高校卒業後、市役所に就職。
働きながら大好きな音楽を学ぶため、大阪芸術大学の通信教育で10年間学び続けました。
そこから市の新たな文化拠点となる「八戸市美術館」の立ち上げメンバーに。
建設の槌音が響く現場から開館までを見届けた、自身の「好き」をまちづくりに活かす、一人の市職員のユニークなキャリアを紹介します。
動画の目次
0:22 経歴と学び直し
1:28 夫婦での育児休業取得
2:17 八戸市美術館の立ち上げ
3:15 印象に残っているイベント
4:20 八戸市民の人柄
5:27 スタッフとの関係性
5:57 仕事のやりがい
夫婦で育休 チームで乗り越える子育て
第二子を出産した際私は3ヶ月で復帰し、同じ市役所職員である夫が1ヶ月の育児休業を取得しました。
当時はまだ男性の育休取得は珍しかったですが、「夫婦で一緒に責任を持ち合う」体制を作りたかったんです。
夫が小さい頃から育児に参加することで、良いチームになれたと思っています。
にぎやか好きで活動的な八戸の人々
八戸の人は、一言でいうと「にぎやか好き」で活動的な方が多い印象です。
私自身も、小さい頃から三社大祭という大きなお祭りに参加したり、父が携わる町内会や子ども会の活動に顔を出したりと、活動的な大人たちの中で育てられました。
仕事をおもしろがる姿勢は、そうした地域性の中で自然と学んできたものかもしれません。
やりがいは「育ててくれたまちへの恩返し」
一番のやりがいは、自分が「楽しい」と面白がって仕事をしている時です。
特に美術館の開館準備は、大変でしたが本当に楽しかった。
それは自分の好きな芸術を活かせたからでもあります。
そして何より、このまちの人に育ててもらったという想いが強くあるので、その恩を返すつもりで、子どもたちが生きていく未来のまちを自分の仕事でつくっていけることに、大きなやりがいを感じています。
