の2歳児クラスを担当し、子どもたちの興味・関心に応じた活動を進めながら、子どもたちの成長を見守っています。また、保護者の方への相談対応といった家庭支援や、地域の方への子育て支援も行っています。保育の仕事の魅力は、人と関わる仕事なので毎日のように面白い出来事が起こることや、自分が頑張った分、子どもたちの反応が返ってくることだと思います。試行錯誤の結果、新しい遊びが展開されたり、友だち同士の関わりが広がってきたりと、子どもたちの成長を日々感じる瞬間にやりがいを感じます。保育士の仕事に正解はありません。集団の中で一人ひとりの個性を大切にしながら保育する難しさに悩むことも多いのですが、その分、子どもたちと関わる楽しさをより強く感じます。一方、保育所は職員みんなで保育をするため、職員同士の協力が必要不可欠であり、些細なことでも声をかけ合いながら仕事をするように心がけています。

 今後も研修などで自己研鑽に励み、子どもたちの興味や思いに合わせた保育をすることで、子どもたちと「楽しい時間」を共有していきたいです。

 


 

免許・資格職等(薬剤師)

宿泊者の方には楽しい思い出を、近隣住民の方には安心を 
保健福祉局医療衛生推進室医療衛生センター( 令和4年度採用)


 現在は宿泊施設への立入検査や近隣住民からの宿泊施設に関する相談対応を担当しています。立入検査では施設の構造設備や運営管理が適切であるかを確認し、適宜、是正指導を行います。相談対応については、例えば宿泊者による騒音や不適切なごみ捨てといったお困りごとを解決していきます。この仕事の一番のやりがいは、宿泊者に安全で楽しい京都旅行を、近隣住民には安心できる生活環境を提供できることにあります。宿泊者のマナー等に起因する観光トラブルを解決した際は、京都市の魅力向上の一助になっていることにやりがいを感じました。また、相談者から「すぐに対応してもらえて助かった」と感謝の言葉をいただいたときに、この仕事をしていて本当に良かったと思います。薬剤師の仕事は、現在携わっている宿泊施設に関する業務以外にも、食品衛生や環境衛生など多岐にわたります。

 今後は様々な業務から知識と経験を積み、市民の方からだけでなく一緒に働く職員からも頼られる存在になりたいです。

 


 

免許・資格職等(獣医師)

一番の願いは譲渡された犬や猫がしあわせに暮らすこと
保健福祉局動物愛護センター( 令和6年度採用)


 ペットショップやトリミング施設といった動物取扱業の登録手続などの事務や、動物愛護センターに収容されている犬・猫の世話や治療管理を行っています。ボランティアの方と連携した、動物の適正飼養に関する啓発イベントの開催にも携わっています。自分が担当した動物取扱業者の事業所がオープンしたときや、無事に譲渡された犬や猫が新しい家で大事にしてもらっている様子を知ったときにはやりがいを感じます。職場の雰囲気はとてもよく、上司や先輩に相談した際には、丁寧に教えてもらえるので助かっています。

 今後も獣医師として様々な経験を積み、市民の皆様の役に立てるよう自己研鑽に励みたいです。また、京都市職員の仕事は、市民の皆様が安心・安全に暮らすための基盤となるものなので、日常生活で市民目線に立ち、気が付いたことや感じたことなどを仕事につなげていきたいです。

 


 

学校事務

子どもたちのとびきりの笑顔が一番のエネルギー源
京都市立修学院第二小学校( 令和5年度採用)


 学校事務職の仕事は、保護者からの預り金や公金による校内予算の計画・管理・執行、就学援助事務、先生方の福利厚生、物品の調達など多岐にわたります。そのため一人で仕事を進めるのではなく、先生方と連携し、学校全体に視野を広げて業務を行うことを大切にしています。学校現場は様々な職種の人が従事していますが、「子どもたちのため」という共通の想いでチーム一丸となって仕事に取り組んでいます。そんな私の原動力は、事務室に来た子どもたちが、欲しい色の折り紙を発見したときや大きな模造紙を初めて見たときに見せる笑顔であり、子どもたちや先生方から「ありがとう」の言葉を直接受け取れることが最大のやりがいです。予算は限られているため、最大限の費用対効果を得るためには、学校全体で取り組んでいくことが大切です。

 今後は、自身の知識を深めることはもちろん、コミュニケーション能力や発信力をさらに高め、先生方とともに子どもたちの教育活動を支えていきたいです。

 


 

消防

能登半島での活動を通じて、救助隊員としての重責を再確認
消防局左京消防署消防課( 令和4年度採用)


 現在は救助隊員として勤務しており、火災現場では煙や炎の中からの救助、高所や狭い場所での救出、車両事故では車内からの救出、地震などの自然災害発生時には、倒壊した建物内からの救出など人命救助が最大の任務となります。助けを求めている方のもとへいち早く駆け付け、専門性の高い器材を扱い救助することは救助隊員にしかできない仕事です。常に臨機応変な対応が求められ、危険と隣り合わせの現場での活動は困難なこともありますが、日々の訓練と体力錬成の成果が現場でいき、市民の方を救出することができた際は救助隊員としてのやりがいを感じます。2024年1月に発生した能登半島地震では災害派遣活動中に多くの方から感謝され、やりがいを感じるとともに、重責のある仕事に携っていることに改めて気付きました。  

 これからも京都市民をはじめとする人々の安全を最優先に、迅速で的確な消防・救助活動を展開
し、歴史ある京都市の町並みを守り、地域社会に貢献していきたいと思います。

 


 

総合環境推進員

きれいなまちと市民生活を支える仕事に大きなやりがいと喜びを実感
環境政策局西京まち美化事務所( 令和5年度採用)


 日々の家庭ごみの収集運搬業務のほか、公園や公民館での資源物回収や、ごみの捨て方に関するお問合せへの対応、不適正排出防止のための啓発看板の作成・設置、チラシの作成・配布といった業務を行っています。また、学校や児童館を訪問し環境学習やリユースイベントを実施するなど、幅広い業務に携わっています。現在の仕事は市民生活を支える重要な役割を担っており、自分の仕事がきれいで住みやすいまちづくりにダイレクトにつながるため大きなやりがいを感じています。さらに、効率的な収集ルートの計画や分別方法の工夫などの改善案を提案・実行できる機会も多く、自身のアイデアがまちの環境改善につながるという達成感も得られます。
 今後も京都市をより良くしていくため、京都市職員にふさわしい文化的教養や環境に関する知識を身に付け、発信することができる職員を目指すとともに、ワーク・ライフ・バランスを実践し人間力を高めていきたいです。

 


 

一般技術職(建築)【課長級】

京都が世界を魅了し続ける都市であるために先人から受け継いだ京町家を次の世代に引き継ぐ

都市計画局まち再生・創造推進室京町家保全継承課長( 平成17年度採用)

 

 平成29年に制定した「京都市京町家の保全及び継承に関する条例」の下、京町家に関わる多様な主体との連携を通じて、京町家の保全・継承に向けた総合的な取組を推進しています。京町家は先人から受け継いできた、京都の魅力あるまちづくりの貴重な資源です。現在の仕事では、京町家を次世代へ継承していくことに責任を感じるとともに、京都がこれからも世界の人々を魅了する都市であり続けるためのまちづくりに貢献できることに、大きなやりがいを感じています。
 京町家の保全・継承は、建築物単体のみならず都市のあり方にも大きく関わるものです。そのため、建築基準法や都市計画法をはじめとする法規制やまちづくりに関する様々な制度や取組、さらには他部署や他施策との連携など、これまで所属した部署で得たあらゆる知識や経験が現在の仕事の礎となっています。業務
にはチームとして取り組み、各人がそれぞれの経験に基づく多様なアイデアを持ち寄ることで最適解を導き、パフォーマンスを最大化することを目指します。この点が今の仕事の面白さであり、大変なところでもあります。
 これからも様々な分野の経験を積み、スキルアップを図るとともに幅広い人間関係を築き、自分の将来にいかしていきたいと考えています。また、知識や経験の幅を今以上に広げ、バランス感覚を備えた考え方を培っていきたいです。
 最後に、京都市を目指す皆さんへメッセージをお贈りしたいと思います。京都市職員は、幅広い視点から京都のまちの「今」だけでなく「未来」に関わることができる魅力的な職業です。京都市を愛する皆さんの思いを存分にいかし、このまちのより良い未来を一緒に描きましょう。

 

主な経歴

所属時期備考

都市計画局

建築指導部 指導課(H19~建築指導課)

H17~ 

都市計画局

都市景観部 景観政策課

H21~H22 係長能力認定試験合格

都市計画局

住宅室 住宅整備課

H23~ 

都市計画局

公共建築部 企画設計課

H24~ 

総合企画局

総合政策室 担当係長

H26~係長級

都市計画局

まち再生・創造推進室 担当係長

H30~係長級

都市計画局

住宅室 すまいまちづくり課 担当係長

R4~係長級

都市計画局

まち再生・創造推進室 京町屋保全継承課長

R6~課長級

 


 

一般事務職(行政)【係長級】

定住・移住者を増やすため京都市に「暮らす」魅力を言語化し公民連携で様々な取組を展開

総合企画局人口戦略室 移住・定住促進係長( 平成29年度経験者採用)

 

 今、京都市でも人口減少が深刻化しています。このままでは地域社会の担い手不足やまちの活力低下が進み、今後のまちづくりへの影響は避けられません。現在所属する総合企画局人口戦略室は、人口減少に歯止めをかけるため全庁体制での人口減少対策の司令塔としての役割を担っており、その中で私は京都市への定住・移住の促進に関する業務を担当しています。具体的には、京都市移住サポートセンター「住むなら京都(みやこ)」を運営し、移住に関する相談への対応やセミナーを開催するほか、首都圏等の移住検討者に向けた情報発信に取り組んでいます。これらの業務では、「観光都市京都」という固定概念を持つ市外の方に、「住むまち京都」としての暮らしの魅力を認識していただくことが重要で、その魅力を言語化することはとても困難な作業ですが、自分にとっても京都市の良さを再認識するきっかけになっていることから非常
にやりがいを感じています。また、公民連携で様々な定住・移住促進にも取り組んでおり、民間企業・団体の柔軟なアイデアやノウハウに触れられる、貴重な機会となっています。
 これまでは、京都市の伝統産業の振興や、コロナ禍で経営に多大な影響を受けた市内中小事業者への金融支援などに携わってきました。これらの業務に共通して言えるのは、市民の方や企業・団体とのコミュニケーションがとても重要であったということです。こうしたコミュニケーションについては、公民連携において相互に意思疎通を図りながら、より良い成果を得るためにいかされていると感じています。また、伝えたいことを適切に言語化していく作業にも大いに役立っています。
 京都市には環境や文化、産業や子育てなど非常に幅広い業務があり、その一つひとつが奥深く、いずれの業務も自身の成長につながります。また、最近では新たな施策の展開に向けて職員提案を実施する、若手職員によるチームプロジェクトが発足するなど、より良い京都市の実現のため自らの可能性を発揮するまたとないチャンスも用意されています。

 ぜひ、あなたの挑戦をお待ちしています。

 

主な経歴

所属時期備考

産業観光局

商工部 伝統産業課

H29~H30 係長能力認定試験合格

産業観光局

産業企画室 ※R3〜企画第二係長

H31~

 

係長級

総合企画局

総合企画室 人口戦略係長

R5~係長級

総合企画局

人口戦略室 移住・定住促進係長

R6~係長級
職員インタビュー
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