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湖南市役所

 湖南市は、自然環境(野洲川、天然記念物ウツクシマツの自生地など)、歴史観光資源(国宝湖南三山など)が豊富なまちで、交通ネットワーク、工業団地の整備により発展してきました。  地域からの移住者も多く、外国人比率は県内で最も高く、多様な文化が育まれています。また、湖南市は災害が比較的少ないため、安心して暮らすことができると言われています。  さらに令和2年7月17日、「SDGs未来都市」に県内市町で初めて選定されました。このような自然豊かで多文化共生を認め合う持続可能な未来都市を目指して街づくりを行っています。

湖南市へのUターン転職!銀行員から公務員へ 健康政策課職員が語る「市民に寄り添う」仕事のやりがいと成長

湖南市役所

2025/06/10

湖南市役所 健康政策課で働く百田さんのインタビュー記事です。大学で図書館司書の資格を取得後、一度は銀行員としてキャリアをスタートした百田さん。なぜ再び公務員の道を選び、生まれ育った湖南市で働くことを決めたのでしょうか。転職の経緯から現在の仕事内容、職場の雰囲気、そして湖南市ならではの魅力について、お話を伺いました。

 

ーまず、百田さんが湖南市役所に入庁されるまでの経緯について、教えていただけますか?

 

百田:湖南市で生まれ育ち、大学は京都で、図書館司書を目指していました。実際に資格もとりましたが、就職活動ではほとんど正規職員の募集がなく、志望を変え、銀行へ入社いたしました。銀行で得られる金融知識がこれからの人生にきっと役立つだろうとも考えていました。

 

滋賀県内の銀行で、窓口業務を中心に行っていましたが、実際に働いてみると少し入社前のイメージと異なる部分がありました。お客様と対応すること自体は好きだったのですが、営業目標を追いかけ提案しなければいけないことなどもあり、2年務めた後で転職することとしました。

 

―そこから公務員へ決められた理由は?

 

百田:銀行での業務を通じて、もっと直接的に、様々な面から誰かをサポートしたい、人の役に立っている実感を得られる仕事がしたいという気持ちが強くなりました。そう考える中で、公務員という道が浮かびました。

 

実際に、銀行から公務員になる方は周りに多くいたので、先輩からも実情を聞く機会も多くありました。そこで、特定の商品の販売でなく、より広く住民全体の生活を支えるような仕事であるとも感じ、自分のやりたいことが実現できるのではと思いました。

 

 

ー試験対策はされていたのですか?

 

百田:2年目の5月頃には、「絶対に今年中に転職する」と決意して勉強を始めていました。

生まれ育った地元ということもあり、湖南市を最初から第一志望としていました。

 

ー試験や面接で印象に残っていることはありますか?

 

百田:一番最初に思ったのは、受験者の年齢層の幅がとても広いということでした。グループ面接では、私のような社会人経験者もいれば、現役の大学4年生の方、私よりも長く社会人経験を積んでこられた方もいて、「こういう考え方もあるんだ」と、こちらが勉強になるような場面も多かったです。

 

あと、面接はすごく和やかな雰囲気なのも驚きました。個人面接では面接官の方が3名ほどいらっしゃいましたが、どの面接官の方も私の話に真剣に耳を傾けてくださり、とても話しやすかったです。緊張して頭が真っ白になってしまうタイプなのですが、言葉に詰まった時も、うまく話せるようにサポートしてくださるような感じで、とても親切な対応だと感じました。

 

ーそれは心強いですね。そして無事入庁されて、最初の1年間はどのようなお仕事を経験されましたか?

 

百田:私は保健センター内の健康政策課に配属され、昨年は健康企画係という部署で、主に保健センターの施設の管理を担当していました。また、私の上司が「健康づくり習慣化モデル事業」という新しい事業を立ち上げたのですが、その事務的なサポート業務も行っていました。

 

ー「健康づくり習慣化モデル事業」とは、具体的にどのような事業なのでしょうか。

 

百田:市民の方に歩いていただき、その歩数をスマートフォンや貸し出した活動量計で記録し、歩数に応じて健康ポイントを付与するというものです。私はその事務的なサポートや、市民の方からのお問い合わせへの初期対応などをしていました。補助金を活用した事業だったので、広報のための資料作成など、こまごまとした業務も多かったです。

 

ー1年目は事務的なお仕事が中心だったのですね。仕事で大変だったことや、慣れるまで苦労したことはありましたか?

 

百田:事務フローの把握に戸惑いました。例えば、内部の決裁書類一つとっても、何かの合議が必要だったり、審査が必要だったり、そういった事務手続きの部分が全く分からなくて、「合議って一体何?」というところから始まりました。用語もそうですし、金額によって事務フローが変わってくることもあり最初はかなり苦戦しました。

 

ー教育係のような方はいらっしゃったのですか?

 

百田:教育係の先輩職員がついてくださいました。何から何までみっちり教えてもらうというよりは、自分で考えながら進めていくスタイルでした。もちろん、質問すれば本当に親切に教えてくださいましたし、良い環境でした。

 

ー銀行員時代と市役所の仕事で、進め方に違いを感じることはありましたか?

 

百田:そうですね、銀行の仕事、特に営業などは個人の裁量に任される部分が大きかったように思います。誰にどういう方法でアプローチするかも比較的自由でした。一方、市役所の仕事は、手続きの進め方ややり方がある程度決まっていることが多いと感じます。

 

上司の承認や正式な手続きを踏んで進めなければならない。最初は戸惑いましたが、行政の仕事として、公平性や透明性を保つために非常に重要なことなのだと理解していきました。

 

ー仕事に慣れてきた、一通りできるようになったな、と感じ始めたのはいつ頃ですか?

 

百田:2年目になってからですね。昨年1年間は本当に勉強期間だったなと、今になって思います。実は、今年度から担当業務が少し変わりまして、健康企画係がなくなり、現在は予防接種の担当をしています。保健センターの施設管理は引き続き担当しているのですが、また新しいことを覚えている最中です。


ただ、施設管理の業務に関しては、昨年経験した事務フローが身についているので、先々のことを見越して計画的に動けるようになったなと、ここ数ヶ月で実感しています。

 

ー1年間お仕事をされて、ご自身の成長を感じる部分はありますか?

 

百田:目の前の仕事を片付けるのに精一杯だった昨年と比べると、スケジュールを立てて、少し先を見据えながら行動できるようになったのが大きな成長だと感じています。これは、仕事の全体像が見えてきたからこそだと思います。

 

ー民間経験が、今の仕事に活きていると感じることはありますか?

 

百田:電話対応については、銀行員時代に研修も受けましたし、日常的に多くのお客様と接していた経験が役立っていると思います。

 

ー職場の雰囲気はいかがですか?

 

百田:職場の雰囲気は本当にすごく良いです。他の課の方々も皆さん親切ですし、市役所全体として職員の方に親切な方が多いなと感じます。どなたに聞いても本当に親切に教えてくださいますし、特に健康政策課の皆さんは、私のような若手の意見にもしっかりと耳を傾けてくださいます。分からないことがあれば、本当に手を止めて丁寧に教えてくださるので、とても働きやすいです。

 

ー働き方についてもお伺いします。

 

百田:残業は月に数時間でほとんどありません。お休みもすごく取りやすいですね。もちろん、係内で複数人が同じ日に休んでしまうと業務に支障が出るので、そこは調整が必要ですが、前職と比べても休みは多いですし、気兼ねなく取得できる雰囲気です。


仕事の都合上、休日出勤がたまにあります。例えば、多くの人がいるとやりづらい施設の点検作業や、定期的な大掛かりな清掃作業の立ち会いなどです。ただ、休日出勤した分は、きちんと振替休日がもらえます。

 

 

ー実際に市民の方と接する中で、貢献できていると実感する場面はありましたか?

 

百田:私自身の担当業務では直接市民の方と深く関わる機会はまだ少ないのですが、先ほどお話しした「健康づくり習慣化モデル事業」で、事業の最終報告会に参加させていただいた際に、参加された市民の方々と直接お話しする機会がありました。その中で、「この事業をきっかけにすごく健康意識が高まって、腰痛が改善しました」といった嬉しい声を聞くことができ、自分たちの仕事が、市民の方のより良い生活に繋がっているんだなと実感し、大きなやりがいを感じました。

 

ーそれは素晴らしいですね。今後、ご自身でもそういった事業に携わっていきたいですか?

 

百田:そうですね。今すぐに何かを企画して実行するのは難しいかもしれませんが、これから経験を積んで、市民の方々にとって良いサイクルを生み出せるような仕事ができるようになれたら、すごくいいなと思います。

 

-本日はありがとうございました。

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 湖南市は、自然環境(野洲川、天然記念物ウツクシマツの自生地など)、歴史観光資源(国宝湖南三山など)が豊富なまちで、交通ネットワーク、工業団地の整備により発展してきました。  地域からの移住者も多く、外国人比率は県内で最も高く、多様な文化が育まれています。また、湖南市は災害が比較的少ないため、安心して暮らすことができると言われています。  さらに令和2年7月17日、「SDGs未来都市」に県内市町で初めて選定されました。このような自然豊かで多文化共生を認め合う持続可能な未来都市を目指して街づくりを行っています。

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