官公庁・自治体で働くならパブリックコネクト

求人を探す
官公庁の方
ログイン

会員登録

東近江市役所

~うるおいとにぎわいのまち東近江市~ 東近江市は人口約10万人の都市です。鈴鹿の山々から琵琶湖までが一つの市域となった森・里・川・湖が広がる多様のある自然の中に万葉の時代から綿々と受け継がれてきた千年超える歴史、文化伝統が蓄積された地域です。 平成17年(2005年)2月11日に八日市市、永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町が合併して誕生し、平成18年に能登川町と蒲生町が合併して現在の東近江市の姿となり、2025年2月に20周年を迎えました。

東近江市役所で自然と向き合う!アウトドア経験が活きる公務員の仕事

東近江市役所

2025/04/18

滋賀県東近江市役所で働く田中さんは、大学時代に野外活動に打ち込み、卒業後は公務員として東近江市役所に就職。現在は森と水政策課に所属し、鈴鹿10座の保全活動やエコツーリズム推進に携わっています。自然豊かな東近江市で、田中さんが感じるやりがい、職場の雰囲気、ワークライフバランスなど、公務員の魅力を、アウトドア好きの視点から語っていただきました。

 

―ご経歴を教えていただけますか?

 

田中:地元は滋賀県内で、大阪の大学を卒業後、そのまま東近江市役所に入庁しました。

 

―就職活動では、最初から公務員志望でしたか?

 

田中:もともと体を動かす仕事をしようと、大学入学時は消防士を目指していました。しかし、大学の野外教育や野外活動を専門とするゼミで自治体の仕事を知り、そこから市役所で働くことに興味を持ちました。特に興味をもったのが、SEA TO SUMMITというイベントを開催している、東近江市でした。

 

―どういったイベントですか?

 

田中:アウトドアメーカーのモンベルと共催で、カヌー、自転車、ハイキングの3種目を通して自然を楽しむイベントですね。元々アウトドアが好きだったこともあり、イベント自体にも興味を持ちましたし、それを自治体が運営していることに面白さを感じました。

 

―そこから自治体の仕事に興味を持ち、公務員試験の勉強を始められたんですね。どれくらいの期間、勉強しましたか?

 

田中:1年ほどです。大学の公務員試験の講座にも通いました。

 

―就職活動はどのように行っていったのですか?

 

田中:地元から通える自治体で複数受験いたしました。5〜6個の自治体の試験を受けたと思いますが、東近江市役所がもともと志望が高かったです。前述のイベントだけではなく、鈴鹿山脈の登山や渓流釣り、湖東平野でのサイクリングなど、東近江市には遊びに行くことも多かったので馴染み深かったんです。

 

あと、完全に地元だと知り合いも多いですし、ちょっと離れた東近江市の方が働きやすいかなとも思っていました。

 

―選考試験はいかがでしたか?

 

田中:緊張しましたね。自分が受験したときには、二次試験に集団討論があり、特に難しかったです。落ちたかなと思いましたが、なんとか合格できました。今は、二次試験では集団面接をしているようです。

 

―では、入庁後のお仕事についても教えてください。

 

田中:森と水政策課で、市内にある森と水の保全と活用に取り組んでいます。豊富な自然環境を活かしながら守っていくエコツーリズムの推進、例えば鈴鹿10座の保全活用などが主な業務です。あとは年に2回、情報誌のHigaeco[ヒガエコ]の発刊も行っています。

 

鈴鹿10座とは鈴鹿山脈を周知するとともに、そこから供給される豊かな森林資源や水資源を次世代に継承することを目的として鈴鹿山脈にある10個の山を選定したものです。その登山道の整備や植生の保全などを行っています。

 

また、私がメイン担当ではないですが、SEA TO SUMMITの運営にも携わっている部署ですのでそちらのサポートも担当しています。

 

―自然環境について強く推しているんですね。

 

田中:はい、「森里川湖」とも呼んでPRすることは多いですが、鈴鹿山脈の森、愛知川、琵琶湖が繋がり一体となった自然環境であり、それが市内で完結しているのが非常に珍しく、他にはあまりない自然環境なんです。

 

―森と水政策課は何名体制ですか?

 

田中:課全体では9名ですが、エコツーリズムや鈴鹿10座を担当しているのは3名です。

 

実際に登山道の整備作業をしているわけではなく、鈴鹿10座のガイドクラブへ委託しています。しかし、しっかりと関係性を築いていくために、現場へ行くこともあります。夏場は毎週のように行っていました。

 

―入庁当初はどのように仕事を学んでいったのですか?

 

田中:最初からルーティン業務ではなく、自分で仕事を作り出していくような進め方でした。このため2~3ヶ月は、マニュアルもないですし、手探りの日々でした。

 

最初は、上司の進め方を真似て、繰り返していくうちに徐々に覚えていった感じです。イベントなど外部団体と物事を進めていくうえでは、関係性づくりが非常に重要です。そうやって外部団体との交流する姿を見せていただき、自分も外へ出て様々な団体などと交流していき信頼関係を深めていくことで仕事がやりやすくなっていきました。

 

―教えてもらうこともあったのですか?

 

田中:マンツーマンだったので毎回教えていただいていました。段階にあわせ、徐々に自分のレベルに合った仕事を任せてもらいました。

 

―イベントの仕事はいかがでしたか?

 

田中:もともと興味のあったSEA TO SUMMITは、お伝えしたとおりサポート業務でしたが、準備の大変さはすごく感じました。華やかであり、目立つイベントですがその裏で準備や運営に関しては労力がかかっており、なにより地域団体や共催する企業などとの調整が大変そうです。

―やりがいを感じる部分は?

 

田中:やはり、自分で仕事を作れるようになると、0から何かをつくりあげることに達成感を得られるところがやりがいです。印象に残っているのは、鈴鹿10座の登山道整備イベントです。10名ほどのボランティアを募り、登山道の整備を行いました。

 

―職場の雰囲気はいかがですか?

 

田中:上司や同僚の方々ともと話しやすい、風通しの良い職場です。上司は職場でもよく話かけてくれますし、係長とは休日にも釣りに行ったりしますね。

 

仕事自体も、イベントの前後は残業することがありますが、基本的に残業は少ないです。土日出勤もありますが、その分の振替休日を取得できています。

 

あとは、市役所にサッカー部がありそこで週1回フットサルをしています。年に1回、自治体対抗のサッカー大会にも参加します。そこが部署関係なく交流できる機会にもなっていますね。

―東近江市役所を受験しようか迷っている人に伝えたいことは?

 

田中:私が入庁したときは、他の自治体と比べて採用者数が多かったんです。だから同期が多くて働きやすいですし、若手も増える環境ではないかと思います。

 

ー本日はありがとうございました

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年2月取材)

 

職員インタビュー

この記事の官公庁・自治体

東近江市役所

~うるおいとにぎわいのまち東近江市~ 東近江市は人口約10万人の都市です。鈴鹿の山々から琵琶湖までが一つの市域となった森・里・川・湖が広がる多様のある自然の中に万葉の時代から綿々と受け継がれてきた千年超える歴史、文化伝統が蓄積された地域です。 平成17年(2005年)2月11日に八日市市、永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町が合併して誕生し、平成18年に能登川町と蒲生町が合併して現在の東近江市の姿となり、2025年2月に20周年を迎えました。

官公庁・自治体をフォローして、 「新着求人の通知」 を受け取りましょう!

この記事が気に入ったらお気に入り登録しましょう!

ヘルプ

お問い合わせ

ご利用者様向け利用規約

プライバシーポリシー

運営会社

© PUBLIC CONNECT Inc. All rights reserved.