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かすみがうら市役所

かすみがうら市は茨城県南部に位置し、国内2位の面積を誇る「霞ヶ浦」と筑波山系の山々に囲まれた、豊かな自然があふれるまちです。 かすみがうら市では、豊かな自然のもと、市民の安全・安心な暮らしを支えるまちづくりを進め、活力ある元気な地域へと発展させていくことを目指しています。 かすみがうら市の原動力のため、皆さんのご応募をお待ちしております。

かすみがうら市のこれからを支える3人!?~新任係長が語る、かすみがうら市で働くやりがいと魅力~

かすみがうら市役所

2025/06/02

茨城県かすみがうら市役所で働く、新任係長の坂入さん、齋藤さん、橋本さんのインタビュー記事です。

民間企業での勤務経験を持つ方、新卒で入庁された方、それぞれの視点から、公務員の仕事の魅力やかすみがうら市役所の働きやすさ、そして働くやりがいについて語っていただきました。

 

皆さんがいずれ経験するであろう、係長というポジションから見える「公務員」としての働き方、気になりませんか?

 


ーまずは自己紹介と、かすみがうら市役所に入庁されるまでの経緯を教えてください。

 

坂入:私は筑西市の出身で、大学卒業後は民間企業で土木関係の仕事をしていました。その後、茨城県内の社団法人で5年間勤務し、平成28年度にかすみがうら市役所に入庁しました。

現在は秘書人事課で職員担当の係長をしています。

 

齋藤:出身は旧霞ヶ浦町で、大学卒業後、平成22年度に新卒で入庁しました。ちょうど入庁した年に東日本大震災があり、色々と大変だったことを今でも覚えています。

現在は総務課法制担当の係長をしています。

 

橋本:出身はかすみがうら市で、大学卒業後は、商業施設のインフォメーションスタッフとして1年、その後歯科医院で受付スタッフとして2年働いていました。かすみがうら市役所に入庁したのは平成25年度で、今年で13年目になります。

現在は子育て支援課で児童保育担当の係長をしています。

職員さんの写真

ー皆さん係長職ですが、入庁した年度や経歴はバラバラなのですね。

 

坂入:そうですね。3人とも年齢は近いのですが、入庁年度や、前職経験などは様々です。3人ともこの4月で係長になったばかりです。

 

ー係長としては同じタイミングでスタートを切られたのですね。ちなみに、皆さんはなぜ公務員になろうと思われたのですか?

 

齋藤:私はとにかく何か仕事に就かなければというプレッシャーの中で就職活動をしていました。大学生の頃は県内で一人暮らしをしていたのですが、就職活動がうまくいっていなかったため、地元に戻って就職活動をすることも考えていました。そんな中、家族にも相談した結果、市役所も受験してみようということになりました。

 

坂入:前職に特に不満があったわけではなかったのですが、勤務地が水戸だったこともあり少し遠かったことと、ちょうどかすみがうら市を受験するには、当時の年齢制限的に最後の年だったということもあり、家族と相談して受験してみようと思いました。

 

橋本:実は私は新卒のタイミングでも、かすみがうら市役所を受験していたんです。公務員になりたいという思いが強かったわけではありませんが、地域のために働きたいという思いが受験のきっかけでしたね。結果的に合格し採用候補者名簿には登載されたのですが、順位が後ろだったためその年の採用人数的に採用には至りませんでした。

 

その後、他の仕事を経験するなかで、もう一度かすみがうら市役所にチャレンジしてみたいという気持ちが強くなり、再受験して採用に至りました。

 

ーこれまでに、どのような業務を経験されましたか?

 

坂入:入庁して最初は道路課で、主に工事関係の設計や現場管理に携わりました。その後、社会福祉課で生活保護関係の業務を経験し、現在は秘書人事課に所属しています。

仕事風景

齋藤:最初は国保年金課に配属され、その後は道路課に異動となりました。道路課では坂入さんと一緒に仕事をする期間もありました。道路課の後は、再度国保年金課や上下水道課などを経験し、現在の総務課勤務となります。

仕事風景

橋本:私は主に福祉関係の部署に配属されていたことが多く、それ以外では教育委員会の学校教育課に在籍していた経験があります。現在は子育て支援課ですが、初めての分野ですね。

仕事風景

ー皆さん様々な分野で活躍されてきたのですね。ちなみに、今までで一番楽しかったのはどちらの業務でしたか?

 

齋藤:私はすぐに思いつきます!上下水道課時代に、デザインマンホールを作ったことです!他の自治体でも色々作っているのですが、かすみがうら市として初の試みで、デザインを考えたり、どういった形で進めるかなどを考えるのが楽しかったです。

 

それに伴ってマンホールカードも作成することになったのですが、コレクション要素もあってとても面白かったですね。

マンホールカードの写真

坂入:これはなかなか難しいですね(笑)

楽しかったとは少し異なるかもしれませんが、生活保護の業務では、本当に様々な知識が必要とされて、最初はとても苦労したんです。ただ、反対に業務を進める中でそれだけ色々なことを学べたのはとても良い経験になりました。

 

また、道路課では、台風や大雨の時に災害対応のため齋藤さんとずぶ濡れになりながら現場に出ることがありました。辛いこともありましたが、今思い返すと、現場を肌で感じられる良い経験になったなと思います。

 

橋本:私も楽しかったというよりは、印象に残っていることですが、国保年金課で国民健康保険税の業務を担当していた時、「この金額は高いんじゃないか」と窓口に来られたお客様に、計算方法などを丁寧に説明したところ、「とてもよく分かったので、気持ちよく納められます」と言ってくださったことがあります。

 

支払っていただくという特性上、気持ちよく納得いただけない方も多いので、その時の言葉は何年経っても忘れられませんね。地域の人の役に立てたと心から思えた瞬間でした。

仕事風景

ーこれまで働いてきた中で、市役所で働くやりがいや魅力はどういった点だと思いますか?

 

齋藤:民間企業ではできない仕事ができること、それが一番のやりがいだと思います。民間は利益がないと成り立ちませんが、行政は採算が合わなくても市民のためにやらなければならないことがあります。

 

例えば下水道事業で利益をあげることはとても難しいのですが、市民生活にとって、なくてはならないものです。そういった当たり前を支えている仕事なんだと自覚を持つことが、市役所で働くやりがいにつながるのではないでしょうか。

 

橋本:私も齋藤さんと近いですが、福祉部門での経験が長いので、困っている方々にとって最後のセーフティーネットとして支えることができるのは、大きなやりがいだと感じています。

 

私達の仕事というのは、利益のためでなく、相談に来た目の前の困っている人を助けることができる仕事です。他ではできない、とても責任感とやりがいのあることだと思っています。

 

坂入:生活保護の業務を担当していた時、本当に困窮している方々を支援する中で、状況が改善し、最終的に自立していく姿を見られた時には大きなやりがいを感じました。

 

中には私が支援してきたことに対し、涙ながらに感謝してくださる方もいました。そういった経験は忘れることなく、ずっと心に残っていますね。

 

ーやはり市民のため、地域のための業務であることがやりがいにつながるのですね。この4月から係長になり、仕事内容や心境に変化はありましたか?

 

橋本:担当業務に集中していたこれまでと違い、係長になってからは対外的な調整や庁舎内での意思疎通を図る機会が格段に増えました。

 

人と関わったり、何かの調整をするということに対し、昔から少し苦手意識があるので、係長となった今、そこが難しく感じている部分ですね。これからの経験を通じて、少しずつ克服していきたいと思っています。

 

齋藤:今までは自分が決裁を受ける立場でしたが、これからは部下の決裁を確認する立場になったので、責任感が増したと感じています。「上の人が見てくれる」といった、ちょっとした甘えもあったのですが、今後は自分が部下の仕事に間違いがないか、しっかりと見抜けるようになりたいですね。

 

坂入:私も橋本さんと同じように、調整業務がすごく増えたと感じています。

また、上層部の方々と打ち合わせをする機会も増え、担当者だったこれまでとは違う経験ができていると思います。まだ係長になって1ヶ月なので、自分の業務をこなすので精一杯ですが、今後は係全体の業務を把握し、チームワークで仕事を進めていけるようにしたいですね。

 

橋本:私も係の中でチームとして業務を遂行していく上で、チームワークを大切にし、係員のモチベーションを上げられるような立場でいたいと思うようになりました。まだ業務を覚える段階で部下に頼ってばかりですが、チームで働きやすい環境づくりをしていきたいですね。私自身、時間外勤務をなるべくしないような姿も見せていきたいと思っています!

 

ー皆さん経験のない分野で係長になられたのかと思いますが、そちらについてはどのようなお気持ちですか?

 

坂入:これに関しては不安でしかないですね(笑)

 

業務に関する知識は部下の方が詳しいですし、とてもいい部下に恵まれているからなんとかやっていけていると感じています。

仕事風景

橋本:坂入さんと全く同じ思いです。先ほどもお話ししたとおり、まだまだ優秀な部下に頼りっきりなので、自分がもっと頑張らないといけないなと思っています。

 

異動するだけでも大変なのに、係長というポジションになっての異動なので、なおさら不安が大きいです。

 

齋藤:私は前の所属がとても忙しかったということもあり、新たな環境で係長になったということはポジティブに捉えています!

 

お二人が言うとおり、業務に関しては部下の方が詳しいのですが、そこは一緒に切磋琢磨しながら頑張っていきたいですね。新しい環境だからこそ、やってみたいことも出てくるのかと思っています。

 

ー最後に、かすみがうら市役所を目指す方へのメッセージをお願いします!

 

齋藤:公務員を目指すにあたって、一言アドバイスするなら「真面目すぎないこと」です。真面目な人ほど、公務員の仕事を続けるうちに疲れてしまうことがあるかもしれません。

 

最近ではかすみがうら市でも働き方改革などが進められています。肩の力を抜いて、周りを頼りながら、自分ができなくても誰かが助けてくれる、くらいの気持ちで働くことができると良いと思います。かすみがうら市役所なら、困ったらきっと誰かがサポートしてくれます。

 

張り切りすぎないように頑張ってください!

 

橋本:私はこの12年間、常に「いいメンバーに恵まれたな」と思える環境で働くことができました。かすみがうら市役所はみんなで協力し合える環境ですし、尊敬できる先輩や上司もたくさんいます。

 

チームワークを発揮して、みんなで一つの目標に向かって進んでいける、そういう意識のある方と一緒に働けたら嬉しいです。

 

坂入:公務員の仕事は、思っているよりも大変なことが多いかもしれません。正直くじけそうになることもありますが、その分やり切った時に感じる達成感ややりがいも大きいと思います。挑戦したいという方にとっては、とても良い環境です。

 

かすみがうら市役所は、すごくフランクな雰囲気で、職員同士も仲が良い職場です。互いがフォローし合って安心して働ける環境なので、ぜひかすみがうら市を受験していただけたら嬉しいです。

 

まだまだ「私達に任せてください」とまでは言えませんが(笑)一緒に働ける日を楽しみにしています!

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年5月取材)

職員インタビュー

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