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京都市役所
2025/05/01
設問について 、 あなたの考えを 900 字以内で 述べてください。
近年、日本では核家族化や単独世帯の増加、非正規雇用の拡大など、家族形態や雇用形態の変化等により、地域課題の複雑化、多様化が進んでいます。人口構造の変化や地域社会における関係の希薄化等により、さまざまな分野における担い手不足やまちの活力の低下などが顕在化しています。京都市では、 長い歴史の中で培われた 住民自治の伝統のもと、地域の子どもは地域が育てる、自分たちのまちは自分たちで守るといった地域力・人間力が文化として根付いており、自治会・町内会、学区自治連合会など各種 市民 団体が中心となり、 地域の 交流行事や安心・安全などのさまざまな活動が行われています。しかしながら、京都市においても、大規模災害の頻発、 少子化・高齢化、 子どもの安心・安全の確保、外国籍市民の増加などの市民生活の変化といった多様化する社会的課題に加えて、人口減少等による地域活力の低下が懸念される状況となっています。今後、 地域コミュニティの力を維持・向上させ、京都の魅力を更に高め 、 住み続けたい、働きたい、活躍したいと人々から選ばれるまちづくりを 推進する 必要があります。
設問
地域のつながりの希薄化によって、どのような 課題 が 生じると考えますか。あなたのこれまでの経験や学びを踏まえ、京都市職員として 、 課題の 解消に向けた効果的な施策を提案してください。
最近5年間で、直面した困難を乗り越えた経験とその経験から学んだことを、具体的なエピソードを交えて述べてください。(600字以内)
自身の成長のために努力していることを、あなたの具体的な経験を交えて述べてください。(600字以内)
自分らしさが最も出た事柄と、その結果から学んだこと(600字以内)
他者と良好な関係を築くために日頃から心がけていることを、あなたの具体的な経験を交えて述べてください。(600字以内)
これまでの職務経験の中で、最も困難であった業務内容を一つ挙げ、その業務にどのように対処し、周りからどのような評価を得たのかも含めて、具体的に述べてください。(600字以内)
過去7年間の職務経験のなかで、ICTに関する専門性を発揮し、最も組織に貢献した事例を1つ挙げ、あなたが果たした役割と、そこで周りからどのような評価を得たのか具体的に述べてください。(600字以内)
設問について、以下の文章を読み、解答してください。
京都は、千年を超える悠久の歴史の中で、文化芸術、自然、学問、食、産業、人々の暮らしなど、多様な魅力を磨き上げ、継承・発展させてきました。その魅力に触れようと、毎年、多くの観光客が国内外から訪れています。観光は幅広い産業と関連し、京都の経済や雇用、地域固有の文化の継承、そしてまちづくりに大きな役割を果たしています。一方で、近年、外国人観光客の急増に伴い、一部観光地の混雑やマナー問題といった課題が、市民生活に影響を及ぼしています。
京都市は、観光客が集中する時期・時間・場所の分散化や、観光マナーの啓発などに取り組んでいますが、今後、市民生活と観光の調和を図りながら、より質の高い観光・満足度の高い観光を目指していくことが重要です。
設問
市民、観光客、事業者の三者にとって満足度の高い「持続可能な観光」を確立するためには、今後、どのような取組が効果的だと考えますか。あなたのこれまでの経験や、これまで学んだ知識に基づき、京都市職員として、1 つの提案書を作成してください。
チームで行動する際に、してはいけない、すべきではないと思うことについて、自身の過去のエピソードにも触れつつ述べてください。(600字以内)
家庭ごみへのリチウムイオン電池等の危険物の混入を防止するために、どのような取組が効果的か、自身の経験を踏まえ、考えを述べよ。(600字以内)
設問1、設問2についてあなたの考えを述べてください。ただし、解答は、合わせて900字以内とします。
京都市は、地球の平均気温の上昇を1.5℃以下に抑え、2050年の京都の姿として「将来の世代が夢を描ける豊かな京都」を実現するため、二酸化炭素を排出しない社会・経済活動への転換と併せて、脱炭素が生活の質の向上や豊かさにつながる、持続可能なライフスタイルへの転換を目指しています。
令和4年10月には、将来の京都を担う若者を中心とする市民、事業者及び学識者等で構成する『京都発脱炭素ライフスタイル推進チーム~2050京創ミーティング~』での議論を踏まえ、市民が共有すべき指針を定めた京都発脱炭素ライフスタイルのビジョン等を策定しました。
【京都発脱炭素ライフスタイルのビジョン等の概要】
1 現状と課題
CO2を中心とする温室効果ガスによる地球温暖化の影響で世界の平均気温は、100年間で0.75℃上昇しており、このままでは、21世紀末までに最高4.6℃上がる可能性があると言われています。
2020年度の京都市全体のエネルギー消費量は、ピーク時から約30%減となった一方で、家庭部門のエネルギー消費量は横ばいとなっており、減少していないことが課題となっています。
<参考>京都市のエネルギー消費量の推移
2 ビジョン
京都の自然と共生する文化やしまつのこころ(注1)を礎に
自分らしい持続可能な暮らしの選択で実現する
カーボンニュートラル(注2)で豊かな社会
<ていねいな暮らし(消費行動)>
必要で長く使える「ほんまもん」を愛し、モノのストーリーを大切にする、心地よい暮らし
<スマートな暮らし(住まい)>
テクノロジーと京都の知恵に支えられた高効率で快適な暮らし
<結う暮らし(つながり)>
自然に感謝し、地域や世代間でつながることで安心と豊かさがある暮らし
(注1)ものを最後まで大切にするなど、節度のある生活態度やその心
(注2)温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
3 2030年までの目標及び指標
・1世帯当たりCO2排出量 39.1%削減(2020年度比)
・1世帯当たりエネルギー消費量 25.8%削減(2020年度比)
4 2030年までに市民が実践するアクションリスト
設問1
あなたが京都市職員として、2030年までの目標及び指標を達成するためには、どのような取組が効果的であると考えますか。以下の「テーマ一覧」からテーマを1つ選び、上記「2 ビジョン」及び「4 2030年までに市民が実践するアクションリスト」に基づき、具体的な仕掛け(プロジェクト)を提案してください。
※選んだテーマは試験用紙の課題欄に記入してください。
(テーマ一覧)
・消費行動 ・住まい ・つながり
設問2
設問1の仕掛け(プロジェクト)を進めるうえで、あなたの強みをどのように活かせると考えますか。具体的に述べてください。
直近5年間であなたが最もストレスを感じた出来事と、その出来事にどのように対応したか、具体的に述べてください。(600字以内)
過去7年以内のICTに関する職務経験のうち、失敗事例を1つ挙げ、その原因と、そのときあなたがどのように対処したかについて具体的に述べてください。(600字以内)
周囲の人から信頼されるためには、どのようなことが大切か、あなたの具体的な経験を交えて述べてください。(600字以内)
初めて会う人と接する際、私がいつも心がけていること(600字以内)
他者と協力して物事を進める際に、心がけていることについて、あなたの具体的な経験を交えて述べてください。(600字以内)
過去7年間の職務経験の中で、あなたが最も組織に貢献した業務内容を一つ挙げ、そこで周りからどのような評価を得たのか具体的に述べてください。(600字以内)
10年後、京都市職員としてどのような働き方をしていたいか、また、そのような考えに至った理由を自身の経験を交えて述べてください。(600字以内)
チームで行動する際、あなたはその中でどのような役割を果たしますか。自身の過去のエピソードを踏まえ述べてください。(600字以内)
家庭における食品ロスを減らすために、どのような取組が効果的か、自身のこれまでの経験を踏まえ、考えを述べよ。(600字以内)
設問1、設問2についてあなたの考えを述べてください。ただし、解答は、合わせて900字以内とします。
京都市は「人と企業に選ばれる好循環都市の実現」のために、令和4年度「都市の成長戦略」を定め、その具体的アクションとして、次の「7つのリーディング・チャレンジ」に取り組んでいます。
<「都市の成長戦略」の7つのリーディング・チャレンジ>
1.京都の求心力を受け止める空間づくりプロジェクト
2.京都アート・エコシステム実現プロジェクト
3.「持続可能な京都観光」推進プロジェクト
4.ESG投融資を呼び込むプロジェクト
5.「木の文化都市・京都」として人や投資を呼び込むプロジェクト
6.京都市の特性・強みを活かした、公民連携による企業誘致プロジェクト
7.京都デジタル文化・経済圏創出プロジェクト
この中の1つに「6.京都市の特性・強みを活かした、公民連携による企業誘致プロジェクト」があります。
このプロジェクトは、担税力強化、ひいては京都経済の活性化を図るため、本市の特性・強み(※)を活かし、多様な民間活力とも連携しながら、産業界の動向や企業立地ニーズの把握・分析・研究を行い、ターゲットを意識した企業誘致(市外企業の誘致及び地域企業の事業拡大)を展開するものです。
また、それを支える企業誘致に特化した専門チームを設置し、東京圏はもとより、世界を視野に入れ、京都の求心力を受け止める空間づくりプロジェクトにより創出されたスペースに企業を誘致しようとしています。
(※)ビジネス拠点としての本市の特性・強みの例
⑴ 歴史と文化に彩られた京都ブランド
芸術や伝統、歴史的な街並み景観等の有形無形の文化が育まれ、学識経験者、外国人等が移り住み、多様な人が集まっています。
⑵ イノベーションを生み出す源泉(人材の宝庫・知の集積地)
38の大学・短期大学があり、大学立地数及び市内で学ぶ学生数の割合は政令市の中でトップです。また、公的な産業支援機関や研究施設も立地しています。
⑶ 職住近接のコンパクトシティ(暮らしやすいまち)
京都市内は、職と住が近接しており、多くの人が徒歩や自転車で通勤しています。市バス・市営地下鉄・JR・私鉄の公共交通も充実しています。また、歴史的な町並みや老舗、個性豊かな喫茶店や個人商店、山・川や緑にも触れられる環境の豊かさも徒歩圏内に立地しています。
⑷ ビジネス視点での豊富な京都ロケーション
京都駅周辺(京都の玄関口)、四条烏丸~烏丸御池周辺(京都の中心となるオフィス街)、京都リサーチパーク地区(産学公連携や新産業創出の拠点)、桂イノベーションパーク地区(産学連携の知的産業創造拠点)、らくなん進都(高度集積地区。最先端のものづくり産業が集積する拠点)、伏見・横大路地区(工業地域など大規模な産業用地エリア)など、地域特性があります。
⑸ 良好なアクセス・災害の少ない街
市内には、JR、私鉄各線のネットワークが整っており、大阪や神戸などの周辺都市へのアクセスが良好なほか、京都駅には東海道新幹線の全列車が停車し、東京圏にも日帰りで往来できます。また、大規模地震の発生確率は低く、臨海部もないため、津波被害の想定はありません(地震調査研究推進本部(文科省)による調査)。
⑹ 充実した企業立地支援制度
市内へ本社、生産拠点、研究所、オフィス等を立地する企業に対して、補助金による資金面の支援のほか、現地見学等のサポート、用地や人材の確保に向けた支援など、ハードからソフトまで様々な支援を行っています。
設問1
前述の「企業誘致プロジェクト」において、あなたが専門チームの担当ならどの業種の企業誘致を計画し、京都の強みをどのように活かしますか。業種は下記の選択肢の中から選び述べてください。
※選んだ業種は試験用紙の課題欄に記入してください。(複数選択可)
(選択肢一覧)
・農業、林業 ・建設業 ・製造業
・情報通信業 ・卸売業、小売業 ・サービス業
・金融業、保険業 ・不動産業、物品賃貸業 ・学術研究、専門技術サービス業
・宿泊業、飲食サービス業 ・娯楽業 ・教育、学習支援業
・医療、福祉 出展:総務省「日本標準産業分類」から抜粋
設問2
あなたが京都市職員だったとして、設問1の計画を進めるうえで、組織の中でこれまで身に付けた経験・能力・知識をどのように活かせると考えますか。具体的に述べてください。
あなたにとって働くこととはどういうことかとそのような考えに至った具体的なエピソードを交えて述べてください。(600字以内)
過去7年間の職務経験の中で、ICTに関する技術や専門性を発揮し、業務の改善を図った出来事について、あなたの担った役割も含めて具体的に述べてください。(600字以内)
「最近5年間で自分らしさが最も発揮できたとき(こと)」と、自分らしいと感じる理由について、具体的なエピソードを交えて述べてください。(600字以内)
あなたが自分自身について、改善したいと考えていることを挙げ、改善のために、どのような努力をしていくか具体的に述べよ。(600字以内)
身近な人との関わりから学んだことと、それを自分にどのように活かしているか。(600字以内)
あなたがこれまでに、上司や先輩等から、職務上、改善を要する点について助言・指導を受けた事柄をひとつ挙げ、その後あなたがどのように行動したかを具体的に述べてください。(600字以内)
最近5年間で、人との関わりの中で苦労したことと、その経験から学んだこと。(600字以内)
これまでの先輩(上司)や後輩(部下)との関わりの中で、他者と意見が異なるときにどう対処してきたか。(600字以内)
子どもたちにごみ減量や分別の推進について理解を深めてもらうために、具体的にどのような取組が効果的か、自身のこれまでの経験を踏まえ、考えを述べよ。(600字以内)