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袋井市役所

袋井市役所では、まちの将来像「活力と創造で未来を先取る 日本一健康文化都市」の実現を目指し、“チャレンジ&スマイル”をキャッチフレーズに、市民や市内企業・団体のみなさんとの「共創のまちづくりの推進」と、恵まれた「地域資源のフル活用」により、新たな時代のまちづくりに挑戦しています!

市民の「しあわせ」のための最前線。3年目職員が語る、福祉業務の奥深さと職場の温かさ

袋井市役所

2026/01/28

「しあわせ推進課」そんな、希望を感じさせる名前の部署が袋井市役所にあります。

ここで働く入庁3年目の鈴木さんは、市民一人ひとりの暮らしの根底を支え、自立への一歩を共に歩むという、非常に責任ある役割を担っています。

大学時代、ボランティア活動を通して「誰かの力になりたい」と思い、地元を離れ、あえて袋井市役所という場所を選んだ背景には、市の計画書から感じ取った「理念」への共感がありました。

しかし、現実は理想ばかりではありません。時には厳しい声に直面し、落ち込む日々もあったとのことですが、なぜ今では「毎日が充実している」と語れるのでしょうか。

そこには、一人で抱え込ませない温かなチームの絆と、マニュアル通りではない「一人の人間」としての関わりを大切にする、自分なりの答えがありました。「しあわせ」を届ける最前線で奮闘する若手職員の言葉から、本当の意味での“寄り添う仕事”のヒントを知ることができます。

 


「しあわせ推進課」という名の現場。生活保護担当の業務とは

ーまずは自己紹介を兼ねて、現在のお仕事について教えていただけますか?

 

鈴木:私は掛川市の出身で、令和5年に袋井市役所に入庁しました。現在はしあわせ推進課生活福祉係に所属しています。今年で、入庁3年目になります。

 

ー「しあわせ推進課」かなり珍しい所属名称ですね。最初に配属を聞いた時、率直にどう感じましたか?

 

鈴木:そうですよね(笑)私自身、学生時代から福祉系の部署を志望していたため、課の名前自体は知っていたのですが、いざ自分の配属先として聞くと「なんてキラキラした名前なんだろう!」というのが率直な思いでした。

 

そんなしあわせ推進課で私が実際に行っている業務は、「生活保護」と呼ばれる、生活に困窮している方々の支援です。「しあわせ推進」という明るい名称の裏には、市民の皆さんの生活を守るという非常に重く、大切な責任が隠されているんだと実感しています。

ー具体的には、毎日どのような業務を行っているのでしょうか?

 

鈴木:主な業務は、袋井市内で生活が苦しい状況にある方への金銭的な援助や、自立に向けたサポートです。デスクワークが中心ですが、電話相談がとにかく多いのが特徴ですね。

 

相手方に寄り添い、親身にお話を伺う必要があるので、1回の電話で1時間を超えることもあります。また、利用者の方のご自宅に伺う「家庭訪問」も大切な仕事です。お困りごとが多い方には、月に数回訪問して、生活の状況や健康状態を確認することもあります。

 

ーデスクワークに家庭訪問、かなり流動的な動きが求められそうですね。

 

鈴木:まさにその通りです。朝、デスクで「今日はこの書類を作って、ここに電話しよう」と予定を立てても、窓口に急なお客様がいらしたり、緊急の相談電話が入ったりすることは日常茶飯事です。

 

業務ごとの時間配分をきっちり決めてしまうよりも、何が起きても動けるように「心の余白」を持って動くことを日頃から意識しています。一人ひとりの相談を丁寧に聞き取ると、本当にあっという間に時間が過ぎてしまいますね。

 

理想と現実の狭間で。市役所、そして袋井市を選んだ理由

ー大学時代は文学部系だったとのことですが、そこからなぜ福祉に興味を持ち、公務員を目指されたのですか?

 

鈴木:きっかけはボランティア活動でした。大学のボランティア活動の一環として福祉に関わる中で「誰かの力になりたい」という想いが強くなったんです。

 

福祉の専門職に興味を持ち、大学3年生の時、福祉施設の現場でインターンに参加したこともありましたが、現場で働く知人から「体力面も精神面も、現場は想像以上に過酷だよ」というリアルな話を聞きました。自分の適性を考えたとき、現場で直接ケアに当たるよりも、行政という立場から制度を駆使して福祉を支える方が、より広い視野で人を助けられるのではないかと考え、公務員という道を志しました。

 

ー出身はお隣の掛川市とのことですが、数ある自治体の中で「袋井市」を選んだ理由は何だったのでしょう?

 

鈴木:地元を含め、通勤圏内の自治体をいくつか検討していたのですが、一番の決め手は袋井市のホームページで見た「計画書」でした。

 

各市が今後どういう福祉を目指すかという方針を読んでいる中で、袋井市の計画書に書かれていた理念や言葉の使い方が、自分の考えに一番しっくりきたんです。直感に近いものがありましたが、「ここなら自分がやりたい福祉ができる」と感じました。

 

あとは、地元掛川市にも近かったり、信頼している先輩が既に職員として働いていたりと、安心できる材料が揃っていたのも大きかったですね。

チームで支え合う「最高の職場環境」

ー実際に入庁してみて、イメージしていた「公務員」とのギャップはありましたか?

 

鈴木:ありました!失礼な言い方かもしれませんが、入庁前は「公務員=真面目で硬くて、ちょっと暗い場所」というイメージを勝手に持っていたんです(笑)

 

でも、袋井市役所は全然違いました。皆さん本当に明るくて、職場では適度に雑談も交わしています。何より、人間関係がすごく温かいんです。今の係は正規の女性職員が私一人という構成だったので、配属当初は戸惑いもありましたが、男性の先輩や上司が常に気にかけてくれて、本当に大切に守られているなと感じます。

ー生活保護の現場となると、時には厳しい対応も迫られるかと思いますが、大変だったエピソードがあれば教えていただけますか?

 

鈴木:対人関係、特に市民の方からの感情的なご意見をいただく場面には、最初は苦労しました。

 

今までの人生で、見ず知らずの人に強い言葉で真っ向から否定される経験がなかったので、当時は本当にダメージが大きくて、何度も何度も落ち込みました。

 

ーそれは想像しただけでも大変ですね。そういった状況を、どうやって乗り越えられたのですか?

 

鈴木:上司や先輩の存在、本当にこれに尽きます。

 

窓口で状況がヒートアップしそうになると、察知した先輩がさりげなく隣に来て、対応を代わってくださるんです。終わった後も「鈴木さんが悪いんじゃないよ」「あの場面はああ言えば良かったね」と、すぐにフィードバックやフォローをくれます。

 

一人で抱え込まなくていい、後ろには頼もしい味方がいると思えるようになってから、少しずつ余裕が持てるようになってきたんです。最近では、そのような場面でも、相手の特性を客観的に捉えて「今はこういう状況だから仕方ないんだ」と自分の中で落としどころをつけ、いい意味で深く入り込み過ぎないという強さもついてきました。

接遇に込める想い。相手に合わせた「親和性」が信頼を築く

ー鈴木さんが、市民の方と接する上で大切にしている「こだわり」はありますか?

 

鈴木:相手に合わせた柔軟なコミュニケーションです。生活保護の相談に来られる方は、緊張していたり、行政に対して壁を作っていたりすることも多いんです。

 

そのため、きちんとした対応を求める方には失礼のないよう礼儀正しく、一方で、堅苦しい言葉では伝わりにくい方には、あえて地元の「方言」を使ったり、少し砕けた表現をしたりして、親近感を持ってもらうようにしています。

 

ーあえて方言を使うというのは、地域に根ざした市役所ならではの工夫ですね。

 

鈴木:そうかもしれないですね。「市役所職員」という高い壁を取り払って、「鈴木さん」という一人の人間として信頼してもらうことが、相談の第一歩だと思っています。

 

私が、その方の状況を踏まえて制度や支援を提案することによって、生活が少しずつ上向いていく様子を見られるのは、市役所という市民に一番近い場所だからこそのやりがいであると共に、福祉という仕事の醍醐味ですね。

 

ー先程は大変だったエピソードを教えていただきましたが、逆に特に嬉しかった言葉や出来事はありますか?

 

鈴木:固有のエピソードというわけではないのですが、相談者ご本人や、そのご親族から「鈴木さんはすごく話しやすいよ、ありがとう」と言っていただいた時ですね。

 

生活保護という制度は複雑で、説明する側も大変なのですが、私の拙い説明でも「相談して良かった」と言っていただけると、それまでの苦労がすべて吹き飛びます。

 

自分が役に立っているんだという実感こそが、この仕事を続けるモチベーションに直結していますね。

3年目の現在地。広がる視界と、未来の仲間へのメッセージ

ー入庁から3年とのことでしたが、鈴木さん自身、何か変化を感じる部分はありますか?

 

鈴木:元々、私はそれほど社交的なタイプではなかったのですが、福祉の仕事は他部署との連携が欠かせません。

 

例えば、生活保護の業務では、保険課やこども支援課、健康長寿課といった他の部署に相談に行くことも多いのですが、そうした他部署の職員さんとも積極的に関係を作れるようになったのは、大きな成長だと感じています。

 

生活保護の業務を通じて、公的な制度が網の目のように繋がっていることを知り、もっと幅広い知識を身につけたいという欲が出てきました。

 

ー今後は、どのような職員を目指していきたいですか?

 

鈴木:今はまだ自分の業務で精一杯な部分もありますが、将来的には異動を通じてさまざまな課を経験し、多角的な視点から市民を支えられる職員になりたいです。異動は環境が変わる不安もありますが、それ以上に「次はどんな新しいことを学べるだろう」というワクワク感の方が大きいです。

 

ー最後に、これから公務員を目指す方、袋井市役所を検討している方にメッセージをお願いします!

 

鈴木:「福祉や生活保護の担当は大変そう、辛そう」というイメージを持っている方も多いと思いますし、私自身もそうでした。

 

しかし、実際に飛び込んでみれば、そこには想像以上のやりがいと、温かい仲間が待っています。袋井市役所は、どんな些細なことでも先輩が親身に相談に乗ってくれる、本当に風通しの良い職場です。

 

人と話すことが好きな方、誰かの力になりたいという想いがある方なら、きっと楽しく働けるはずです。ぜひ気軽に私たちの仲間に加わってください!

ー本日はありがとうございました。

 

大学時代のボランティアで芽生えた「誰かの力になりたい」という純粋な想い。その真っ直ぐな意志の受け皿を、鈴木さんは袋井市の計画書の中で見つけたそうです。

慣れない現場で厳しい言葉に落ち込む日もありましたが、それを支えたのは常に隣にいてくれる先輩たちの存在でした。「一人じゃない」という安心感が、若手職員をより強く、より優しく成長させています。

相手の心に寄り添うために、あえて方言を交えて語りかける。そんな鈴木さんの等身大の優しさが、相談に訪れる方々の不安をそっと溶かしているのだと感じました。そのひたむきなやりとりこそが、袋井市が目指す「しあわせ」を形にする原動力なのだと、改めて感じさせるような取材でした。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年12月取材)

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