相模原市役所で働くってどんな感じ?
令和5年度に入庁したばかりの
後輩職員2名に、
先輩職員がホンネを聞いてみました!
どんな仕事をしていますか
宇野:今日は2人と一緒に、相模原市を志望した理由や実際に働いてみた感想などをざっくばらんにお話できればと思います。私は、入庁して1か所目で子育て給付課に配属されて、児童手当の申請内容の審査や支払業務を行っていました。
現在は、高齢・障害者支援課で、障害のある方が日常生活を送りやすくするための事業を行っています。
楠木:私はスポーツ推進課で、市内でスポーツの振興のために活動しているスポーツ推進委員の方と一緒にイベントの運営や企画を行っています。
小島:中央子育て支援センターで、保育園の入所・保育の認定に関することや、児童手当の受付業務、子育てに悩んでいる保護者の方の相談などを行っています。
~地元で働きたかった~
宇野:2人はなぜ相模原市を志望したの?
楠木:大学卒業後、鉄道会社で6年間設備系の仕事をしていましたが、もう少し幅広く色々な仕事をしてみたいと思ったのと、結婚を機に転勤のない環境が良いと思い、公務員に転職しました。市民の方と直接関わることができ、政令指定都市なので、携わる仕事の幅も広いと思い志望しました。
小島:大学生の時に不動産関係のインターンシップに行き、民間企業なので当たり前ですが、利益追求の仕事を体験してみて、自分は公平にサービスを提供できる公務員の方が向いているなと思い、公務員を志望しました。相模原市は地元ですし、リニアの開通もあり、どんどん成長していく相模原市を支えたいという思いもあり、志望しました。
宇野:私も民間経験があるんだけど、1年目で名古屋勤務になって、地元の良さを実感したこと、ジョブローテーションがあって色んな仕事が経験できること、住宅手当やボーナスがあって安定していることから公務員への転職を決めたかな。あと、試験が「人物重視」というところも大きかった。
~幅広い仕事を任せてもらえる~
宇野:入庁したらどんな仕事をしたいと思ってた?そして、入庁してみて実際にはどうだった?
楠木:スポーツは見るのもやるのも好きなので、スポーツ関係の仕事に携わりたいと思っていました。あとは、前職で駅のホームドア設置関係の仕事を行っていて、ホームドアは視覚障害者の方のための設備でもあるので、そこから障害福祉にも興味を持っています。
現在の業務では、イベントの企画など自分の発案について上司の方も意図を汲んでくれますし、周りも若手が多いのですごく働きやすいなと思っています。
小島:母が助産師をしているのと、学生時代に塾講師のバイトをしていた経験から、子育て関係の仕事に携わりたいと思っていたので、1か所目で配属されたので嬉しいです。
入庁前は、デスクワークで黙々と仕事をするイメージを持っていましたが、実際は、自転車に乗って保育園に入所調整に行ったりと外回りの仕事もあったりして、イメージが少し変わりました。任せてもらえる仕事の幅も広いです。
宇野:2人とも希望通りの部署に配属されたんだね。私は、弟に障害があって、今まで特別支援学級に関わることがあったんだけど、今後、障害児の継続的な支援などに携わりたいと思ってるんだ。市役所の仕事は、法律や条例などに則って行うから、仕事的な意味では「堅い」けど、周りの先輩や同期とかに相談しやすい雰囲気で、すごく働きやすい環境だと思う。
~責任がある分やりがいがある~
宇野:2人はどんな時にやりがいを感じる?私は、1つ目の職場の子育て給付課で、窓口で対応した際に、市民の方に感謝されたときにやりがいを感じたな。今の職場は、市民の方と直接関わることはあまりないんだけど、障害のある方が日常生活を送りやすくなるよう、条例などの例規改正に携わったりと市民の方の生活に直接影響のある仕事をしているのでとてもやりがいを感じているよ。
楠木:毎年開催しているようなスポーツイベントについて、前例踏襲だけでなく、より良くするための改善点を考えて改善し、参加者や一緒に運営してくれた方から「楽しかった」という声をかけていただいた時は、頑張ってよかったと思います。
小島:窓口業務にも大分慣れてきたので、市民の方から「急いでいたので助かった」など感謝されたときは嬉しいです。また、保育園の入所調整では、入所できないと保護者の方が仕事をやめなければいけなかったり、人生に関わる部分なので、無事入所につなげることができたときにはとてもやりがいを感じます。
~反省から学ぶことは大きい ~
宇野:2人ともやりがいを感じながら楽しく仕事ができているんだね。逆に、失敗してしまったこととかはある?
楠木:スポーツ推進委員の方と調整をする機会が多いのですが、最初は自分の意見を直球勝負でぶつけるやり方しかわからず、相手は経験の長い方が多く、これまでの経緯などもよくご存じなので、調整がうまくいかない事がありました。
小島:入庁したばかりの頃は、自分で調べることと周りに聞くことのバランスがよくわからず、窓口でお客さんを待たせてしまうことがありました。今はそうならないよう気を付けています。
宇野:私も、最初の部署に配属されたとき、すごくスピード感のある部署で、調べる前に先輩に質問してばかりだったのが反省点かな。自分で調べられることは調べたうえで聞けばよかったと反省してるんだ。
~研修を上手に利用する~
宇野:失敗してしまうこともあるけれど、その失敗を成長の糧にすることが大事だよね。では、自分の成長を実感したことはある?
楠木:イベントの抜本的な変更点を会議の場で初出ししてしまい、総バッシングを受けてしまったことがありました。そこから事前調整が大事だということを学び、今では前よりもスムーズに業務を進めることができるようになり、成長につながったと思います。
小島:保育関係は覚えなければならないことが多いのですが、最近は電話案内などもスムーズにできるようになり、成長を感じています。
また、先日クレーム対応研修を受けたのですが、クレーム対応だけでなく、どのような対応をすれば柔らかく感じていただけるかなど、日々の業務にいかせる内容だったので、受講してよかったなと思いました。
宇野:私も、今の職場はExcelをよく使うんだけど、苦手だったから、市の自己研鑽セミナーを受けて、ピボットテーブルなどを使いこなせるようになったよ。
~やはり税金関係は興味がある~
宇野:今後、どんな部署に行きたいとか、どんな仕事をしたいとかはある?私は、今希望通り障害関係の仕事ができているけど、行政職で入ったので、全く違う仕事もしてみたいと思うかな。あと、せっかく公務員になったので、税金関係にも強くなりたい。
楠木:市役所というと一番イメージのある区民課や税金関係の最前線の窓口対応を経験してみたいですね。まちづくり関係も興味があります。
小島:希望通り子育て関係の仕事ができているので、全然関係のない部署で一から学んで成長してみたいという気持ちがあります。私も税金関係の部署に関心があります。
~一緒に働きたいと思える人がいい~
宇野:最後に、相模原市職員を目指す方へメッセージやアドバイスをお願いします。
楠木:私は転職の際、始業前の朝6時半から毎日喫茶店で試験勉強を行っていました。大変でしたが、今となっては頑張ってよかったと思います。前向きな人と共に働くのは気持ちがいいものなので、ぜひそういう人と一緒に働きたいです。仕事やプライベートの話もたくさんしたいですし、飲みに行ったりもしたいです!
小島:人物重視の試験というところもあるので、面接の場で、ぜひこの人と働きたいと思ってもらえるような明るさや前向きさが出せるといいのかなと思いますし、私もそういう方とぜひ一緒に働きたいです!
宇野:相模原市はジョブローテーションがあることが魅力だけど、逆に頼れる先輩もいつかは異動してしまうので、言われたことをするだけでなく、自分で考えて学んでいける方と一緒に仕事ができるといいですね。
この記事の詳細は相模原市職員採用案内でも確認することができます📒