入庁前は「パソコンに向かって黙々と仕事をする」イメージだった市役所の仕事。
しかし紀の川市商工労働課の実態は、市内のお店を駆け回り、飲食店ガイドブックを作り、SNSで発信するアクティブな毎日でした。
デジタル商品券「きのかわPay」の導入や、創業支援セミナーの企画など、自らのアイデアでまちを盛り上げる仕事のやりがいを紹介します。

動画の目次
00:13 商工労働課について
00:48 デジタル商品券事業「きのかわPay」
01:40 飲食店応援プロジェクト「紀の川飯」
03:28 紀の川はっさくプロジェクト
05:10 新しい事業を始めることへの不安とやりがい
07:31 創業支援について
田舎でもデジタルは浸透する。「きのかわPay」の挑戦
私がここに来た時、ちょうどデジタル商品券が世に出始めたタイミングでした。
「きのかわPay」という名前でスタートしたんですが、最初は正直手探りでしたね。
いわゆる田舎の紀の川市で、デジタルに前向きな事業者さんがどれだけいるんだろうって。
でも、蓋を開けてみれば順調に加盟店も増えて、369店舗まで広がりました。
大きな事業が生まれる瞬間に立ち会えて、新鮮なことができる部署だなと感じています。

「おっさんがやるとダサくなる」から、若手に任せる
「紀の川飯」という飲食店応援プロジェクトで、Instagramの発信やガイドブック制作をしています。
正直、僕らおっさんが始めても、ダサいものしかできないんですよ(笑)
だから若い子に「やってほしい」と任せています。
彼らはプロ並みにやってくれるし、SNSの訴求力もすごい。
管理職はできるだけ表に出ず、若い方の自由な発想をサポートして、今の時代に合わせてカスタマイズしてもらうのが一番大事だと思っています 。

「めちゃめちゃおもしろい」。パソコンに向かうだけが仕事じゃない
市役所って、自分のパソコンにずっと向かってるイメージが強かったんです。
でも実際に配属されて、飲食店の応援とかをやってみて、「あ、こういうのがやりたかったんだ」って思いました。
自分が住んでいて「ここ美味しいのになんで流行ってないんやろう」と思っていたお店を、いろんな人に知ってもらえるのがすごく嬉しい。
不安なことがあっても課全体で支えてくれるので、今では「めちゃめちゃおもしろい」って自信を持って言えます 。



