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小千谷市役所

 新潟県のほぼ中央、日本一の大河・信濃川により形成されたまち・小千谷。  美しい山河に恵まれた、文化の香りゆたかなこのまちは、すべての市民の誇りです。  このまちには、どこよりも、自然と人、人と人が、互いに高めあい協奏しあいながら育んできた伝統があります。未来をもっと素敵に変えていこうと、夢に取り組む真剣な眼差しがあります。  そんなふうに、ふるさとを愛する気持ちがあふれているから、今日も小千谷にはやさしい笑顔のハーモニーが高らかに響いているのです。

【一般事務(短大・専門卒)_(R7.6月時点)】1年目・2年目職員が語る、市外出身の私が、小千谷市役所を選んだ理由

小千谷市役所

2025/06/26

新潟県小千谷市役所で働く、入庁2年目の菅井さんと1年目の清水さんのインタビューです。お二人とも小千谷市外の出身。なぜ数ある自治体の中から小千谷市を選んだのか、その決め手に迫ります。

 

入庁後の仕事のリアルや職場の雰囲気、1年目の職員がぶつかる壁とその乗り越え方など、若手職員の本音が満載。小千谷市役所の「情熱」と「温かさ」が伝わる内容です。

 
ーまずはお二人の自己紹介と、公務員を目指された経緯について教えていただけますか。

 

菅井:小千谷市の隣の長岡市出身で、県内の公務員専門学校を2年間経て、小千谷市役所に入庁しました。現在、入庁2年目です。


父が公務員として働いていたこともあり、昔から公務員の仕事には親しみがありました。また、小千谷市に訪れる機会も多く、その中でだんだんと小千谷市の魅力に触れ、この地域で働くことに興味を持ったのがきっかけです。

 

ーありがとうございます。続いて清水さん、お願いします。

 

清水:私も同じく長岡出身で、公務員専門学校を卒業し、小千谷市役所に入庁しました。現在入庁1年目です。


幼い頃から漠然と「人のためになる仕事に就きたい」と考えていました。出身が農業高校で、日々の実習で地域の方と関わる機会が多かったのですが、その経験を通じて、自分が農業に従事するのではなく、農業を「支える側」の人間になりたいと思うようになりました。そこで補助金など、様々な制度で農家さんを支えられるのは公務員の仕事だと考え、志望しました。

清水さん窓口対応の様子

ー菅井さんは、地元である長岡市や、新潟市など他の選択肢もある中で、最終的に小千谷市を選んだ決め手は何だったのでしょうか?

 

菅井:小千谷市には昔から訪れる機会が多く、公園や山本山など、数多くの自然豊かな場所に魅了され、小千谷という地域そのものに興味を持ったことが一番のきっかけです。


その上で、隣接する市に住んでいる自分だからこそ、外からの目線でまちづくりに取り組めるのではないかとも思いました。

 

ーなるほど。ご自身のバックグラウンドを強みとして捉えられたのですね。清水さんは、様々な市町村がある中で、小千谷市に惹かれた特別な理由はありましたか?

 

清水:専門学生時代に色々な自治体を調べる中で、小千谷市役所は特に「市民と協働しながらまちづくりを進める」という考え方を強く持っていると感じました。募集要項などを見ていても、他の自治体とは違う「情熱」のようなものを感じました。


特に印象的だったのが、採用の求める人物像として「小千谷を愛し、市民とともに情熱と誇りを持って、まちづくりに挑戦する方」と赤字で書かれていたことです。こんなにストレートに熱い言葉を掲げている自治体は他にありませんでした。その言葉から、本気で市を良くしたいという熱意が伝わってきて、ここで働きたいと強く思いました。


また、個人的に小千谷市の規模感が「大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい」と感じたのも理由の一つです。長岡市のように広域合併で大きくなった市だと支所も多く点在しますが、小千谷市は市民の方と密着しながらも、職員として色々なことに挑戦できる、自分にとって理想的なスケールだと感じました。

 

ー募集要項の「小千谷を愛し〜」というフレーズは、市外出身者からすると少し気後れする部分もあったのではないでしょうか?

 

清水:正直に言うと「市外出身者の自分でも大丈夫かな」という不安はありました。でも、菅井さんのお話にもあったように、市外出身者だからこそできる貢献の仕方があるはずだと考えました。外からの視点を持っていることが、むしろ自分の魅力であり、強みになるのではないかと。面接でもその思いはお伝えさせていただきました。

 

ーその視点が評価されたのですね。選考過程で印象に残っていることはありますか?

 

菅井:私の時は面接が3回ありました。1回目は与えられたお題について1分間で話すスピーチ形式で、2回目と3回目が通常の面接でした。最終面接では、市長、副市長とお話しさせていただきました。やはり何度受けても面接は緊張するので、専門学校では先生や生徒同士で面接練習を繰り返し行いました。表情などを動画で撮り合って客観的に見る練習は、本番でとても役立ったと感じています。


それと同時に、小千谷市で働く以上、このまちのことを深く知らなければならないと考え、休日には市内の有名な場所を実際に訪れたり、インターネットで歴史や政策を調べたりと、自分なりに小千谷市への理解を深める努力を重ねました。

菅井さん打合せの様子

ーありがとうございます。では入庁後現在の配属先と仕事内容を教えてください。

 

清水:農林課に所属しています。農業に関わる仕事がしたいと面接でもお伝えしていたので、希望が叶い、配属が決まった時は本当に嬉しかったです。


主な担当業務は、中山間地域等直接支払制度という交付金に関する業務です。これは、山間部など耕作条件が不利な地域で農業を継続されている方々を支援する制度で、市と県とのやり取りだけでなく、地域の農家の方々とも密接に関わる仕事です。まだ学ぶことばかりで大変ですが、やりがいを感じています。

 

菅井:私は総務課の庶務管財係に所属しています。主な業務は、市が所有する建物や公用車にかける保険の手続きや、公用車の管理などです。また、各地域にある町内会のとりまとめも担当しており、年に一度、市長と町内会長の方々が直接意見交換を行う「町内会長会議」の開催なども行っています。なお選挙が近づいている現在は選挙事務も兼任しています。

 

ー多岐にわたる業務ですね。菅井さんは入庁から1年以上経ちましたが、この1年間はどのように仕事を覚えていきましたか?

 

菅井:最初の頃は、本当に「何が分からないのかすら分からない」という状態でした。質問したくても、どうやって先輩に聞けばいいのかすら難しいと感じていましたね。


周りの先輩方が上司にどう相談しているか、どう仕事を進めているかをよく観察して、質問の仕方などを真似するところから始めましたね。

 

1年間、業務のサイクルを一通り経験して、ようやく一人で仕事を進められるようになったかなと実感しています。

 

ー1年間の経験が自信になっているのですね。今、隣にいらっしゃる1年目の清水さんへ、ご自身の経験から「こうしておけば良かった」というアドバイスはありますか?

 

菅井:1年目は何をするにも初めてで大変だと思いますが、常に「学ぶ姿勢」を持ち続けることが大切だと思います。まずは自分なりに調べ、理解しようと努力する。そこからわからなければ聞くというステップで自ら進めていくことで、学びは深くなるはずです。


もう一つ、これは市外出身者ならではの苦労かもしれませんが、地名を覚えるのが想像以上に大変でした。早く地域のことを覚えておけば、市民対応などあらゆる場面で活かせると思います。

 

菅井さん電話対応の様子

ー入庁前にイメージしていた公務員の仕事と、実際に働いてみて感じたギャップはありましたか?

 

清水:公務員というと、デスクでの事務作業が多い、少し堅い仕事というイメージを持っていました。しかし、実際には林道の状況を確認するために山に入ったり、農家の方と何度も協議を重ねたりと、現地に出向いて自分の目で見て、人と直接話す機会が想像以上に多くて驚きました。これは、人と関わる仕事がしたいと思っていた私にとっては、嬉しいギャップでした。

 

ー募集要項から感じた「情熱」のある職場というイメージはいかがでしたか?

 

清水:職員の皆さんは、情熱という言葉とは少し違うかもしれませんが、とにかく「温かい方」が本当に多いです。市民の方と接している場面を見ていても、常に市民ファーストな姿勢が伝わってきます。まだ何も分からない私に対しても、課内だけでなく、他の課の職員の方まで気軽に声をかけて、気配りしてくださるんです。

 

菅井:私も本当に親切な方が多く、1年目からとても良い環境で仕事に取り組めていると感じています。分からないことを聞けば、忙しい中でもすぐに手を止めて丁寧に教えてくださいます。
 

また、業務外では若手職員が集まる「青年部」という組織があって、バーベキューや歓迎会などのイベントが企画されます。そうした場で、普段は関わりの少ない他の課の同世代の職員と気軽に話せる環境があるのも、すごく良いところだなと思います。

 

ー青年部のイベント、清水さんも参加されたのですか?

 

清水:はい、先日、新入部員の歓迎会に参加しました。ジェスチャーゲームなどのレクリエーションもあって、和気あいあいとした雰囲気でとても楽しかったです。こうした交流の機会があるのはありがたいですね。

 

清水さんの打合せの様子

ーワークライフバランスについてはいかがでしょうか。

 

菅井: ワークライフバランスについては、やはり選挙の時期など、自分の課の仕事と兼務する期間は忙しくなり、残業することもあります。業務のスケジュール管理に苦戦することもありますが、その分、休日はしっかりと休めます。土日に遠出をしたり、好きなことをしてリフレッシュしたりと、オンとオフの切り替えはできていると感じています。

 

ー最後に、お二人の今後の目標を教えてください。

 

清水:新たな業務に日々取り組んでおり、多様な経験を積むことの大切さを実感しています。これからの職員生活でも、自分の担当業務だけでなく、他の職員の仕事にも関心を持ち、様々な知識やスキルを身につけていきたいです。

 

菅井:私もまだ入庁2年目で、経験していない部署がたくさんあります。今後の目標としては、どの部署に配属されても、常に「小千谷市民の生活をより良くする」という情熱を持って仕事に取り組んでいきたいです。

 

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年6月取材)

 

 

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