土木や建築を学ぶ皆さんへ。
ゼネコンや設計事務所といった民間企業を中心に考えている人が多いかもしれません。
一方で、「公務員」という働き方については、
「安定してそうだけど、具体的に何をしているのかよく分からない」
「自分の専門スキルを、活かせるのだろうか」
といった、疑問や漠然としたイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
その疑問、10日間のリアルな業務体験で解消しませんか?
この記事では、人事担当者に対して、摂津市役所が用意する「実践型・有償インターンシップ」について、お伺いいたしました。
応募はこちら:https://public-connect.jp/job/9853
―このインターンシップはどのような学生にとって有益な経験となるのでしょうか?
人事担当者: このインターンシップの大きな特徴は、公共事業を「発注者」の立場から見ることができる点です。例えば、一つの公共施設がどのような計画に基づいて企画され、民間企業とどう連携して実現に至るのか。
事業の最上流に触れる経験は、将来皆さんがどのような道に進まれても、専門性をより広い視野で活かす上で必ず役立つはずです。まずはご自身のキャリア形成の一環としてご参加いただければと思います。
―従来の職場体験等のプログラムとの違いはありますか?
人事担当者:このプログラムでは、インターンシップ参加者を「会計年度任用職員」として任用します。これは、守秘義務を含め、地方公務員として責任ある立場で業務に臨んでいただくことを意味します。だからこそ、通常のインターンシップでは経験できない実務にも関わっていただくことが可能です。
例えば、実際の工事現場への同行、事業費を算出する「積算業務」の一部体験、仕様書通りに工事が完了したかを確認する「完了検査」への立ち会い、事業者との打ち合わせへの同席などを予定しています。
もちろん、各職場では先輩職員がOJT担当者として丁寧に指導しますので、ご安心ください。最終日には、この経験を通して学んだことを発表していただき、インターンシップ終了後に、今後の成長に繋がるようなフィードバックをさせていただきます。
また、このインターンシップは、「専門活用型インターンシップ」に分類され、経験や評価を、採用活動開始後に選考情報として活用することが認められています。
摂津市ではこれを具体的に、インターンシップで優秀な成績を修められた参加者を対象に、早期の採用選考という形で実施する予定です。通常の採用スケジュールが夏頃に本格化するのに対し、この採用選考では3月中に選考を終え、内々定をお出しする可能性があります。
―応募するのに対策は必要ですか。
人事担当者: インターンシップ応募にあたって選考は用意しておりますが、筆記試験の点数などで評価するものではなく、あくまで人物を重視します。いわゆる「公務員試験対策」は不要です。
「このインターンシップで何を得たいか」「なぜ興味を持ったのか」といった、ご自身の考えを率直にお聞かせいただきたいと考えています。適性検査も、専門知識を問うものではなく、事務処理能力などを測る基礎的な内容です。
―最後に、参加を検討している学生へのメッセージをお願いします。
人事担当者: 公務員という進路を現時点で明確に決めている必要はありません。「新しいことに挑戦したい」「自分の専門性が社会でどう活かせるのか試したい」といった、知的好奇心や積極性のある方のご参加を歓迎します。
この10日間が、皆さんのキャリア観に新たな視点をもたらすきっかけになれば幸いです。摂津市役所で、他では得られない経験をしてみませんか。皆さんのご応募をお待ちしております。
応募はこちら:https://public-connect.jp/job/9853
募集要項抜粋
| 項目 | 内容 |
| 対象 | 令和9年3月卒業見込みの大学3年生または修士1年生 (土木・建築の専門課程を履修中の方) |
| 募集職種 | ①土木職:3名程度 ②建築職:2名程度 |
| 実施期間 | 令和8年2月16日(月) ~ 令和8年3月2日(月) |
| 実施場所 | 摂津市役所、摂津市上下水道部など |
| 報酬 | 時給1,334円 + 交通費別途支給 |
| 受付期間 | 令和7年12月1日(月) ~ 令和7年12月14日(日) |
| 合格発表 | 令和8年1月9日(金) 予定 |
| 申込方法 | パブリックコネクトの摂津市役所ページからエントリー (まずは会員登録をお願いします) ▼摂津市役所 職員募集ページ |



