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射水市役所

「いいとこ、いいもの、ギュギュッと!射水」 射水市は富山県のほぼ中央に位置し、海や河川、丘陵に囲まれた自然豊かなまちです。 半径約7kmとコンパクトな市域も特徴で、名所などの「いいとこ」と海の幸・里山の幸などの「いいもの」がギュギュッと詰まった住みよいまちとして発展してきました。 また、「子育てするなら射水市で」をキャッチフレーズに掲げ、切れ目のない充実した子育て支援を実施しており、子育て世代からも選ばれています。 これまで以上に未来世代から選ばれるまちを創り上げるために、一緒に働きませんか? まちづくりの主役は、このサイトを見ている「あなた」です!

「点の仕事」から「面の仕事」へ。メーカー営業職から転身、射水市役所の企業支援事業

射水市役所

2026/03/02

 富山県射水市役所、産業経済部商工企業立地課で働く髙田さんのインタビュー記事です。大学卒業後、県内メーカーの営業職として東京や名古屋で活躍していた髙田さん。

 

民間企業での経験と行政の仕事の違い、商業施設「アル・プラザ小杉」内に移転した新しいオフィスの魅力、そして仕事と子育てを両立する現在の働き方について、入庁2年目のリアルな視点で語っていただきました。

 


 

転勤族の営業マンから、地域に根差す公務員へ。家族との未来を考えたUターン転職

 

―まずはこれまでのご経歴について教えてください。

 

髙田: 出身は石川県で、大学は富山の大学に通っていました。新卒でメーカーに入社し、そこで約7年間、東京や名古屋の支店で営業職として働いていました。

 

―7年間の営業経験を経て、なぜ公務員への転職を考えられたのでしょうか?

 

髙田: 一番の理由は「家族」です。妻が富山県出身なのですが、前職ではどうしても数年ごとの転勤が避けられません。「これから家族で腰を据えて生活していくなら、富山で働きたい」と考えたのが最初のきっかけです。

 

また、仕事に対する思いの変化もありました。営業職時代、自社の製品を販売して使用してもらうことはやりがいでしたが、どうしてもその場限りの「点」の付き合いになってしまう感覚があったんです。

 

取引先の企業に出入りする中で、自治体の職員の方が施策の提案などで長期的に企業の支援をしている姿を見かけ、「行政なら地域に根差して、企業を『面』で支えるような仕事ができるのではないか」と興味を持つようになりました。

Switch IMIZU内で担当者と打ち合わせ

 

商業施設内にオフィスを構えるメリット

 

―現在は商工企業立地課に所属されていますが、オフィスの場所が少し変わっていると伺いました。

 

髙田: はい。実は私たちの課は市役所の本庁舎ではなく、小杉駅に隣接する商業施設「アル・プラザ小杉」の2階にオフィスを構えています。 これは、令和7年4月に同施設内にオープンした射水市ビジネス支援センター「Switch IMIZU(スイッチ・イミズ)」に合わせて移転したものです。

 

「Switch IMIZU」は市内の中小企業や創業したい人を支援するための相談拠点で、私たち商工企業立地課もそのすぐ近くに席を置くことで、連携を強化しています。

 

―商業施設の中に市役所の課があるというのは珍しいですね。実際に働いてみていかがですか?

 

髙田: 便利な立地だと感じています。駅のすぐ近くにあり、通勤はもちろん、市民の皆さんにとってもなじみのある場所で、訪れやすい環境が整っています。 また、「Switch IMIZU」との連携もスムーズです。

 

例えば、「Switch IMIZU」に経営相談に来られた方が「市の補助金を使いたい」となった時、すぐ隣に私たちがいるので、その場で制度の案内ができます。逆に、私たちへの相談の中で専門的な経営アドバイスが必要になれば、すぐに「Switch IMIZU」の専門家へ繋ぐことも可能です。 物理的な距離が近いことで、ワンストップに近い形でスピーディーな支援ができるのは大きなメリットだと感じています。

 

―オフィスの環境自体はどうですか?

 

髙田: できたばかりなので、オフィスはとても綺麗で快適です。商業施設内にファーストフード店などがありますし、スーパーも併設されているので、昼食にも困りません。仕事終わりに夕飯の買い物をして帰ることもできるので、生活面でも助かっています(笑)。

 

採用支援から融資まで。企業の「人」と「お金」の悩みに寄り添う

 

―現在担当されている業務内容について教えてください。

 

髙田: 商工労政係で、現在は主に「企業の採用支援」と「制度融資」を担当しています。 採用支援では、人手不足に悩む市内の中小企業のために、合同企業説明会や企業訪問バスツアーを企画・運営しています。

 

最近では、インターンシップのノウハウがない企業に対して、プログラム作成等の伴走支援を行う事業も始めました。制度融資については、市が金融機関と連携して設けている融資メニューの運用を行っています。市が利子や保証料の一部を助成することで、資金繰りの負担を軽減し、中小企業が利用しやすい制度設計となっています。

 

―入庁1年目から今の業務を担当されていたのですか?

 

髙田: いえ、1年目は「創業支援」を主に担当していました。これからお店を開きたいという方などへの補助金交付などがメインの業務でした。 2年目になって担当が変わった時は、また一から覚えることが多くて大変でしたが、係内でローテーションすることで、チームで対応できる体制が作られているのだと思います。

 

―民間企業とのギャップや、仕事の難しさを感じることはありますか?

 

髙田: ギャップは少なからずありました。特に「判断の根拠」が求められる点です。 民間時代は自分の裁量で動くことが多かったのですが、行政では法律や要綱に基づいて判断しなければなりません。想定外の相談が来た時になぜその判断をするのか、どう解釈するのかを整理し、内部で合意形成を図るプロセスは、今でも難しさを感じます。

 

ただ、だからこそ「相手の立場に立って考えること」を大切にしています。制度の枠組みの中で、どうすれば事業者さんが使いやすいか、どう説明すれば伝わるか。金融機関や商工団体の方々と密にコミュニケーションを取りながら、独りよがりにならない支援を心がけています。

 

「ちょうどいい」距離感と働きやすさ。子育て世代にも優しい職場環境

 

―職場の雰囲気や、ワークライフバランスについてはいかがですか?

 

髙田: 職場の雰囲気は、私が思っていた以上にオープンで温かいです。中途採用の私でも疎外感を感じることは全くなく、フラットに意見交換ができています。 昨年末に子供が生まれたのですが、休みを取りやすい雰囲気があり、気兼ねなく休暇制度を使わせてもらっています。

 

残業も前職と比べて特別多いわけではありませんし、イベントなどで土日に出勤した場合は必ず平日に代休が取れるので、メリハリをつけて働けています。

 

―射水市での生活はどうですか?

 

髙田: 射水市は本当に「ちょうどいい」街だなと実感しています。 富山市や高岡市へのアクセスが良く、普段の買い物は市内で完結しますし、海や川といった自然も身近にあります。大きすぎず小さすぎず、人との距離感も程よい。

 

東京勤務時代は通勤に時間がかかっていましたが、今の職場では通勤時間がぐっと短くなりました。その分、家族と過ごす時間が増えましたし、心に余裕を持って生活できています。

 

―最後に、射水市役所への転職を考えている方へメッセージをお願いします。

 

髙田: 私のように民間企業から転職を考えている方にとって、射水市役所は非常にチャレンジしやすい環境だと思います。 試験制度が受けやすいだけでなく、入庁後も中途採用者が多く活躍しているので、「プロパー職員ばかりで肩身が狭い」なんてことは全くありません。むしろ、外の世界を知っているからこそできる提案や、フラットな視点が求められると感じます。

 

 「地域のために働きたい」「家族との時間を大切にしたい」という思いがあるなら、ぜひ射水市役所を選択肢の一つに入れてみてください。地元出身でなくても仕事を通じて地域を知っていける楽しさがあります。綺麗なオフィスで一緒に働けるのを楽しみにしています。

 

―本日はありがとうございました。

 

「射水市は何もかもが『ちょうどいい』んです」と語る高田さん。民間企業で培ったコミュニケーション能力を活かしつつ、行政職員として「根拠」と「共感」のバランスを大切にする彼の姿勢は頼もしく、 キャリアチェンジに不安を感じている方にとっても、参考となるはずです。

 

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2026年1月取材)

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