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大船渡市役所

大船渡市は、岩手県の沿岸南部に位置する自然豊かで風光明媚な人口約3万3千人のまちです。 温暖な気候と風光明媚な景色が魅力の大船渡市も、2011年の震災の被害を大きく受け、近年は復旧と復興に注力してきました。 震災からの復旧と復興を経て、今、市民と協働して新たなまちづくりに取り組んでいます。 多様な地域課題を一つでも多く克服するため、私たち大船渡市職員は、柔軟な発想と勇気をもって改革に取り組んでいます。

地域が変わる!自分が変える!~大船渡市役所で土木技術職として働く魅力とやりがい~

大船渡市役所

2025/05/21

大船渡市役所で土木技師として働く水田さんのインタビュー記事です。

子どもの頃からものづくりが好きだったという水田さんに、土木技術職として働くことを選択した理由や、働く中で感じるやりがいなどについてお話しいただきました。

自分の仕事で景色が変わっていくというやりがいなど、とても素敵なお話をたくさん伺いました。

 


ーまずは簡単に入庁までの経歴を教えていただけますか?

 

水田:出身は仙台市で高校卒業までを仙台市で過ごしました。大学進学を機に栃木県の大学に進学し、大学では土木学科を専攻していました。

大学を卒業後、令和5年度に大船渡市役所に土木技術職として入庁しました。

職員さんの写真

ー土木の道に進もうと思ったきっかけを教えてください。

 

水田:小さい頃からブロック遊びが大好きで、自ら何かを作り出すということに興味を持っていました。特に、橋のような巨大な建造物や、人々の生活を支える街づくりといった、土木の仕事に魅力を感じていたため、大学受験時には土木の道に進むことを決めていました。

 

ー地元は仙台市とのことでしたが、なぜ大船渡市を受験しようと思われたのでしょうか?

 

水田:実は、私の父は大船渡市と隣接している住田町という所の出身で、私も幼い頃から大船渡市には頻繁に訪れていたので、私にとって非常に馴染み深い地域でした。そのため、この地域で仕事をしてみたいという気持ちが自然と湧いてきて、就職先を検討する上で、候補の一つとして考えるようになりました。

 

ー働く先として、民間企業ではなく自治体を選んだのにも、何か理由はありますか?

 

水田:大学で就職活動をしていた際、東京に本社を構えるような大手建設会社への就職も検討しました。しかし、建設業界は全国規模で事業を展開している企業が多く、転勤も頻繁にあると聞いて、少し不安を感じていました。できれば、転勤が少なく、地元に近い場所で働きたいという思いがありました。そのため、地域に密着した自治体で働くことを選びました。

 

ー自治体の受験を決めてから、どのような対策をされましたか?

 

水田:大学で公務員試験対策の講座が開講されていたので、それを受講して筆記試験の対策を進めていました。それに加えて、大学の先生方や就職支援センターの方々にも面接の練習にお付き合いいただきました。

合否を決めるのは、筆記試験ではなく面接試験だろうと思っていたので、自分の思っていることをどれだけ正確に、そしてわかりやすく相手に伝えるかということを意識して面接練習を行っていました。

 

ー現在の業務内容について教えてください。

 

水田:私は建設課に所属しており、土木係と道路管理係の業務を兼務しています。土木係では、主に道路や橋梁、河川など、地域の生活基盤となる様々な工事を担当しており、工事の発注や、監督業務を行っています。

 

一方、道路管理係では、市民の方々からの道路や水路に関する様々な要望に対応しています。例えば、「側溝に土砂が詰まっている」「道路に穴が開いている」といったお問い合わせに対して、現地を確認し、迅速な問題解決に努めています。

 職員さんの写真

ーこれまでで、特に印象に残っている仕事はありますか?

 

水田:今年度担当した仕事の中で、特に印象に残っているのは、道路の拡幅を目的とした側溝設置工事です。これまで道路脇には開水路があったのですが、それを蓋付きの側溝にすることで、通行できる道幅を広げる工事を行いました。側溝を設置したことで、安全で広い道路を作ることができました。

 

「側溝を設置するだけ」というと単純な工事に聞こえるかもしれませんが、それだけでも景観が大きく変わり、非常にやりがいを感じました。

現場の写真

 ー水田さんにとって、土木技術職として働くやりがいを教えてください。

 

水田:先程少しお話ししましたが、子どもの頃、土木の仕事で想像していたのは、何十メートルもあるような巨大な橋のような、自分の背丈を遥かに超える大きな建造物でした。

現在、私が担当している工事は、残念ながらそれほど大規模なものではありません。しかし、日々の工事を通して、まちの風景が少しずつ変化していく様子を目の当たりにすることができます。

 

例えば、傷んだ道路の舗装が新しく綺麗になったり、道路の横に側溝が設置され道幅が広がったり、本当に日々変化していきます。そういった変化を通じて、自分の仕事が形になっていくことに大きなやりがいを感じています。

現場の写真

 

ー土木の仕事というと現場で覚えることが多い印象ですが、入庁後はどのようにして仕事を覚えていったのですか?

 

水田:入庁後、最初の1週間は市役所職員としての基礎を学ぶため、職種に関係なく全員で合同研修を受けました。その後、実際の業務が始まり、工事の担当や市民の方々からの要望への対応など、先ほどお話ししたような仕事を少しずつ任されるようになります。

 

もちろん、最初から全てを一人でこなす必要はなく、先輩や上司が丁寧にサポートしてくれ、少しずつ仕事を覚えていくことができるので、安心して業務に取り組むことができています。仕事に慣れるまでは、基本的に先輩方と共に行動するため、現場での働き方を横で見つつ覚えることができます。

 

ー実際に入庁してみて、職場の雰囲気はいかがですか?

 

水田:入庁前は、役所というと堅いイメージがありましたが、実際に入庁してみると、先輩職員の方々がとても親切で、明るい雰囲気の職場だと感じました。職員の皆さんと交流する中で、当初抱いていた堅いイメージは払拭されました。

 

 自分の考えや意見も、しっかりと伝えることができる職場環境だと思っています。上司も私の意見に真摯に耳を傾けてくれるので、安心して発言することができます。

職員さんの写真

 

ーずばり、大船渡市役所で働く魅力を教えてください!

 

水田:大船渡市役所に入庁して良かったと感じる点は、やはり先ほどもお話ししたように、職員の方々が皆フレンドリーであることです。仕事だけでなく、職場内ではレクリエーション活動も盛んで、部署の垣根を越えて交流できる機会が豊富にあります。

 

普段の業務では関わることのない方々とも、イベントを通じて交流を深め、互いのことをよく知ることができるのは、とても素晴らしいと感じています。様々な活動を通して、毎日楽しく過ごすことができています。

 

私も、イベントには積極的に参加するようにしており、部署を越えた交流を通じて、日々刺激を受け、自身の成長にも繋がっていると感じています。

レクリエーションの様子

 

ー最後に、未来の仲間となる求職者の方へメッセージをお願いします。

 

水田:土木の仕事は、官公庁でも民間企業でも、実際に現場に出て作業を行うという点で共通しています。現場でなければ味わえない経験や感動がたくさんあるので、ぜひ現場で様々な面白さややりがいを見つけ、そこでしか得られない貴重な体験をたくさんしてほしいと思います。

 

大船渡市役所で、皆さんと働くことができることをお待ちしています!

 

職員さんの写真

 

ー本日はありがとうございました!

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年2月取材)

 

職員インタビュー

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