甲賀市役所の面接を受けた理由
将来の夢は「保育士」。地元で働きたいと、甲賀市一択で試験に挑む。
小学生の頃から、将来は保育士になりたいと思っていました。幼い頃から、妹をはじめ、小さな子どもたちの世話をすることが好きでした。生まれ育った甲賀市の保育園で働きたいと、甲賀市一択で採用試験を受けました。
甲賀市の良さは、自然があり、子どもたちものびのびしていること。みんな、おだやかでやさしく元気な子どもに育っていると感じています。
これまでの職歴、教えてください。
開園したばかりの保育園で、4歳児クラスを担当。他の先生たちと、新しい園をつくりあげていく。
令和2年4月1日から「あいみらい保育園」の保育士として働いています。今は、4歳児くま組の担任です。朝の子どもたちの受け入れから、外遊び、給食、部屋での遊び、おやつの時間など、1日があっという間に過ぎます。
当番の日は、長時間保育を担当。当番以外の日は、職員室で書類を作成したり、翌日の教材準備をしたりしています。
「あいみらい保育園」は、令和2年4月に開園したばかりの保育園です。まっさらな状態から、他の先生と一緒につくる環境は、楽しくもあり大変でもあり、例えばお片付けの道具箱1つとっても全て一から準備する必要がありましたので、大変でしたがその分思い入れも強いです。
これまでで一番やりがいを感じたことと言えば・・・
主担任として奮闘。周囲のサポートと自らの努力で子どもたちと信頼関係を築く。
4歳児クラスの担任として、4月の時点ではわからないことが多く同じクラスや同じ学年の先生に相談したり教えていただいたりして、少しずつ子どもたちとの信頼関係を築いてきました。
私が不安な気持ちでいると、子どもたちも不安を感じてしまうので「この人になら大丈夫」と思ってもらえるように、まずは全部思いを受け入れ、聞くことに徹しました。
友達とケンカしたとか、泣いているとか、困っている状況が起きた時には話を聞くようにする。その繰り返しを続けてきました。最初に比べて、ずいぶんクラスがまとまってきたことが、やりがいにつながっています。
この仕事を通して思うこと、感じること
子どもたちの成長を実感!
とにかく、子どもたちがすごくかわいいです。4月から比べると、一人ひとりがとても成長していると感じます。
最初は「ありがとう」と言えなかった子が、他の子に「ありがとう」と言っている姿や、ずっと1人で遊んでいた子が友達と遊んでいる姿を見ると、私も役に立っていると思えて、すごく嬉しいです。
発表会や運動会など、保護者の方に見にきてもらった時には、お子さんたちの成長を喜んでくださいます。家庭とはまた違う姿を見てもらえて「先生、すごくよかった」と言ってもらえることも励みになっています。
これからチャレンジしたいこと
将来的には、いろいろなクラスを受け持ちたい!
子どもたちはやっぱりとてもかわいいです。毎日「子どもたちに会いたい」と思って、仕事に来ているぐらい楽しく働かせていただいています。事務作業など、子どもたちと接すること以外の業務も多く、大変なこともありますが、かわいい子どもたちの成長を実感できる、とてもステキな仕事だと思います。
今は4歳児の担任をしています。将来的にはいろいろな年齢のクラスも担当してみたいですね。
そのためには、自分のスキルを高めることが必要です。研修にも積極的に参加しています。特に役に立ったと思うのは、環境構成のあり方や社会人マナー研修です。
環境構成に関しては、研修の際に「無理に集団の中に入れようとするのではなく、その子の周りに人が集まるような遊びを考える」といった話があり、ひとつの考え方として参考になりました。
message〜これから同僚になるかもしれない、あなたに向けて
甲賀市で生まれ育った人にとって、地元での就職は、安心できる環境だと思います。生まれ育ったところの役に立つのは、すごくステキなことです。私も、今、少しずつ甲賀市の保育士としてお役に立てているのかなと思うと、とても嬉しいです。
園長先生はじめ先輩の先生方は、日頃の関わりの中ですごく寄り添ってくださいます。
「もうちょっとこうしたほうが上手くいくかもしれないから、一回やってみる?」と、アドバイスをくださったり、忙しい日にも寄り添って喋ってくださったり。悩みなども相談しやすい環境があるため、安心して勤めてほしいです。
そして何より、1年目から担任を持たせてもらえることは、大きな魅力。学べることが多く、勉強になると思います。ぜひ、甲賀市で一緒に働きましょう!
(本インタビューは令和2年度に実施した内容となります)