一般技術職(土木)<経験者>
≪先輩職員②≫

所属
建設局 道路建設部 道路環境整備課
これまでの経歴
建設局 道路建設部 道路環境整備課 令和5年4月~
ある1日の流れ
| 時間 | 仕事 |
| 8:45 | 出勤、工事発注図書作成 |
| 10:00 | 設計業務委託の受託者と設計内容打合せ |
| 11:30 | メールチェック |
| 12:00 | 昼休み |
| 13:00 | 担当監督工事の現場立会 |
| 14:30 | 工事発注図書作成 |
| 17:00 | メールチェック |
| 17:30 | 退庁 |
仕事内容は?
道路環境整備課では主に無電柱化事業とバリアフリー化事業を推進しており、私は無電柱化を完成させるまでに必要な設計業務委託や工事が円滑に進むように、発注者として設計・積算・監督する業務を担当しています。また、事業を進めるためには設計コンサルタント会社や建設会社のような受注者だけではなく、警察、電線管理者、沿道住民、まちづくり協議会等といった多種多様な関係者と事業工程や工事内容等を協議し、関係者から理解を得ながら安全に事業が進むように調整しています。
就職先として京都市を選んだ理由は?
私は京都市南区の出身であり、学生の頃から京都市に親しみを持ってきました。これから先の長い社会人生活の中で土木職として成長しながら、京都市の持続可能な発展に少しでも貢献したいと思ったのがきっかけです。
職場の雰囲気は?
道路環境整備課には、京都市役所分庁舎の一室で、課長2名、係長5名、主任・係員16名が所属し、勤務しています。非常に風通しのよい職場であり、各職員が意見を出しやすく、前向きに受け入れてくれる組織です。
仕事のやりがいはどんなこと?
無電柱化事業は、防災・景観・バリアフリーの観点から事業完成後には、地域の安心・安全、まちづくりにも大きく寄与する、都市計画において重要な事業の一つです。私はその事業に携わり、無電柱化の効果を私の地元である京都で発揮させることで、土木職の立場からさらに京都の魅力向上に貢献できていることにやりがいを感じます。
仕事の中で大変だったことは?
関係者が多岐にわたり、それぞれの立場や重視する観点が異なることから、意見の相違が頻発します。全ての事業関係者の要望を、第一希望のまま取り入れることは難しいため、双方が理解・納得・合意できる解決策を導き出すことに苦慮します。しかし、そのような難しい課題に取り組む時に、上司や先輩職員と相談しトライアンドエラーを積み重ねることで、日々課題解決を行っています。
ワークライフバランスは?
自分で中期的な期間の業務工程を計画できるため、打合せや現場立会等の予定を調整すれば、自由に有給休暇を取得できます。突発的な用事により、急遽、時間単位で有給休暇を取得することも可能であり、そのような事象に対して理解のある体制や組織づくりが成されていると感じます。
京都市で働く魅力は?
世界的な観光都市である京都市ならではの、景観に配慮した道路整備の手法を検討することが多いです。他の自治体では事例が少ないような整備手法のノウハウを蓄積しており、京都市の魅力の向上に直接繋がる知識や技術を身に付けることができます。
≪先輩職員①≫

所属
上下水道局水道部疏水事務所
これまでの経歴
令和3年4月入庁
令和3年4月~令和5年3月:上下水道局水道部施設課
令和5年4月~現在:上下水道局水道部疏水事務所
ある1日の流れ
| 時間 | 仕事 |
| 8:30 | 出勤、朝礼、メールチェック |
| 9:00 | 現地調査 |
| 11:00 | 調査結果整理・報告 |
| 12:00 | 昼休み |
| 13:00 | 工事発注作業(設計・積算) |
| 16:00 | 関係機関協議資料作成 |
| 17:15 | 退庁 |
仕事内容は?
琵琶湖疏水に係る維持管理を行っており、琵琶湖からの取水量管理、水路の巡視点検、閘門の操作、大雨時の防災対応等の業務を職員全員で担当しています。
個別の担当業務としては、疏水に溜まった土砂を取り除く浚渫(しゅんせつ)工事、石積水路の補修工事、水利使用規則等に係る関係機関協議です。
就職先として京都市を選んだ理由は?
京都市の文化や伝統、町並みが好きで、よく訪れていました。歴史あふれる魅力的な京都市で働きたいと思うようになり、就職を決めました。
職場の雰囲気は?
疏水事務所は管理係・施設係・設備係の3つに分かれて仕事をしていますが、巡視などは係を越えて対応するので、非常に風通しのよい職場だと思います。
また、経験者採用の方も多く、いろいろとアドバイスをいただけたので、入庁前に感じていた不安はすぐになくなりました。
仕事のやりがいはどんなこと?
当たり前のように思っていた作業が、組織が変わることで当たり前ではないことに気付くことがあります。担当業務を問題なく進めるだけではなく、前職の経験から改善できるような内容があれば、積極的に声を上げたいと思っています。
仕事の中で大変だったことは?
琵琶湖疏水は雨水排水も流入することから、降雨時には増水し、場合によっては浸水被害が発生する恐れがあります。
このため、降雨時にはゲート操作を行い排水するのですが、局地的大雨(ゲリラ豪雨)のような大雨では操作が遅れないよう緊張感を持って対応する必要があります。
ワークライフバランスは?
疏水事務所では、24時間体制で疏水施設を監視しているため、夜勤や休日出勤が当番制となっています。慣れるまでは少し大変ですが、その分平日に代休があり、京都観光をするなど、自分の時間を楽しんでいます。
京都市で働く魅力は?
歴史的価値のある琵琶湖疏水をはじめとした施設の維持管理に携われるということは、非常に魅力的だと思います。また、経験者採用の方も多く、いろいろな経験をされている方と情報交換することも楽しみの一つです。



