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妙高市役所

妙高市は新潟県の南部に位置し、温泉地やスキー場といったレジャー施設に加え、妙高戸隠連山国立公園といった多くの自然に囲まれた土地になっています。 令和7年度からは第4次総合計画にかかる行政運営が始まるため、これまで以上に市にフォーカスしたまちづくりを進めて参ります。また、同じく令和7年度より、「人と本、人と人をつなぐ情報拠点×居心地の良いやすらぎ空間」をコンセプトとした新図書館等複合施設が建設されます。

自然豊かな妙高市でのびのび保育!~子どもとの思い出は全てが印象的~

妙高市役所

2025/03/17

新潟県妙高市で保育教諭として働く吉田さんのインタビュー記事です。

妙高市で生まれ育ち、地元で保育教諭になる夢を叶えた吉田さん。教育大学で学び、市内の保育園で10年以上勤務する中で、仕事へのやりがいや妙高市ならではの魅力、そして子育てとの両立について語っていただきました。

自然豊かな環境でのびのびと保育ができる、妙高市で働くことの素晴らしさをぜひ感じてください。

 


―まずは簡単に自己紹介をお願いします。

 

吉田:生まれも育ちも妙高市です。大学も実家から通っていました。教育大学で、小学校教諭の免許を取得できる環境だったため、小学校教育全般の勉強をしつつ、副免許という形で保育士、幼稚園教諭の資格を取りました。

専攻としては生徒指導というコースだったのですが、保育士になりたいという思いが強かったので、その中でも保育、特に障がい児保育の勉強に力を入れていました。大学卒業後、平成25年度に妙高市に入庁しました。

 

―保育士を志したきっかけを教えてください。

 

吉田:小さい頃から「保育士になりたい!」という思いがずっと変わらなかったんです。

弟がいたので、自然と面倒を見るのが好きだったからかもしれません。何かのきっかけがあったというわけではなく、物心ついた頃にはもう、保育士になるって決めていました(笑)

 

―一貫して変わらない夢は羨ましいですね。就職先はどのようにして決めたのですか?

 

吉田:大学生の頃は、保育園だけでなく児童養護施設で働くことも選択肢の一つとして考えていました。虐待や障がい児保育にも関心があったからです。

 

ただ、子どもたちの成長を毎日間近で見守ることができるのはやはり保育園や幼稚園なのかなと思い、保育園で働くことを決めました。妙高市で生まれ育ち、この地の自然豊かな環境が大好きだったので、地元で働きたいという思いをずっと持っていました。

公立か私立かという点はとくにこだわりがあったわけではないのですが、妙高市内の園はほとんどが公立園なので、自然と公立園に絞って就職活動を行っていました。

 

―受験にあたり、どのような対策をしていましたか?

 

吉田:筆記試験、特に公務員試験の対策はしっかり行いました。保育士や幼稚園教諭の専門学校等では、手遊びやピアノといった実技を学ぶ機会も多いと思いますが、私が通っていた教育大学はどちらかというと座学や理論がメインだったため、もっと保育現場のことが知りたいと思い、大学3年生と4年生長期休みに保育園でボランティアもさせていただきました。

 

先生方がやっている手遊び歌など、実際にやってみることで自分の知識として身につけることができましたし、何よりも子どもたちと直接関わることで、多くのことを学ぶことができました。現場での経験は新鮮で、とても勉強になりましたね。 

 

―これまでに園の異動も経験されていますか?

 

吉田:入庁後最初の1年間は幼稚園に勤務していて、その後、今いる園に異動となり現在12年目となります。途中、育児休業を2度取得したので、実質的な勤務期間としてもう少し短くなりますね。

妙高市では、園の統廃合が行われているため、私が最初に勤めていた幼稚園も、統廃合によって現在はこども園になっています。

 

―現在の業務内容について具体的に教えてください。

 

吉田:現在は3歳児クラスの担任をしています。日々の保育はもちろん、園の行事の計画や準備なども行います。例えば、クリスマス会や節分の豆まきなど、行事ごとに職員で担当を決めて進めていきます。

保護者の方々の中には、朝早く預けたい方や夕方遅くに迎えに来る方もいらっしゃるので、早朝保育や延長保育を担当することもあり、シフト制で対応しています。

 

担任としては、日々の子どもたちの記録をつけたり、クラス便りを作成したり、園児の様子を写真で撮り、保護者の方に配信したりしています。必要に応じて、個別で保護者面談も行うこともあります。

 

事務仕事としては、毎月の帳面作成や行事の企画書作成などがありますね。子どもたちの成長を記録することは、保育教諭としてとても大切な仕事です。小さい子たち(0~2歳児)は毎日、それより大きい子たち(3~5歳児)は月に一度、アプリで子どもの様子を配信しています。

大切な仕事ではありますが、事務仕事のボリュームは思っていたよりも大きいなというのが正直なところです(笑)

―これまでで印象に残っているような出来事はありますか?

 

吉田:本当に様々な思い出があります。印象に残っている出来事を一つ挙げるのは難しいですね(笑)

毎日子どもたちと接する中で、心に残る瞬間がたくさんあります。例えば、小さい子が砂場や水遊びで楽しそうに遊んでいる姿や、お祭りごっこでキラキラした笑顔を見せてくれる様子など、些細に思えるかもしれませんが全て印象的に映ります。日々の何気ない瞬間が宝物ですね。

 

―保育をする上で、妙高市ならではだと思うことはありますか?

 

吉田:妙高市は自然が豊かで、一歩外に出れば緑や川、土に触れ合うことができます。園庭も広々としていて、中には畑もあるんですよ。子どもたちは、身近な自然の中で、のびのびと遊ぶことができます。

 

また、近くには国立妙高青少年自然の家もあるので、森遊びや「深雪探検(雪深い場所を探検する活動)」など、四季折々の自然体験をすることができます。このような環境の中で保育ができることは、妙高市ならではの魅力であり、他の地域ではなかなかできない貴重な経験だと思います。お散歩コースも、池にカモが泳いでいたり、緑がいっぱいで、子どもたちはたくさんの発見をして楽しんでいます。見上げれば空も広がっていて、本当に素晴らしい環境です。

―保育教諭として働く魅力を教えてください。

 

吉田:保護者の方々と、子どもたちの成長を一緒に感じられることが、一番の喜びであり、やりがいです。私自身も子育てをしているので、保護者の方々と子育ての悩みや喜びを共有したり、共感したりすることで、より深く関わることができると思っています。

 

「この子は何を考えているんだろう?」「何が面白いと思っているんだろう?」と、遊びを通して子どもたちの気持ちや内面を知ろうとすることも、保育教諭の仕事の面白さの一つです。子どもたちと一緒に遊び、その楽しさを共有できることも、大きな魅力ですね。

―思い描いていた働き方と現実のギャップを教えてください。

 

吉田:保育教諭のイメージといえば、子どもと遊ぶ、子どもに関わることがメインだと思っていましたが、実際には事務作業や記録、帳簿の管理など、子どもと接する以外の業務も多いことに驚きました。

保育をする上ではどれも大切な業務なのですが、思っていたよりもずっと多かったというのが正直なところです(笑)

  

―吉田さんもお子さんがいらっしゃるとのことでしたが、子育てと仕事、うまく両立できていますか?

 

吉田:両立は簡単ではないですが、職場の方々の理解と家族の協力のおかげで、何とか頑張っています。育児休暇も約3年間取得することができ、子育てにじっくりと向き合うことができました。

 

復帰後も、子どもの急な病気や学校の行事などで休む際には、柔軟に対応してもらっています。園の先生は人数が限られているので、休みが重なってしまうと子どもの行事に行けないのではと心配していましたが、今のところそういった問題もなく、子どもたちの行事にも参加できています。

―妙高市の魅力を教えてください。

 

吉田:妙高市は自然豊かで子育てに力を入れていると感じています。市役所には「こども家庭センター」があり、妊娠から就学まで、様々な課が連携して子育てをサポートする体制が整っています。

 

また、公園も多く、子どもたちがのびのびと遊べる環境が魅力です。雪が多い地域ですが、子どもたちからしてみると「雪遊びができる!」と、雪が降ると喜んでいます。冬は大変なこともありますが、子どもと一緒に外で遊べるのは嬉しいですね。都会のように交通量が多いこともないので、安心して子育てができる環境です。広い公園も多いので、子育てには最適な環境だと思います。  

ー最後に、求職者の方へメッセージをお願いします!

 

吉田:妙高市の保育園やこども園は、規模が大きすぎないので、先生同士の距離が近く、和気あいあいとした雰囲気の中で保育ができます。

また、自然豊かな環境の中で、子どもたちと思いっきり遊ぶことができるのも魅力です。泥んこになって遊ぶ子どもたちの姿も、見ていてとても嬉しい気分になりますね。家庭ではなかなかできないような体験をさせてあげられるのも、保育教諭の仕事の醍醐味だと思います。

 

妙高市には身近な自然がたくさんあるので、自然の中で子どもたちと触れ合いながら保育をしたい方にはぴったりの環境です。ぜひ、妙高市で一緒に働きましょう!

  

―本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年1月取材)

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妙高市は新潟県の南部に位置し、温泉地やスキー場といったレジャー施設に加え、妙高戸隠連山国立公園といった多くの自然に囲まれた土地になっています。 令和7年度からは第4次総合計画にかかる行政運営が始まるため、これまで以上に市にフォーカスしたまちづくりを進めて参ります。また、同じく令和7年度より、「人と本、人と人をつなぐ情報拠点×居心地の良いやすらぎ空間」をコンセプトとした新図書館等複合施設が建設されます。

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