「自分の企画次第で何でもできる」
町長が語る隠岐の島町役場の最大の魅力は、職員の自主性です。
「生まれてよかった、住んでよかった、訪れてよかった」という大きな方針を町長が示し、具体的な事業は若手中心の職員が企画し実行します。
トップダウンではなく、職員のアイデアと情熱がまちを動かす。
そんなやりがい溢れる働き方に迫ります。

動画の目次
00:17 経歴を教えてください
00:56 町として押し進めている事業
01:34 隠岐古典相撲について
02:54 職員との関わり方について
04:08 町民との関わりについて
05:20 どのような人に来てほしいですか?
06:22 隠岐の島町役場で働く魅力を教えてください
「人情相撲」に学ぶ、島の心
隠岐には「古典相撲」という伝統ある相撲があります。
戦後まだ15回しか開催されていない神事なんですが、一番すごいのが「人情相撲」
相撲で最初に勝ったら、次は負けるんです。
つまり1対1で、どっちも勝者になる。
これは、小さな島で遺恨を残さないためのお互いの知恵。
この相撲を取った二人は、結婚式に呼ばれたり、一生のお付き合いをするしきたりなんですよ。

中学生の声から生まれた、港の再整備
町民との関わりは一番大事にしています。
私自身も「出前町長室」で出かけますし 、職員にも「とにかく現場に出てくれ」といつも言っています。
特に「子ども議会」での中学生の提案はしっかり実施します。
「公園にトイレがない」と言われれば、すぐにやりました。
今進めている港の再整備も、中学生から「あの港は味もにおいも音もしない」と厳しい表現で言われたことが、私の励みになっています。

求めるのは「地域に出かける行動力」
どんな人に来てほしいかと言えば、まずは地域を好きになって、地域に出かける「行動力」。
それさえあれば、それだけでいいと思っています。
それが元気にも繋がりますし 、「どこにでも行くぞ」という想いがある人なら、隠岐の島町できっとやっていけます。
UターンやIターン、地域おこし協力隊から「この島に住みたい」と役場を選んでくれるのは、本当にありがたいことだと思っています 。



