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上天草市役所

そこには、見渡す限りの絶景が広がっていました。 そう!ココはナナメ上↗上天草。 熊本県天草地域の斜め上にある上天草市。 市内にある豊富な資源に磨きをかけることで、予想を裏切り、超えてくる、 まさに「ナナメ上↗」を目指して掲げた 観光ブランドコンセプトが「ナナメ上↗上天草。」 「ナナメ上↗な上天草。」は常に新しいアイデアを持ち、既存の枠にとらわれず、斜め上の発想で未来を創る皆さんと巡り合えることを楽しみにしています!

イメージとは異なることばかり?~先輩・後輩が語る、上天草市役所で働く魅力と職場環境~

上天草市役所

2025/09/01

熊本県上天草市役所で働く岡田さんと直江さんのインタビュー記事です。

同じ企画政策課に所属し、先輩・後輩として働くお二人に、公務員を目指したきっかけから、入庁後のギャップ、仕事のやりがい、そして上天草市の魅力について伺いました。

アットホームで風通しの良い職場環境や、ワークライフバランスの実現に向けた取り組みは、公務員を目指す方や、どの自治体で働こうか悩んでいる方にとって、きっと参考になるはずです。

 


それぞれの想いを胸に。公務員という選択

ーまずはお二人の簡単な経歴を教えていただけますか?

 

岡田:出身は隣の天草市で、大学は県外の大学に進学し、化学を専攻していました。

 

大学卒業後、平成30年度に新卒で入庁しました。現在は企画政策課に所属しています。

 

直江:私は上天草市出身ですが、部活動に打ち込むため、高校は熊本市内の高校に進学し、寮生活を送っていました。

 

その後、高卒で今年の4月に入庁しました。所属は岡田さんと同じく企画政策課です。

岡田さん(左)と直江さん(右)

ーお二人はなぜ公務員になろうと思ったのですか?

 

岡田:私は大学時代に、周りの友達に公務員志望が多かったのがきっかけですね。みんなで一緒に公務員講座を受講していくうちに、自然と自分も公務員になりたいなと思うようになりました。

 

最初のうちは「なんとなく」という感覚で公務員講座を受講していたのですが、学ぶ中で、地域に密着した仕事に就きたいという思いが強くなっていきました。

 

直江:私は高校2年生の時に、公務員である兄の姿を見て「かっこいいな」と思ったのがきっかけです。兄はすごく尊敬できる存在で、その背中を追いかけて公務員になりたいと思いました。

 

就職活動よりも部活動を優先したいという気持ちもあり、試験対策のことを考えると一般企業に就職すべきかと考えていた時期もあったのですが、夏休みの三者面談で「やっぱり公務員になりたい」という気持ちを、担任の先生が後押ししてくださり、本格的に目指すことにしました。沢山支えてもらったので感謝しかないです。

 

兄は高校を卒業してすぐに熊本県庁で働き始めたので、私も同じように早く社会に出て、地域に貢献したいと思ったんです。

 

「とにかく堅い」「デスクワーク」は思い込み?

ー公務員に対して、入庁前はどのようなイメージを持っていましたか?

 

直江:そもそも学生時代に市役所に行く機会がなかったので、ずっとパソコンをカチカチしているか、市民の方と窓口対応をしているか、そのどちらかしか想像がつかなかったですね。

 

実際に見て回ったわけではないのですが、皆さんビシッとしたスーツを着ていて、少し真面目すぎるくらいのイメージを持っていました。

 

岡田:私も同じで、「お堅い人たちばっかり」というイメージでした。

 

窓口で淡々と手続きをこなす姿や、黙々とパソコンに向かう姿を想像していて、ルールに厳格で、少し近寄りがたいような存在だと思っていました。

 

ー実際に入庁してみていかがでしたか?

 

岡田:考えが大きく変わりましたね。上天草市役所は、市全体がコンパクトな分、職員同士のつながりが強くて、とてもアットホームな雰囲気です。堅いというより、フレンドリーで優しい人が多いというイメージに変わりました。

 

直江:私もそう思います。先輩方はオンとオフの切り替えがすごくて、仕事中は尊敬できることばかりですが、普段は気さくに話しかけてくださるので、とても話しやすいです。

 

高卒での入庁だったこともあり、入庁前は年齢の離れた市民の方や上司と上手くコミュニケーションが取れるか不安でしたが、その心配はすぐになくなりました。

 

計画策定から婚活イベントまで。仕事内容は想像以上に幅広い

ー現在の企画政策課では、どのようなお仕事をしているのですか?

 

岡田:主に市の総合計画や、国が進める「デジタル田園都市国家構想」に関する総合戦略、SDGs未来都市計画などの進捗管理を担当しています。

 

各課の取り組みを取りまとめて、計画がスムーズに進むよう調整する、言わば裏方の仕事ですね。その他、計画に関する会議を開催して、外部の専門家の方から意見をいただき、それを計画に反映するようなこともあります。

直江:私は、お試し移住施設や空き家バンクの運営に関する事務処理、近隣の天草市、苓北町と連携して開催する婚活イベントの運営や周知などを行っています。

 

イベントの企画や外部の方々とのコミュニケーションなど、デスクワーク以外の業務もとても多いですね。

ー実際の仕事内容も、入庁前のイメージとは異なりましたか?

 

岡田:私はこれまでに異動も経験しているのですが、どれも想像していたようなものとは全く異なりました。

先程もお話ししたとおり、市役所の仕事といえば窓口対応がメインだと思っていたのですが、私がこれまで配属された部署は、窓口対応がほとんどないところばかりでした。

 

最初は監理課で庁舎の施設管理や職員の労働環境を整える業務、その後は産業政策課や観光おもてなし課でふるさと納税に関する業務など、対象も内容も全く異なるような業務を経験してきました。

 

直江:私も、もっと窓口で淡々と手続きをするのかと思っていたら、実際には移住定住の促進を担当する中で、空き家の持ち主さんや移住を希望される県外の方など、多くの方と直接お話しする機会がたくさんありました。

 

また、婚活イベントも担当しているのですが、まさか高卒の自分が地域の婚活イベントを担当するなんて、思ってもみなかったですね(笑)

 

「地域の活性化」がやりがいに。魅力が伝わった瞬間の喜び

ーお二人が日々働く中で、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

岡田:以前、ふるさと納税の担当をしていた時に、生産者さんの販路が拡大したり、寄付額が目標を達成したりした時は、大きなやりがいを感じましたね。

 

ただ事務作業をするだけでなく、外に出て生産者の方々と一緒に新しい返礼品を開発したり、イベントで直接寄附者の方と話したりする時も、とても楽しかったです。

 

自分の仕事が地域の活性化に直接つながっていると、実感できる瞬間でもありました。

ふるさと納税のイベント
ふるさと納税のイベント

直江:お試し移住で上天草市を訪れた方が、何か1つでも魅力を感じて、満足して帰っていただけるとやりがいにつながりますね。

 

上天草の魅力を多くの人に伝えたいという思いも強いので、自分の伝えたかった魅力が相手に届いたと実感できる瞬間は、本当に嬉しいです。

 

まだ経験も少ないので、私が案内した人が実際に移住したというケースはないのですが、今後そういう方も出てくるかもしれないと思うととても楽しみです。

上天草市大矢野町湯島のお試し移住施設
上天草市大矢野町湯島のお試し移住施設

ー実際に頂いた言葉など、印象に残っているようなエピソードはありますか?

 

直江:お試し移住施設が少し複雑な場所にあって、そちらに案内した際のエピソードが印象に残っています。

少々道に迷ってしまったこともあり、「きつかった」というお話をされていたので、満足いただけなかったのかと心配していたのですが、迷いながらも海の綺麗さや街並みを見る中で、結果的に満足のいく行程だったというお話をいただけたことがあります。

 

ご本人は大変だったと思いますが、それでも上天草の魅力を感じ、満足していただけたことがとても嬉しかったです。

 

安心して働くことができる職場環境で、プライベートも充実

ー働く環境としては、どのような印象ですか?

 

直江:公務員は福利厚生が充実していて、ワークライフバランスが取りやすいと思っていたのですが、まさにそのとおりの環境でした。

 

先輩方が「しっかり休みを取っていいよ」と言ってくださるので、とてもありがたく思っています。若手であることなどは関係なく、休暇を取得しやすい環境ですね。

 

民間企業に就職した同級生の話を聞くと、新人は休みが取りづらいという声を聞くこともあるので、やはりこの点は上天草市役所ならではの働きやすさなのかなと思っています。

 

岡田:そうですね。私も仕事とプライベートでメリハリをつけようと思っており、休みも積極的に取得するようにしているので、後輩にも気兼ねなく休んでほしいという想いがあります。

 

自分が抱える業務の調整さえしっかりとできていれば、休みに関しては本当に調整がしやすいと思います。それこそ、朝出勤してから、急遽午後に私用が入った場合でも、休暇前に申請しておけば休むことが可能なくらい、柔軟な休み方ができる環境ですよ。

 

それこそ、朝出勤してから「今日の午後は休みます」ということも可能なくらい、柔軟な休み方ができる環境ですよ。

 

ー新しく入った職員が安心して働けるようなサポート体制はありますか?

 

岡田:上天草市役所には「サポーター制度」というものがあります。

 

同じ課の年の近い先輩が新入職員のサポート役としてつき、仕事のことはもちろん、職場生活全般何でも相談できるような体制です。

 

単に仕事のやり方を教えるだけでなく、悩みを聞いたり、職場に早く馴染めるように他の職員との橋渡し役になったりすることも、サポート役として大切な役割です。

 

直江:実は岡田さんも職場の先輩であり、私の「サポート役」なんです(笑)


この制度には本当に助けられています。入庁当初は右も左も分からず不安でしたが、岡田さんという年の近い先輩がついてくださったので、どんな些細なことでも質問しやすかったです。

 

業務のことだけでなく、社会人としての基本的なマナーや、時にはプライベートな相談にものってくれるので、不安を抱える新規採用職員にとっては本当に心強い存在です。

海と人の温かさが自慢。未来の仲間に伝えたい上天草市の魅力

ーお二人が改めて感じる「上天草市の魅力」とは何でしょうか?

 

直江:ありきたりかもしれませんが、やっぱり「海」ですね。地元で生まれ育ったので、海があるのが当たり前だったのですが、一度市外に出てみて、そのありがたさに気づきました。

 

私にとって、海は心を落ち着かせてくれる大切な存在です。

 

岡田:直江さんが言うように、やはり海は上天草市の大きな魅力だと思います。景色としてももちろんですが、食材が豊富でとにかくご飯が美味しいのも、この海があるからではないでしょうか。

 

また、地域を盛り上げたいという熱意を持った企業の方々がたくさんいらっしゃるということも、大きな魅力の1つだと思っています。毎年新しい宿泊施設ができたり、新しいイベントが始まったりと、常に活気があって、そのエネルギーに刺激を受けることができます。

上天草市松島町の高舞登山
上天草市松島町の高舞登山

ー最後に、この記事を読んでいる未来の仲間に向けてメッセージをお願いします。

 

岡田:上天草市はコンパクトな街で、市役所もアットホームな雰囲気です。

 

職員数が多すぎない分、一人ひとりの顔が見える関係性を築けますし、市外出身者でもすぐに馴染める温かさがあります。実際に、最近の若い世代は市外出身の方も増えてきたと思います。

 

不安なこともあると思いますが、私たちがしっかりサポートするので、安心して飛び込んできてください。

 

直江:私も、市外の方にこそ、ぜひ上天草市役所に来てほしいと思っています。

 

ここで働くことで、上天草の魅力を知り、それを今度はご自身の言葉で外部に発信していってもらいたいです。先輩方はみんな優しいので、市外の出身だからと言って人間関係で悩むことはまずないと思います。

 

私もまだまだ未熟ですが、一緒に成長していける仲間が増えるのを楽しみにしています!

企画政策課の迫本課長と直江さん、岡田さん

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年7月取材)

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