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小千谷市役所

 新潟県のほぼ中央、日本一の大河・信濃川により形成されたまち・小千谷。  美しい山河に恵まれた、文化の香りゆたかなこのまちは、すべての市民の誇りです。  このまちには、どこよりも、自然と人、人と人が、互いに高めあい協奏しあいながら育んできた伝統があります。未来をもっと素敵に変えていこうと、夢に取り組む真剣な眼差しがあります。  そんなふうに、ふるさとを愛する気持ちがあふれているから、今日も小千谷にはやさしい笑顔のハーモニーが高らかに響いているのです。

Uターンで働く!小千谷市役所若手職員が語る仕事の魅力とワークライフバランス

小千谷市役所

2025/01/30

令和6年3月に市制施行70周年を迎えた、新潟県小千谷市役所で働く和田さんと須田さんのインタビュー記事です。お二人はUターンで小千谷市役所に入庁し、現在、教育・保育課と商工振興課でそれぞれ活躍されています。地元で働くやりがいや、仕事内容、そしてワークライフバランスについてもお伺いしました。

 

ーまずはお二人の簡単なご経歴を教えていただけますか?
 

和田:小千谷出身で高校までは市内の学校に通っていまして、東京の大学を卒業後、小千谷市役所に入庁しました。現在3年目です。
 

須田:私も小千谷出身で、高校は市外、大学は関東でUターンで戻ってきて小千谷市役所へ入庁しました。現在2年目です。

 

ー就職活動はどのように進められましたか?

 

須田:小千谷に戻ることはもともと決めていました。民間企業も含めて検討はしましたが、小千谷市役所で仕事ができたら、市の事業を通して小千谷を活性化させられるのではないかと思い、市役所を第一志望に活動していました。


和田:私も大学進学時に小千谷市に戻ることは決めていたので、就職活動の際は小千谷市役所を第一志望にしていました。周辺市町村の公務員や民間企業も受験しましたが、地元の小千谷市に受かったため入庁しました。

ー大学時代、東京に住んでいたとのことですが、そのまま東京で就職しようとは思わなかったんですか?


和田:東京に住み始めた頃は、何でもあって楽しいところだと思っていました。でも、住んでいるうちに人が多くて疲れると感じてしまい、落ち着いて生活できる地元に戻りたいと思うようになりました。

 

ー須田さんは公務員試験の勉強はどのようにされていましたか?
須田:大学3年生の頃から始めていました。正直に言うと、ガッツリ勉強したというよりは、民間企業の就職活動で使うようなSPI対策や、秘書検定の勉強等もしていたので公務員試験だけをやっていたわけではありません。


和田:私も大学3年生の頃から公務員試験の勉強を始めましたが、よく調べていなかったので国家公務員の試験向けの勉強をしていました。しかしそのおかげで小千谷市も合格できたので、結果的には良かったと思っています(笑)。

 

ー面接試験の対策もされたのですか?
 

和田:面接対策はしていませんでした。いろいろな企業の面接を受けながら練習していました。小千谷市役所の面接の前にいくつか面接を受けたことで、「ここが良くなかった」と反省点を洗い出し、改善していくことで、小千谷市役所の面接に臨みました。
 

須田:私は、公務員になられた大学の先輩に、週に3回ほどリモートで面接練習をしてもらっていました。優しい試験官と厳しい試験官など、いろいろなパターンの練習ができたので、本番では落ち着いて面接を受けることができました!

ー小千谷市役所の面接試験は実際にはどのような雰囲気でしたか?
 

須田:面接試験は2回ありました。1回目は優しい雰囲気だったのですが、2回目は少し緊張感がありました。ただ、全体的には和やかな雰囲気で面接を終えることができました。

 

ー民間企業の面接と小千谷市役所の面接で違いはありましたか?
 

須田:面接のスタイルが違いました。民間企業では集団面接でしたが、小千谷市役所は個人面接で、面接官が複数名に対して私が1人という面接でした。その分最初は少し緊張感もありましたね。

 

ー現在の仕事内容について教えていただけますか?
 

須田:私は商工振興課で企業支援の仕事をしています。市内企業向けのセミナーや相談会などを開催しており、その参加者への相談内容のヒアリングや、相談会の内容の企画なども行います。例えばSNSを使ったマーケティング手法についてのセミナーなどを、参加者の方から意見をいただきながら企画しています。

 

他にも創業支援として新しい会社をつくりたい方や、お店を開きたい方などから相談を受け、起業スクールという企業経営のノウハウを学べる講座を開催しています。また個別相談会も行っています。隣接市の創業支援を行っている企業と連携し、そこから講師の招致などを行っています。

 

例えば、お店を開きたい方に対して、店内の工事費用を支援する補助金などの交付や、サポート体制についての案内を行っています。

 

ー何名で対応されているのですか?


須田:4人の係員で分担して行っています。起業スクールの開催は私がメインで担当していますが、市内企業への就職の支援や広報活動など、他の職員にもそれぞれメインの業務があります。

 

ー和田さんの教育・保育課での仕事内容も教えてください。

 

和田:1~2年目は、小・中学生の学籍管理や、通学、校外学習で使うスクールバスの手配といった運行管理、児童、生徒たちの保険の支払手続き業務などを行っていました。

 

今年度からは庶務担当の係になり、学校の施設管理や先生方への対応がメインの業務になっています。具体的には、学校に配当される予算の調整や備品の整備、先生が使うWEBシステムの管理などを行っています。

 

昨年度までは窓口対応として保護者の対応が多かったのですが、現在は学校とのやり取りが多い仕事です。

 

―どのように仕事を覚えていったのですか?

 

和田:私は恵まれた環境で、係内に前任担当者がいたので、気兼ねなく仕事について聞いて覚えていくことができました。毎日のように窓口に立ち、まずは前任担当者の対応を1,2ヶ月見て覚えてから、自分も対応しはじめました。

 

―今年度から違う仕事ということでしたが、いかがですか?

 

和田:係が変わる前は、隣でやっていることは見てきたので、大丈夫だろうと楽観視していましたが、いざやってみると覚えることも多くて最初は非常に大変でした。ただこちらも、前任者に教えていただきながら覚えていきました。

 

―須田さんはいかがですか?

 

須田:1年目の時に隣の席の先輩が、「わからないことがあればすぐ聞いて、何回でも聞いて。」と言ってくださったので、本当になんでもお聞きしていました。

 

―何が大変でしたか?

 

須田:入庁当初の大きな仕事が2年に1度行われる業務で、周囲の先輩も経験されていなかったので過去の資料を自分で探して対応していくのが大変でした。やりながら覚えていくという感じで、なんとか周囲のサポートも得てできたかなという感じでしたね。

 

ー働く前からのイメージとのギャップはありますか?

 

須田:公務員の仕事は市民対応や窓口がメインで外に出ることはあまりないと思っていました。しかし、今の課は企業とのやり取りも多く、週2回ほど外出があるので驚きました。公用車で移動するということも知らなくて、びっくりしましたね。それだけ多様な仕事があることは大きなギャップです。

 

和田:私は公務員は定時で帰れるというイメージがありました。もちろん時期によっては残業もありますが、基本的には定時近くに帰ることができるので、むしろギャップはなくイメージどおりでしたね。

 

ー今の仕事でやりがいを感じるところは?


和田:以前はスクールバスの運行管理をしていたので、街中でスクールバスを見るだけでも自分のやっている業務を実感でき、やりがいに繋がっていました。今は、表に出づらい裏方の仕事が多いですが、先生方をサポートできているという思いで働けています。


須田:起業創業の相談に来られた方が、補助金を利用して実際に店舗をオープンされた時は本当に嬉しかったです!相談から開店まで約1年のサポートをしましたが、その方の夢を叶えるお手伝いができたことに大きなやりがいを感じました。

 

―市役所の働きやすさはいかがですか?

 

須田:アットホームな雰囲気で、上司や先輩にも相談しやすいので、とても働きやすい職場です。仕事の話だけでなく、出張先での美味しいランチのお店の情報を共有するなど、ちょっとした雑談もありますし良い雰囲気ですね。

 

あとは私も定時で帰れることが多いので、その分翌日の仕事にも意欲が湧きます。休暇も、自分の取りたいタイミングで取れているので良い環境です。ワークライフバランスは調整できています。


和田:上司や先輩の方々は自分の仕事で忙しいのですが、相談をすると話をよく聞いて答えていただけることが非常にありがたいです。とても良い環境だと思いますね。

 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年1月取材)

 

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