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射水市役所

「いいとこ、いいもの、ギュギュッと!射水」 射水市は富山県のほぼ中央に位置し、海や河川、丘陵に囲まれた自然豊かなまちです。 半径約7kmとコンパクトな市域も特徴で、名所などの「いいとこ」と海の幸・里山の幸などの「いいもの」がギュギュッと詰まった住みよいまちとして発展してきました。 また、「子育てするなら射水市で」をキャッチフレーズに掲げ、切れ目のない充実した子育て支援を実施しており、子育て世代からも選ばれています。 これまで以上に未来世代から選ばれるまちを創り上げるために、一緒に働きませんか? まちづくりの主役は、このサイトを見ている「あなた」です!

射水市消防本部で輝く!若手消防士の仕事と魅力を伺う

射水市役所

2025/06/25

富山県射水市消防本部で働く村椿さんと竹腰さんへのインタビュー記事です。高校卒業後すぐに消防士として採用され、それぞれの部署で活躍するお二人に、仕事内容ややりがい、職場の雰囲気、そしてプライベートまで、詳しくお話を伺いました。消防士という仕事の意外な一面や、充実した日々を送る秘訣が垣間見える、必見の内容です。

 

―ご経歴から教えていただけますか?

 

村椿:地元は富山県内で、高校卒業後すぐに就職し消防に入りました。平成31年度に採用され、令和元年度に消防学校の初任科を卒業後、新湊消防署に配属されました。令和6年度からは消防本部の通信指令課に配属され、現在に至ります。

 

竹腰:自分は射水市出身で、令和4年度に採用されました。私も高校卒業後すぐに消防に採用され、消防学校卒業後、射水消防署予防課に配属されました。

 

消防の試験を受けたのは射水市消防本部だけです。大学進学の予定もなく、中学校と高校の職場体験で射水市消防本部を訪れており、職場の雰囲気に良いイメージを持っていたので、応募しました。

 

知り合いが何人か射水市消防職員だったこともあり、親しみやすさを感じていましたし、もともと自分が柔道部出身ということもあり、体を生かせる仕事がしたいとも思っていました。

 

―そうなんですね。では、村椿さんはどうですか?

 

村椿:私は小学生の頃から消防士になりたいと思っていました。父親が消防士でもあり、人の役に立ち、火災や救急の現場で直接人命を救える職業としての憧れがありました。

 

私も受けたのは射水市消防本部だけです。地元が近く、父親からの勧めもあり射水市の消防を受けました。

 

―ありがとうございます。では、射水市消防本部の体制について教えていただけますか?

 

村椿:射水市消防本部は、本部(総務課・防災課・通信指令課)、2消防署と2出張所で組織されています。

 

竹腰:村椿さんは本部通信指令課、私は射水消防署に所属しています。

 

―竹腰さんの所属はどのような勤務体制なんですか。

 

竹腰:署員で一部と二部に分かれての交代勤務しており、私は一部に所属しています。一部の総員は20名で、5人ずつ休むサイクルなので出動時は最大15名体制です。勤務は8時半からの24時間勤務となります。

 

まずは勤務を交代したら引き継ぎ、車両点検の後、係としての仕事に入ります。お昼休憩をはさみ、午後は17時15分まで事務処理等の業務、夜ご飯の準備と食事を経て、日中できなかった分の事務処理やトレーニングなどを行います。夜間は3時間ごとに交代で通信指令室に入り、通報の対応をします。

 

―係の仕事とはどのようなものですか?

 

竹腰:射水消防署には予防課と警防課があり、私は予防課の危険物係に所属しています。ガソリンスタンドなどの危険物施設の届け出を受け、消防法に適合しているか審査・検査し、安全であれば使用許可を出します。その他にも業者との打ち合わせや、危険物施設への立ち入り検査など様々な仕事があります。これらは火災を予防するための仕事になります。

 

―村椿さんの業務についても教えてください。

 

村椿:119番通報を受け付け、必要な情報を聴取し、消防署の活動隊に出動指令を出す業務です。通報者は不安の中119番通報をされていると思うので、その不安を少しでも取り除き、正確な情報を聞き出して、活動隊に伝えることが重要です。

 

現場に出動することはありませんが、対応できる処置を口頭指導することも重要な業務の一つです。

 

通信指令課には10名の職員がおり、日勤2名、残りの8名が泊まり勤務です。8名中4名が一部、4名が二部で2部構成です。夜間は3時間ごとに交代で通信指令員が通信勤務に入り、署員が補助します。先ほど竹腰が話していた夜間の通報対応がこれにあたります。

 

あとは、私も竹腰も24時間勤務の後、24時間非番というサイクルで、3回勤務すると週休2日となります。

 

―非番時は招集もあるということですか?

 

竹腰:大きな火災が発生した場合などは非番の職員も招集されることがあります。幸いにも射水市はそこまで大きな災害や火災の発生件数は多くはないですが、災害発生時など招集がかかる際はメールで報告が来ます。

 

―異動は頻繁にあるのですか?

 

村椿:1年で異動になる職員もいれば、数年異動がない職員もいます。異動人数や年数はその年によりばらつきがあるため一概には言えません。ただ、同僚や先輩方を見ていると長くても3~4年程度の間に異動を経験している印象を受けます。

 

―竹腰さんの入庁当初の教育体制についても教えてください。

 

竹腰:消防学校卒業後は、特に1個上の先輩が中心となって指導してくれました。教育担当という専任担当制ではないのですが、かなり丁寧に指導してくれ、何でも聞ける環境であったのが非常にありがたかったです。実際に先輩から「聞けることは何でも聞いておくべき」とアドバイスもいただいていたので、遠慮せずできたのが良かったですね。

 

あとは現場活動の訓練のなかで、射水消防署としての戦術、業務の進め方を教えてもらう形ですね。主に夕食後の時間などで資材についてなども色々と教えていただいていました。

 

―職場全体の雰囲気は?

 

竹腰:上下関係はもちろんあるのですが、年代に関わらず気さくに話せる雰囲気なのが良いところだと感じています。例えば、一緒に様々なスポーツをしたり、スノーボードに行ったりとプライベートでご一緒することもありますし、働きやすい雰囲気だと思いますね。

 

村椿:私も同感です。仕事場で疑問点はすぐに聞けるというのが良いですね。先輩たちは相談しやすい雰囲気づくりをしてくれていると思います。

 

―仕事のやりがいはなんですか?

 

村椿:消防士というと、現場に出て助ける!というイメージが強いのですが、通信指令課で働くことで現場に出動しない仕事の大切さも知ることができました。通信指令課は現場に出ることはありませんが、通報を受けることで現場に一番最初に関わることができます。通報者に傷病者への止血や胸骨圧迫の口頭指導を行うなど、適切な応急手当を伝えることにより、結果的に人命救助につながったり、活動隊がスムーズに現場で作業できた時に非常にやりがい感じます。

 

竹腰:やはり体を動かすのは元々好きなので、トレーニングを日々重ねていって仕事に臨めるのは楽しいです。年に1度、救助大会があり、そこに向けての訓練も行っていくので、記録を出していくという点にもやりがいはあります。

令和6年に行われた富山県下消防救助技術大会では渡過という種目で優勝し、全国大会にも出場することができました。とてもいい経験になりました。今後も別の種目を通して技術を磨いていきたいと思います。

 

―今後のキャリアプランも教えてください?

 

竹腰:まずはもっと現場経験を積んでいきたいです。そのうえで、後輩に指導ができる職員になっていきたいと思っています。

 

村椿:今は通信指令員としてのスキルを1つでもあげていきたいと思っています。

 

―本日はありがとうございました。

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年2月取材)

 

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