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袋井市役所

袋井市役所では、まちの将来像「活力と創造で未来を先取る 日本一健康文化都市」の実現を目指し、“チャレンジ&スマイル”をキャッチフレーズに、市民や市内企業・団体のみなさんとの「共創のまちづくりの推進」と、恵まれた「地域資源のフル活用」により、新たな時代のまちづくりに挑戦しています!

幼い頃の夢を現実に。若き建築技術員が語る、袋井市で「まちをつくる」仕事の魅力

袋井市役所

2025/08/01

静岡県袋井市役所の建築技術員として働く池ヶ谷さんのインタビュー記事です。

幼い頃からの「ものづくりが好き」という想いを胸に、工業高校からストレートで市役所へ。現在は教育委員会で学校施設の維持管理を担当し、まちの未来を支えています。若くして大規模な工事を担当した経験や、仕事のやりがい、温かい職場の雰囲気など、建築技術員としてのリアルな声をお届けします。

公務員としてまちづくりに貢献したいと考える、すべての若者必見です。

 


建築の道へ。幼い頃からの夢を追いかけて

ーまずは自己紹介と、建築の道を目指したきっかけを教えてください。

 

池ヶ谷:磐田市の出身で、県内の工業高校を卒業後、令和5年度に袋井市役所に建築技術員として入庁しました。今は教育委員会の教育企画課というところに所属しています。

 

建築を学ぼうと思ったきっかけは、小さい頃からものづくりが好きだったことです。家にあるダンボールとかお菓子の箱とかで、色々作って遊ぶのが好きだったんです。

 

その影響で、自分は建築関係の仕事に向いているんじゃないかなと思うようになり、高校は工業高校の建築科に進学することを決めました。

職員さんの写真

 

ー高校卒業後、進学という選択肢は考えなかったのでしょうか?

 

池ヶ谷:そうですね。工業高校に入ったからには、卒業後は就職しようと最初から思っていました。学んだことをすぐに社会で活かしたいという気持ちが強かったですね。

 

なぜ袋井市?花火が繋いだ縁とまちへの想い

ー建築関係の仕事には様々な選択肢があったと思いますが、袋井市役所を選んだ理由を教えていただけますか?

池ヶ谷:就職について考えていた中で、公務員という選択肢があることを知りました。せっかく働くのなら、利益よりも地域に貢献できる仕事がしたいなという思いがあり、そこから公務員に興味を持ち始めました。

 

袋井市を選んだのは、隣の市で身近に感じていたこともありますが、一番のきっかけは「ふくろい遠州の花火」です。毎年見に行っていて、県外からもたくさんの人が集まってくるあの賑わいに、すごく魅力を感じていました。

 

この活気あるまちで働きたい、このまちの魅力をもっと高める仕事がしたいという思いから、地元である磐田市は受験せずに、袋井市だけを受験しました。

ー強い思い入れがあったのですね。実際に働いてみて、イメージ通り魅力的なまちでしたか?

 

池ヶ谷:入庁と同時に袋井市に引っ越してきたのですが、普段散歩をしているだけでも、まち並みがのどかで「いいまちだな」と改めて感じます。

 

それに、市民の方々も温かい方が多くて、声をかけてくださることもあります。そういう人の温かさも、このまちの大きな魅力だと思います。

 

まちの未来を形作る。若き建築技術員の仕事とやりがい

ー現在の具体的な仕事内容について教えてください。

 

池ヶ谷:主に、学校施設の維持管理を担当しています。

 

例えば、老朽化した校舎の改修工事を行ったり、日々の安全点検をしたりと、子どもたちが安全に学校生活を送れるように、縁の下の力持ちとして支える仕事です。

 

自分自身で学校をぐるっと回って危険な箇所がないか確認することもあれば、学校から依頼を受けて現地の状況を確認し、業者さんに修理を依頼することもあります。

現場風景

ー現場に出る機会が多いのですね?

 

池ヶ谷:そうですね。やはり自分の目で確認する必要があるので、外回りは多いです。

 

それに、座ってデスクワークをしているときよりも、外に出て現地の方と話をしたり、現場の空気を感じたりしているときの方が楽しいですね!

 

ー昔から憧れていた「建築」という仕事に就いてみて、思っていた業務とのギャップはありましたか?

 

池ヶ谷:入庁前は、ほとんどの時間を外で過ごすのかなと思っていましたが、意外と事務作業も多いことには少々驚きました。

 

市役所の中の建築技術員なので、建築に関する事務作業だけでなく、市職員としての一般的な行政関係の書類作成やチェック業務などもあります。

 

ただ、業者さんとのやり取りや、学校の先生への助言などを通して、建築の知識を活かしてまちづくりに携わっているという実感は大きいです。図面を見ながら現場を確認し、どう工事を進めていくかを考えることは、まさにイメージしていたような建築の仕事ですね。

 

ーこれまでで印象に残っているようなエピソードがあれば教えていただけますか?

 

池ヶ谷:2年目のときに担当した、学校の校舎の塗り替え工事です。

 

工事が終わった後、学校の先生や関係者の方から「工事のおかげで、すごくきれいになったね!」と声をかけていただいたときは、本当に嬉しかったです。外から見ても変化がわかりやすい工事だったので、自分の仕事が目に見える形で学校を良くしているんだなと実感できました。たまに通りかかったときも、「あ、綺麗だな」と思いますね(笑)

 

ただ、子どもたちが普段通り学校生活をしている中での工事だったので、学校行事や授業の調整など、安全面や騒音について学校側と連携して配慮すべき点がとても多くて大変でした。

 

授業を止めずに、かつ安全に工事を進めるために、業者さんや先生方と何度も打ち合わせを重ねました。

学校の写真
池ヶ谷さんが担当した学校(工事後)

ー池ヶ谷さんが、建築技術員としてやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

 

池ヶ谷:やはり、自分が担当した工事が無事に完了して、引き渡す瞬間は大きな達成感があります。そして、自分が行った工事に対して、関係者の方から「ありがとう」と感謝の言葉をいただけると、この仕事をしていて良かったなと心から思います。

 

自分のやった仕事の成果が目に見えてわかる、または形になって残るという点も、建築技術員ならではのやりがいですね。

 

挑戦と成長を支える環境。働きやすさの秘密

ー高校を卒業してすぐの「社会人」としてのフィールドですが、職場環境はいかがですか?

 

池ヶ谷:すごく明るい方が多くて、過ごしやすい環境です。先輩方も皆さん優しくて、1年目のときは、先輩の現場に一緒に連れて行っていただき、現場での仕事の進め方について一から教えてもらいました。

 

分からないことがあっても、いつでも相談に乗ってくれますし、先輩からも気遣って声をかけてくださることが多いので、一人で抱え込んでしまうことなく、毎日安心して仕事に取り組めています。

 

年が離れているからコミュニケーションがとりにくいということも全くなく、むしろ上の方から積極的に話しかけてもらうことも多いので、「高卒だから」「若いから」といった働きにくさを感じたことは一度もないです。

職員さんの写真

ー入庁後はどのようにして業務を覚えていったのですか?

 

池ヶ谷:現場に行くことがとにかく一番の学びだと思っています。机の上で資料を見ているだけでは分からないことも、現場に行けば一目瞭然だったりします。先輩の現場に同行させてもらうだけでなく、市外の学校や庁舎など、他の工事現場を見学する研修にも積極的に参加しました。

 

学生時代に専門的な知識を取得しておくことももちろん大事ですが、自分の目で現場を直接見て学ぶことが、成長への一番の近道だと感じています。

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

池ヶ谷:担当する工事の進捗によりますが、学校関係の工事は、子どもたちへの影響が少ない夏休み期間に集中することが多いです。

 

なので、その工事期間中は少し忙しくなりますが、基本的には土日に出勤することはなく、自分の時間もしっかり確保できています。残業が増える時期もありますが、毎日というわけではないので、生活とのバランスは取りやすいと感じています。

 

未来の後輩たちへ。袋井市で夢を叶えよう

ー今後の目標について教えてください。

 

池ヶ谷:スキルアップという意味で資格の取得に挑戦したいです。1年目のときに二級建築士の資格は取ったので、次は一級建築士の資格取得を目指して頑張りたいと思っています。

 

学べる環境には十分恵まれていると思いますので、現場経験を積みながらもっと知識を深めていきたいですね。

 

ー最後に、この記事を読んでいる未来の後輩たちへメッセージをお願いします。

 

池ヶ谷:袋井市の建築技術員は、規模の大きな工事を担当する機会も多く、その分、大きなやりがいを感じられる仕事です。

 

そして何より、先輩方が本当に優しくて、しっかりとサポートしてくださるので、安心して成長できる環境が整っています。

 

私のように「地元に貢献したい」「まちづくりに関わりたい」という強い思いがある方なら、きっとやりがいを持って活躍できるはずです。

 

皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

職員さんの写真

 ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年7月取材)

 

職員インタビュー

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