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甲賀市役所

滋賀県土の約12%を占める甲賀市。 近畿圏と中部圏をつなぐ広域交流拠点としても位置し、商業の場としても重要な拠点でござる。 水口・土山・甲賀・甲南・信楽と多様な文化がある街だからこそ、やりがいのある仕事がいっぱいあるでござるよ。

中学時代、国際交流事業に参加。システム会社勤務経験を糧に、次は自ら与える側になりたいとICT活用で市民の暮らしを改革。

甲賀市役所

2024/05/20
情報政策課 西島 孝さん

甲賀市役所の面接を受けた理由

中学生時代、中学生国際交流事業でアメリカへ。そこで人生観に変革が。次は経験を与える側になりたいと職員を志す。

 

大学卒業後、求人広告会社で中小企業向けの提案営業を経て、小売店向け決済システムや自治体向けシステムの企画営業として勤務。数々の賞を受賞、サービスの立ち上げや省庁へのシステム提供等、仕事面では充実していましたが、ワークライフバランスは破綻していました。

 

出張や残業が多く、満員電車で1時間以上かけ通勤するワークスタイルから脱却し、地域密着型で家族と過ごす時間を中心に据えたいと一念発起し、地元・甲賀市に戻ることを決めました。

 

営業しかしてこなかった自分に、甲賀市で何ができるのか?と漠然と考えていました。ふと、市役所の求人を見つけた時に、情報政策課であればシステム会社で勤務していた経験を活かせるかもしれないと思いました。しかし、情報政策課に配属される保証は何処にもなく、不安でした。

 

思い出していたのは中学生の頃、旧甲南町時代の中学生国際交流事業に参加したこと。海外の文化に触れたことで、人生観に大きな影響を受けたと同時に、市の事業が与える力の大きさを体感しました。

 

さらに、当時引率して下さった吉川さんが長年親身に連絡を取り続けて下さったことが印象的で、職員さんはここまで世話を焼いてくれるのかと(笑)。吉川さんの存在があり、市職員は地域に密着し貢献できる仕事だという印象が強く、どこの部署に配属されても頑張ろうと気持ちを固めました。

これまでの職歴、教えてください。

ICT(情報通信技術)を活用しより暮らしやすい甲賀市をつくる。
 

令和2年に入庁し、希望が叶い情報政策課のICT推進室に配属されました。便利な日常生活と持続可能でより良いコミュニティや社会づくりを目指し、市民アンケートをはじめ頂いたご意見を参考に、ICTの活用を進めています。

これまでで一番やりがいを感じたことと言えば・・・

知識や経験を生かし、現場の熱意や市民の声に応える。

今年度は、新型コロナウイルスの影響で様々なイベントや活動が中止になりましたが、形を変え実現できた事業もありました。

 

その一つが、かつて自分が人生観を変えられたミシガン州との中学生国際交流事業でした。アメリカからの学生受け入れが難しい中、Zoomを使うことで、生徒たちの交流の場を設けることができました。

 

今は会えなくても、長く連絡をとって交流してもらいたい。そのきっかけになれたなら良かったなと思います。

 

子育て支援センターでは、赤ちゃんとママを対象とした対面の講座が中止に。産後悩みが多いママとの接点は、決して絶やしてはいけない。職員の熱意から始まったZOOM講座は、参加者からも好評で、試行錯誤で工夫を重ねる職員や先生方の想いの強さに心を打たれます。

 

情報政策の仕事は基本的に裏方ですが、ICTの力で職員の想いを形にできたということにやりがいを感じるとともに、熱い想いをもった職員と一緒に働けることに誇りをもつことができました。

この仕事を通して思うこと、感じること

環境の良さを最大限生かしつつ、公共分野でDX(※1)を推進。
さらに便利な甲賀市を目指す。
 

生活や子育てに関する甲賀市の環境は、すごく良いと思います。でも、まだまだその良さを生かしきれていないところもあるかなと。予約一つとっても電話か窓口の受付のみ。空き状況さえ分からない。これは民間ではありえないことです。

 

市役所は大きく変化することが求められています。今では仕事の合間に窓口に来てもらい、申請書を窓口で書いてもらうのが当たり前かもしれませんが、「24hいつでもスマホで手続きができる」「行かなくて良い」そんな役所が実現される時代が、もうすぐ来ます。
 

具体的な取り組みとして、AIチャットボットによる24h問い合わせ対応、コミュニティバスの運行情報や窓口の混雑状況をリアルタイムにお知らせする仕組み、LINE公式アカウントでの情報発信、各種オンライン予約・申請の受付など、暮らしの中で便利さを実感していただけるサービスの提供に力を入れて進めている最中です。


※1:DX(デジタルトランスフォーメーション)・・・データやデジタル技術を活用し、価値提供の方法を抜本的に変えること

これからチャレンジしたいこと

子どもたちの人生観が変わるくらいのきっかけ作りを、ICTで実現したい。

 

今度は自分が子どもたちの人生観に影響を与えられるような事業をやってみたいです。単に知識を与えるというよりも、学校では得られない体験や、世界が広がったりするような機会をつくりたいですね。

 

ICT推進室でも「ICT関連の教室やイベントを企画して、受講者から将来事業を起こす人やIT人材が生まれると嬉しいな」と話をしています。

message〜これから同僚になるかもしれない、あなたに向けて

 

情報政策課は、知識・経験が豊富で熱意のある先輩ばかりで、サポートを受けながら1年目から色んなことにチャレンジさせてもらっています。「こんなことをやりたい」「あれを変えてみたい」という想いをもって取り組めば、楽しく仕事できる環境が揃っていると思います。

 

行政は、世間一般的なイメージだと『お役所の仕事』かもしれませんが、面白い事業ができることも魅力のひとつ。今まで畑違いの職種にいた人も、経験を生かしてできることがいっぱいあるのではないかと思います。


甲南第一地域市民センター 吉川所長
西島さん世代が働きやすい、活動しやすいまちになることを願っています。彼ら世代に地域を盛り上げていって欲しい。子どもや孫世代が「あ、このまちに住みたいな」と思うような政策を提案してくれることを、期待しています。私たちは、若い世代の考えを受け止めることが大事だと思いますね。

市役所の仕事は「人との仕事」ですから、コミュニケーションが好きな人に入ってきてほしいですね。

(本インタビューは令和2年度に実施した内容となります)

職員インタビュー

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滋賀県土の約12%を占める甲賀市。 近畿圏と中部圏をつなぐ広域交流拠点としても位置し、商業の場としても重要な拠点でござる。 水口・土山・甲賀・甲南・信楽と多様な文化がある街だからこそ、やりがいのある仕事がいっぱいあるでござるよ。

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