\これも/青森県職員のしごとです
青森県には、人口減少、若者の県外流出、全国下位の県民所得や平均寿命など、解決しなければならない課題があります。一方で、豊かな自然、独自の文化・風土、美味しい食など、国内外に誇れる魅力がたくさんあります。
青森県職員は、「青森県をもっと良くしたい!」という思いを胸に、県民の皆さんが安心して青森県で暮らしていけるように、そして、ふるさとあおもりを愛し、誇りに思えるように、挑戦し続けています。
外国人が訪れてみたい都道府県ランキング6位!多くの外国人が訪れる青森県へ
豊富な自然などを有する青森県には多くの外国人が訪れており、コロナ禍前の令和元年の外国人延べ宿泊者数は約35万人泊と、東北では宮城県に次ぎ2番目に多くなっています。また、マーケティング会社が令和5年度に外国人へ実施した調査では、「外国人が訪れてみたい都道府県」の6位になるなど、本県の知名度が高まっています。
今後の更なる誘客を図るため、旅行商品造成の働きかけや海外向けの情報発信などを行っています。
青森新時代の農林水産業
青森県の農業産出額は18年連続で東北1位で、米・野菜・果物・畜産物がバランスよく生産されています。また、食料自給率(カロリーベース)は125%(令和2年度概算値)で全国4位と高く、日本の食料供給基地としての役割も果たしています。
今後も本県農業を維持していくためには、美味しいものをたくさん作り、国内外に積極的に販売していくのはもちろんのこと、農業・農村を支える多様な担い手の確保と育成が重要となっています。
インフラで県民生活のミライを創造します!
青森県は三方を海に囲まれ、津軽・下北の二つの半島を有し、県の中央部には奥羽山脈が位置するなど、特徴的な海域や地形となっており、気候も地域によって大きく異なります。ここ数年は気候変動などにより全国的に災害が激甚化、頻発化していますが、本県でも大きな災害が発生しています。
県では、被害軽減に向け、技術力を発揮しながら、インフラ施設の機能強化を進めています。また、職員のアイデア着想を生かしながら、インフラの整備効果を最大限発揮し、くらしの向上にもつなげています。
保健・医療提供体制の充実のために
「青森県民の意識に関する調査」(令和5年2月)によると、「かかりつけ医で日頃の健康相談がしやすく、病気の際に適切な医療サービスを受けられること」について、「重要である」「やや重要である」と回答した割合は82.3%で、医療や健康に関する県民の関心は非常に高くなっています。
県では、「青森県保健医療計画」に基づき、医療機関間の連携体制の構築、ドクターヘリの体制整備などを行っています。
ヘルスリテラシー向上で健康寿命の延伸を目指せ
青森県の令和元年の健康寿命は、男性が71.73歳、女性が76.05歳と、男女ともにこれまでで最長となり、全国順位では、男性は42位、女性は13位となっています。また、青森県の平均寿命は男性が79.3歳、女性が86.3歳となり、これまでで最長となりましたが、残念ながら全国最下位が続いています。
そこで、県では県民のヘルスリテラシー向上のための様々な取組を行っています。
青森県が求める人材
- 公務に対する高い志を有し、チャレンジ精神と行動力のある人
- 時代の変化に柔軟に対応し、自ら考え、判断し、課題解決に向け行動できる人
県民の満足度の向上に強い意欲を持ち、チームワークをもって目標を達成できる人
青森県の取組
- 青森県基本計画「青森新時代」への架け橋- 青森県のめざす姿
「若者が、未来を自由に描き、実現できる社会」の実現に向けて、AX(Aomori Transformation)〜青森大変革〜の理念の下、7つの政策テーマの政策・施策を展開します。
Ⅰ しごと - 所得向上と経済成長
将来を拓く鍵:所得増につながる生産性の向上
・豊かさを実感できる力強い農林水産業の実現
・地域経済の成長を支える県内産業の競争力強化
・若者を惹きつけるしごとづくり
・産業を支えるDXの推薦
Ⅱ 健康 - 健康を支える医療環境の向上と共生社会の実現
将来を拓く鍵:1.ヘルスリテラシーの向上 2.医療・介護サービス提供体制の強化
・県民一人ひとりの健康づくりの推進
・がんの克服をめざす体制づくり
・持続可能な地域医療サービスの整備
・高齢者や障がい者が安心して暮らす共生社会の実現
Ⅲ こども - こどもの健やかな成長
将来を拓く鍵:1.少子化への挑戦 2.教育改革の推進
・希望と喜びを持って子育てできる環境づくり
・あおもりの未来をつくるこどもたちのための学校教育改革
・こども・若者に届く包括的な支援の充実・強化
Ⅳ 環境 - 自然環境との調和とその活用
将来を拓く鍵:再生可能エネルギーの推進と自然・地域との共生
・再生可能エネルギーとの共生と環境配慮型ビジネスの推進
・カーボンニュートラルに向けた脱炭素社会の実現
・資源効率の高い循環型社会の実現
・豊かな自然環境の継承
・原子力施設の安全確保対策と原子力防災対策の充実
Ⅴ 交流 - 国内外とつながる交流・物流の拡大
将来を拓く鍵:1.観光消費額の拡大 2.海外戦略の強化
・国内外とつながる観光の推進
・輸出・海外ビジネスの拡大と物流の確保
・国際交流の推進
・暮らしと交流を支える交通ネットワークづくり
Ⅵ 地域社会 - 持続可能な地域社会の形成
将来を拓く鍵:1.地域との多様なつながりの構築 2.行政経営分野のDX推進
・元気な地域づくり・人づくり
・安心で快適な生活基盤づくり
・文化・スポーツの振興
Ⅶ 社会資本 - 安全で利便性の高いインフラの整備
将来を拓く鍵:DXを活用した、インフラ整備と防災・減災の推進
・安全・安心な県土づくりを推進する社会基盤の整備
・産業・交流を支える社会基盤の整備
・防災・減災の推進や危機管理機能の向上