ようこそ甲賀市へ!

甲賀市(こうかし)は、滋賀県の南東部に位置する市で、2004年10月1日に旧甲賀郡の5町(信楽町、甲南町、水口町、甲賀町、土山町)が合併して誕生しました。
市名の読みは「こうか」で、これは旧甲賀郡の読み方を引き継いだものです。
地理とアクセス

甲賀市は、大阪や名古屋から約100km圏内にあり、近畿圏と中部圏を結ぶ交通の要所となっています。
市内には新名神高速道路が東西に走り、甲賀土山、甲南、信楽の3つのインターチェンジがあります。また、JR草津線が市内を横断し、公共交通も整備されています。
ちなみに、甲賀市は、東西に約43.8キロメートル、南北に約26.8キロメートル、 面積481.62平方キロメートルで県土の約12%を占めています。意外と大きいのですよ!
歴史と文化

甲賀市は戦国時代において活躍した「甲賀忍者」の発祥地として知られています。伊賀忍者(現在の三重県伊賀市周辺)と並び称され、「甲賀者」とも呼ばれていました。
また、忍術から派生した製薬技術は「甲賀の薬売り」として発展し、現在でも製薬業が地場産業となっています。
忍者というとフィクション的に見られがちですが、甲賀忍者は実在し、政治的にも軍事的にも重要な役割を果たしていたリアルな存在なのです。

また、信楽町は日本六古窯*¹の一つである「信楽焼」の産地となっています。素朴で温かみのある風合いが特徴で、古くから日常使いの壺、甕(かめ)、火鉢、茶器などが作られてきました。
たぬきの置物が特に有名で、福を呼ぶ縁起物として全国に広まりました。皆さんのお家にもあったりするのではないでしょうか?
市内には陶芸教室や窯元が点在し、陶芸体験も楽しめます。信楽焼は、見て、触れて、楽しめる伝統文化となっています。
*1…中世から現代まで生産が続いている日本を代表する6つの焼物産地の総称(瀬戸・常滑・越前・丹波・備前・信楽)
観光スポット
甲賀市は、忍者体験から陶芸、歴史探訪、自然散策まで、多彩な魅力が詰まった地域となっています。
機会がありましたら、ぜひぜひお足を運んでくださいませ!
お主のご来訪を心待ちにしているでござる🥷
🥷忍者関連スポット
忍者の歴史や技術を学べる体験型施設で、忍者衣装の試着や手裏剣投げ体験などが楽しめます。
薬と人との関わりや、配置売薬の歴史を学べる体験型の博物館です。忍者が携帯していた「兵糧丸(ひょうろうがん)」を再現する体験ができます。
🏺信楽焼関連スポット
信楽焼の産地として知られる信楽町にて、自然豊かな丘陵地に広がる陶芸をテーマにした文化公園です。
鎌倉時代から現代までの信楽焼の歴史と文化を紹介している総合施設です。観光案内所も併設されており、信楽観光の出発点として最適です。