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隠岐の島町役場

四方を日本海に囲まれた隠岐の島町は、独自の地形・歴史・文化・生態系などをもつことから「世界ジオパーク」にも登録されており、人情があふれる自然豊かな町です。 このサイトでは、日本海に浮かぶ「とって隠岐」の島で一緒に働いてくださる方を募集しています。 UIターンの方ももちろん大歓迎です。島での暮らしに興味のある方はぜひぜひご検討ください。 皆さんとお会いできることを楽しみにしております。よろしくお願いします!!!

故郷・隠岐の島が好きでUターン!若手職員が語る、島のリアルな仕事と暮らし

隠岐の島町役場

2025/04/23

隠岐の島町役場 総務課 職員係の砂川さんのインタビュー記事です。生まれ育った隠岐の島町で働くことを決意し、専門学校を経て入庁した砂川さん。現在の仕事内容や、入庁前後のギャップ、職場の雰囲気、そして隠岐の島ならではの魅力について、率直な言葉で語っていただきました。地元への想いを胸に働く若手職員のリアルな声をお届けします。

 

ー自己紹介と入庁までの経緯を教えてください。

 

砂川:生まれも育ちも隠岐の島町で、高校まで隠岐の島町におりました。高校卒業後は、公務員になるための勉強をしようと思い、1年間、松江市にある公務員の専門学校に通いました。そこでしっかりと試験対策を行い、無事に隠岐の島町役場に採用していただき、入庁しました。

 

ー公務員、特に隠岐の島町役場を目指したきっかけは何だったのでしょうか?

 

砂川:公務員という職業自体は、中学生ぐらいの頃から意識し始めていました。一番大きなきっかけは、やはり父親が隠岐の島町の職員だったことです。小さい頃から、父が町のために働く姿を見て育っていたので、自分も働きたいとは思っていました。

 

あとは、町が誇るイベントを役場が携わって運営されていたということもあり、小さいときから役場の職員のイメージもありました。毎年6月に、「隠岐の島ウルトラマラソン」という島外からも多くのランナーが参加する、一大イベントがあるのですが、そういったものに携われてまちを盛り上げられるのも魅力でした。

 

高校を卒業する頃には、思いはより具体的になり、「隠岐の島町役場で働きたい」という気持ちが固まっていました。隠岐の島町は、豊かな自然はもちろん、独特の文化や歴史を持つ魅力的な場所です。

 

この島が抱える課題に目を向け、住民の方々の力になりたい、町をもっと良くしていくために働きたい、という思いが強くなり、隠岐の島町役場への入庁を目指すことを決意しました。

 

ー現在はどのようなお仕事をされていますか?また、その中で感じるやりがいについても教えてください。

 

砂川:現在は総務課の職員係に所属しており、主に会計年度任用職員の方々の給与計算や、社会保険、雇用保険に関する手続きなどを担当しています。また、職員向けの研修の企画・運営なども行っています。

 

入庁当初は全く分からない状態で、特に社会保険や雇用保険の制度は非常に複雑で、法律や条例、規則などを確認しながら進める必要があり、理解するのに苦労しました。しかしその分、専門的な知識を身につけ、正確に業務を遂行できるようになること一つ一つに達成感があります。特に、給与計算などは職員の方々の生活に直結する重要な業務ですので責任感もあります。

 

また、職員係という立場上、役場内の様々な部署の職員の方々と関わる機会が多いです。給与や保険の手続きに関する問い合わせに対応したり、研修の案内をしたりする中でのコミュニケーションの機会が、モチベーションに繋がっています。

 

ー入庁前に抱いていたイメージと、実際の働き方や職場の雰囲気との間にギャップはありましたか?

 

砂川:入庁前は、公務員というと少し堅苦しくて、黙々とデスクワークをこなすようなイメージを持っていました。

 

しかし、実際に入庁してみると、そのイメージは良い意味で裏切られましたね(笑)。もちろん事務作業も多いですが、それ以上に職員同士のコミュニケーションが活発で、とても気さくな雰囲気です。

 

私が所属している職員係は、係長を含めて3名体制なのですが、分からないことがあればすぐに質問できますし、丁寧に教えていただけます。新人の私に対しても、皆さんとても優しく接してくださり、安心して仕事に取り組むことができています。

 

また、役場全体としても、部署間の連携がしっかり取れていて、協力し合う風土があるように感じます。先ほどお話ししたウルトラマラソンのようなイベントの際には、部署の垣根を越えて多くの職員が協力して準備・運営にあたります。

 

当初は、公務員の職場に対して少し不安も感じていましたが、実際に働いてみると、想像していたよりもずっと温かく、風通しの良い環境だと感じています。この「人の良さ」も隠岐の島町の大きな魅力の一つだと思います。

 

ー仕事を覚えていくまでは、どのような教育の体制だったのですか。

 

砂川:自ら、何度もマニュアルを読み返したり、関連法規を調べたりしましたが、それでも理解が追いつかない部分も最初は多くありました。

 

このため、周囲の上司や先輩方声をかけてくださり、忙しい時でも時間を割いて丁寧に教えてくださいました。また、同じ係の先輩だけでなく、他の部署の職員の方々にも気軽に質問できる雰囲気があるのも心強かったです。

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?残業や休暇の取りやすさについて教えてください。

 

砂川:ワークライフバランスは非常に良いと感じています。基本的には定時で退庁しています。もちろん、繁忙期には残業することもありますが、それでも常態化しているという感じではありませんし、無理な働き方を強いられることはありません。

 

休暇に関しても、非常に取りやすい環境だと感じています。年次有給休暇はもちろん取れていますし、上司や先輩方も積極的に休暇を取られているので、新人の私でも気兼ねなく休みを申請できます。

 

休む時はしっかりと休み、リフレッシュして仕事に臨む、というメリハリのある働き方ができるのは、とても良い点だと思います。

 

ー砂川さんにとって、隠岐の島町で働く、暮らす魅力は何でしょうか?

 

砂川:まず、働く魅力としては、やはり「地元に貢献できる」という実感を得やすいことだと思います。役場の仕事は多岐にわたりますが、そのどれもが隠岐の島町という地域、そしてそこに住む住民の方々のための仕事です。自分が関わった仕事が、直接的に町の活性化や住民サービスの向上に繋がっていると感じられる瞬間は、大きなやりがいになります。

 

また、先ほどもお話ししたように、職場の人間関係がとても温かいことも魅力です。規模が大きすぎない組織だからこそ、職員同士の顔が見えやすく、部署を越えて協力し合う文化が根付いているように感じます。困ったことがあれば誰にでも相談できますし、お互いにサポートし合える環境は、心強いです。

 

暮らす魅力としては、何と言っても豊かな自然に囲まれていることですね。海も山もすぐ近くにあり、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。よく「離島は不便ではないか?」と聞かれることもありますが、私自身はあまり不便を感じたことはありません。もちろん、都会のように何でも揃っているわけではありませんが、生活に必要なものは町内で十分に手に入りますし、最近はネット通販なども活用できます。

 

むしろ、不便さよりも、豊かな自然や温かい人々に囲まれた、穏やかで充実した生活を送れることのメリットの方が大きいと感じています。

 

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2024年03月取材)

 

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