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御所市役所

大和平野の西南部に位置し、西部に金剛・葛城山が峰を連ね東南部の丘陵地から平野の広がる緑豊かな自然に囲まれた田園都市です。 将来都市像として「行きたい、住みたい、語りたい。~自然と歴史を誇れるまち ごせ~」を掲げ、安心・安全な暮らし、自然と歴史・文化を活かしたまちづくりに市民と共に取り組んでいます。 ともにまちをつくっていきませんか。

年間40件以上の工事!やりがいと充実感!御所市役所建設課の土木技術職の仕事

御所市役所

2024/12/26

自治体職員として、地元御所市役所で活躍する岸元さん。土木技術職としての日々の仕事、やりがい、そして御所市の魅力を語っていただきました。安定と充実感を両立できる仕事を探している方必見です!

 

―これまでの経歴を教えていただけますか?

 

岸元:地元である御所市の高校都市工学科(土木科)を卒業後、1年間民間企業で土木の現場監督を務めた後、御所市役所に土木技術職として入庁しました。

 

―なぜ入社すぐに転職しようと考えたのですか?

 

岸元:そこまで深くは考えず、興味本位でした。民間では県内のいろんな現場を経験していったのですが、やはり働くなら地元が良いなと思い、知り合いから御所市役所土木技術職の試験を教えてもらったので、ダメ元で受けたような感じです。とはいえ、事前に試験勉強の準備をして臨みました。

 

―そうなんですね。ではそこから現在どのような仕事をされているのですか?

 

岸元:入庁以来、建設課に所属し、9年間設計監督業務に携わっています。担当しているのは主に道路、河川、水路の3つです。

 

―課の体制は?

 

岸元:課には15~16名程在籍しています。半分が正規職員で、もう半分が現場作業をする担当者や会計年度職員さんです。

 

管理職や事務職として働いている方を抜くと、技術職は4名おりますので、案件はそのメンバーで振り分けられて担当しています。係も分かれており、私が担当する道路や河川の係と、もう一つは農林土木系があります。

 

―新設や修繕だとどちらが多いですか?

 

岸元:修繕がメインです。以前は土地買収による道路拡幅などの大規模事業がありましたが、20年ほど前にある程度完了しています。それらの道路も20年経ち消耗しているので、修繕を多く対応しています。

 

普段は地元の住民さんからの要望をいただくことも多いので、そこから対応していますね。

 

―業務の流れについて詳しく教えていただけますか?

 

岸元:地域の区長さんや自治会長さんから具体的な舗装をしたいといった要請書が提出されます。それを現場確認しに行き、小規模な工事であれば現場職員が対応し、大規模な工事であれば予算化を行い、翌年度以降に発注します。

 

小規模ですと大体数日で終わるもので、大規模な工事はかなりばらつきがあります。例えば、500万円程度の規模での道路の改修工事であれば数ヶ月、舗装工事であれば1週間程度です。

 

―年間の工事対応件数はどれくらいですか?

 

岸元:年間数十件以上は担当しています。昨年は、40件の案件を対応しました。技術職が限られているため、ペースを早めてガンガン対応しています。

 

現在進行中の案件でも15件ほどの工事を抱えていますね。

 

―どのような年間の業務スケジュールなのですか?

 

岸元:4月頃から工事計画が始まり、年間案件の大半の担当が決定していきます。そこに、月ごとで随時新しい案件が追加されます。突発的で緊急性の高い案件が入ってきてそちらも同時に進めていくという流れです。

 

―最も忙しい時期はいつですか?

 

岸元: 9月末から12月末です。農繁期が終わってから道路改修工事などの発注が多いため、設計業務が集中します。1月以降は現場管理が中心となります。設計のほうが作業が続き残業が発生する場合があり、工事となるとそこまで残業はありません。

 

―設計は、自分たちで行うのですか?

 

岸元:大規模な工事はコンサルタントに委託しますが、小規模な工事は自分で測量、設計、積算、起工まで行います。基本的に自分で業務を行うことが多く、係長に確認もしていただいています。

 

―後輩職員もいるとのことですが、教育方法はどのようなものなのですか?

 

岸元:後輩職員は1名在籍しています。まずは「やってみよう」と小さな仕事から任せて、自分で考え試行錯誤してもらいます。それを見て、適切にアドバイスしていくという流れです。

 

私も新人時代はそのように教えてもらいましたし、間違えてももちろん良いので自身で考え実行する能力がつく方法だと考えています。いつかは先輩や自分も異動する可能性がありますし、一人前になっていくうえで最も重要な能力だと思います。

 

―印象に残っている案件はありますか?

 

岸元:去年から行っている葛城山登山道の整備工事です。大規模な工事で、今年度も対応したので2年かかりました。私が担当する中で、最も大きな工事であり、かつ特殊な環境だったので外部のコンサルタントと相談しながら進めていきました。

 

大変だったのですが、非常に勉強になりました。なんでも、ずっと学び続けないとと思っていますし、そういった意味で良い経験をさせていただいたと思います。違う課での仕事ではありますが、今後も経験のない案件をぜひやっていきたいですね。

 

―仕事のやりがいを感じる瞬間はいつですか?

 

岸元:工事が完了したあと、市民の方に喜んでいただけると嬉しいですね。例えば直接市民さんから「ええのんしてくれてありがとう」と電話をいただくこともありました。

 

もちろん、苦情の連絡も来ますし、工事ができて当然だと思われている部分もあるとは思うのですが、1つ工事が完了するたびに達成感もあります。

 

―課内のコミュニケーション、風通しはいかがですか?

 

岸元:チームワークは良いと思います。人数も限られているので、そもそも団結して業務に取り組む必要がありますし、その点では素晴らしい環境であると思います。

先ほどの登山道工事も観光振興課からの依頼での工事対応ですし、課を超えて取り組んでいくことも多いですが、それも皆協力的です。課だけではなく市役所全体の雰囲気として良いと思います。

 

あとは、フランクなコミュニケーションだとも思います。市役所だと堅い雰囲気だと思わがちですがそうでもないですね。

 

―働きやすさについてはいかがですか?

 

岸元:民間企業にいたときと比べて残業は少なく、土日祝も決まって休みなのが良い点です。給与は民間企業より低い水準だと思いますが、ボーナスがあり、安定している点はやはり働きやすいと思います。

 

―今後のキャリアプランはありますか?

 

岸元:同じ分野で極めて行くこともやりがいがありますし、外部業者から信頼関係も築けているのは良いことですが、やはり水道や下水道など新しい分野にもチャレンジしていきたいと思っています。今後例えば管理職になった際に、1つしかわからないではなく広く知識を持っている必要もありますので、今のうちに経験したいです。

 

―御所市自体の暮らしについても教えてください。

 

岸元:自然が豊かであり、情のある優しい人が多いのが良い点です。人口も減ってきて高齢化も進んではいますが、その分みなさんの団結力があるし、住みやすくて良いまちです。

 

―最後にメッセージがあればお願いします。

 

岸元:市役所勤務は、業務範囲も広いですし、いろいろなことが学校のように学べる場所だと思います。公務員として働くという安定感も得られますし、職員の皆さんも優しく、フォローしてくれますしやりがいはすごくある仕事です。

 

来たら損はさせない自信があります。ぜひ、興味があれば御所市役所を受けてみてください。

 

―本日はありがとうございました!

 

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大和平野の西南部に位置し、西部に金剛・葛城山が峰を連ね東南部の丘陵地から平野の広がる緑豊かな自然に囲まれた田園都市です。 将来都市像として「行きたい、住みたい、語りたい。~自然と歴史を誇れるまち ごせ~」を掲げ、安心・安全な暮らし、自然と歴史・文化を活かしたまちづくりに市民と共に取り組んでいます。 ともにまちをつくっていきませんか。

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