妙高市役所では令和7年度から第4次総合計画がスタートし、地域の未来を支える重要な担い手である「こども・若者」に重点を置いて各種取組を進めています。
その一環である高校生を中心とした居場所づくりでは、様々な意見を聞き取るため、多くの方を対象にワークショップ・会議等を開催しています。
今回はその一部をご紹介します。
1.地元高校生を巻き込んだワークショップの開催
妙高市・上越市の高校生を対象に、妙高市内に「こんな場所・機能があったらいいな」「こんなことをしたい」をテーマとしてワークショップを開催しました。
ワークショップの中では...
○フードロスをなくそう!お料理対決イベント!
○遊び&創造を詰め込んだアンテナショップ街
○企業と連携した高校生主催のイベント など
理想の想いが詰め込まれた高校生ならではの斬新で自由な意見が創出されました。
実現したら大盛り上がり間違いなし!
2.市役所職員を対象にした庁内連携会議
全職員を対象に、こども・若者の居場所の必要性とリーディングプロジェクトに掲げる「成長・交流・つながりの場づくり」についての理解促進を目的に実施しました。また係長級職員と子ども・若者の場づくりへの関連事業の掘り起こしを実施しました。
会議の中では、高校生のワークショップの内容を共有し、子ども・若者に対する施策を勉強したうえで、実際にどのような施策や提案が効果的なのか、グループに分かれて意見を発表しました。
会議の中では...
○廃校施設(遊休施設)の活用
○若者の起業費用への支援
○妙高高原駅での寄り道BASEや高校生食堂の運営 など
市役所で業務をされているからこそ、より専門的な提案が発表されました。
今回の事例は「若者に選ばれるまち」に向けた活動の一部的なものになります。
今回の活動のようにあらゆる方を対象に意見を聞き取ることで、市民ニーズにあったよりよい政策の立案に向けて取り組んでいきます。
3.若者職員を対象としたワークショップを開催
若手職員を対象に「若者が居たいと思えるまちづくり」をテーマとしてワークショップを実施しました。
それぞれ「①店・施設」、「②仕事」、「③イベント・催し」、「④SNSメディア戦略」の4つの観点から、自由な発想でアイディアを発表しました。
ワークショップで発表された意見は、
〇シャッター街と化した商店街の改修、出店への開業支援
〇市役所内での市民カフェ経営
〇地元有名人を呼んだフェスの開催
〇市をモチーフにしたVキャラクターによるPR
今後は発表された事業内容を若手職員間で精査し、来年度以降の実現に向けて取り組んでいきます。
このように妙高市役所は庁内の規模がコンパクトなため、一人ひとりの意見が事業に繋がりやすい環境です。
若手職員もワークショップやグループ活動を通じて、上司へ意見を伝える機会が多く、自身のアイディアが事業として実現されるケースがあります。
このように地域づくりの中核としての役割を持ち、若手職員でも「地域の未来を自分たちでつくる」ことができるのも、妙高市役所の魅力の1つです。
「妙高市で事業を立案したい!」「地域活性化に尽力したい!」と考えている方はぜひ、妙高市の採用にご応募いただければと思います。