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京都市役所
2025/02/28
草木が芽を出すように、新しいアイデアやプロジェクトが生み出され、所属や立場等の垣根を越えた自由闊達な意見交換や実験的な取組により成長し、政策にいかされていく。こうした姿を目指し、「Kyoto Mebuki Lab」では、市役所内で公募した所属横断の職員チームで京都市の課題解決等に取り組んでいます。
ケースワーカーとして市民の方と直接関わる中で社会貢献への意志がより強くなり、「新しい公共」の促進を目指すチームに参加しました。私たちのチームでは地域の担い手不足と若年層の流出という、二つの重大課題に焦点を当て、解決策として大学生に着目しました。他自治体や地元企業など多くの有識者の方にヒアリングを行い、京都が育んできた「人」を大切にする伝統と、多様な人を受け入れる包容力をいかして地域の方や地元企業との交流機会を増やすなど、大学生に地域への愛着を持ってもらえるような仕組みづくりに取り組みました。庁内外の方との活発な意見交換を通じて、政策実現の困難さと行政の重要性を深く理解するとともに、皆さんの情熱に感銘を受けました。メンバーと共に努力し取り組んできた経験は私の成長に大きくつながったと実感しています。
山科区役所 保健福祉センター 健康福祉部生活福祉課(令和5年度採用)
「新しい公共」とは、社会総がかりで課題の解決に取り組み、すべての人に「居場所」と「出番」のある社会を目指すことです。「KyotoMebuki Lab」では、行政だけではなく市民や民間企業など多様な主体が社会課題解決を担う「新しい公共」を促進させるための仕組みづくりについて検討を行いました。 |
入庁前から、市民の方が抱く観光へのネガティブなイメージを払拭し、京都市の魅力をさらに伝えていきたいという思いがあり、「市民生活と観光の調和」を目指すチームに参加しました。私たちのチームでは、「手ぶら観光の推進」に取りくみ、アンケート調査や関係各所への聞き取り調査を行い、市民目線で暮らしと観光をどのように調和させるかについて検討を進めました。関係各所の方や観光客の方から意見を聞いていると、思いもしなかった視点や新たな京都の魅力に気付くことがあり、勉強の連続でした。また、チームでは所属や役職の垣根を越えて自由闊達に意見交換ができる雰囲気で、メンバーとの熱い議論を通じて京都市をより良くしたいという気持ちがより一層高まり、さらに京都市職員として頑張っていきたいと思いました。
右京区役所 地域力推進室(令和6年度採用)
京都市では、市民生活と調和した持続可能な観光を実現し、都市の成長や市民の暮らしの豊かさにつなげていくため、様々な観光課題対策に取り組んでいます。「Kyoto Mebuki Lab」では、大型手荷物持込みに伴う市バス車内の混雑等の課題に対応するための「手ぶら観光」、市内の一部観光地の混雑対策及び地域活性化の観点から、市内6エリアの魅力発信や各エリアへの誘客を図る「観光の分散化」の新たな取組について検討を行いました。 |