今回は、袋井市の都市開発を担う「都市整備課」と「都市計画課」で働く、二人の女性職員にお話を伺いました。
駅前の区画整理や、何もない土地に新しい公園や施設をつくる壮大なプロジェクト。目に見える形でまちが変わっていく仕事のやりがいと、その裏側にある地道な努力とは。
インタビューの様子を、どうぞご覧ください。
動画の目次
00:23 区画整理係のお仕事内容を教えてください
01:37 【現場案内】担当した「駅南循環線」を案内してもらいました
02:45 都市計画課のお仕事内容を教えてください
04:13 【現場案内】「Fukuroi Central Park」について教えてください
06:06 まちづくりに携わってみた感想を教えてください
07:01 仕事のやりがいを教えてください
【都市整備課】道路一本に、たくさんの想いを乗せて
私は都市整備課で、袋井駅南側の区画整理事業を担当しています。
主な仕事は、事業を進めるための予算管理や補助金申請といった事務、そして何より大切なのが、土地所有者の方々への説明です。道路をつくるために、長年住んだ愛着のある土地からの移転をお願いするのは、本当に大変なこと。だからこそ、誠心誠意ご説明し、納得していただけるよう努めています。
先日開通した道路を自分で車で通った時は、感慨深いものがありました。
【都市計画課】ゼロからつくる「挑戦できる場所」
私は都市計画課で、新幹線の南側に広がる農地を、未来の賑わい拠点に変える
「Fukuroi Central Park」構想を担当しています。
今はまだ何もないこの場所が、将来どんな姿になるのか。市民の方や民間事業者さんの意見を聞きながら、計画を練っているところです。
「袋井市から世界に挑戦できる」そんな場所を目指して、スポーツや商業など様々な要素を詰め込んだ、全く新しい場所をつくっていきます。
まちが変わる姿を、間近で見られる。それが、私たちのやりがい
自分が携わった道路ができたり、少しずつまちが明るくにぎやかになっていく姿を間近で見られるのは、この仕事ならではのやりがいです。
都市計画の事業は、計画から完成まで何年もかかる、スケールの大きなものばかりです。
でも、その事業に関わらなければ知ることができなかった「裏側」を知れるのは、とても面白い経験だと感じています。ゼロから何かをつくり上げていく過程には、たくさんの調整や地道な作業がありますが、自分が携わったものが目に見えるカタチになり、まちが変わっていく姿を見られるのは、この仕事ならではの醍醐味ですね。
※取材時期:2025年3月
配属先や入庁年数等は取材時点のものです。