新潟県のほぼ中央に位置する小千谷市。このまちは「子育てにやさしく健康長寿で支えあうまちづくり」をスローガンに、市民一人ひとりが輝ける未来を目指しています。
その最前線で、住民の健康と暮らしを支える保健師として働く、健康・子育て応援課の林さんと髙野さん。
今回は、これから小千谷市の保健師を目指す方々に向けて、お二人が一緒に働きたいと期待する人物像や、選考に臨むうえでのアドバイス、そして温かいメッセージを語っていただきました。

※保健師の髙野さん(左手)、林さん(右手)
このまちを愛し、市民に寄り添える人と共に
―まずはじめに、小千谷市の保健師として、これからどのような方に仲間になってほしいとお考えですか?
林:私たちは「子育てにやさしく健康長寿で支えあうまちづくり」という市の大きな目標に向かって活動しています。
そのために何よりも大切なのは、小千谷という地域や、そこに住む方々を大切に思い、愛着をもって活動できることだと感じています。このまちが好きで、市民一人ひとりのために力を尽くしたい、そんな熱い想いを持った方と一緒に未来をつくっていきたいです。
ー特に求められるスキルはありますか?
髙野:現在、小千谷市では15名の保健師がチーム一丸となって、各種検診や家庭訪問などを通じて、市民の皆さんの健康と生活を守るという使命を担っています。
日々の活動では、多くの市民の方はもちろん、様々な専門職や関係機関の方々と連携することが不可欠です。
だからこそ、私たちは次のようなスキルや想いを持っている方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。
市民の健康と生活を守るために働きたいという小千谷への愛着を持てる人
人と関わり、話すことが好きで、コミュニケーションを楽しめる人
チームの一員として、責任をもって仕事に取り組める人
自分の考えや想いを持ち、新しいことにもチャレンジできる人
こうした想いがある方なら、市民に密着した活動の一つひとつに、きっと大きなやりがいを感じながら働けるはずです。
あなたの「想い」を聞かせてほしい。エントリーシート・面接のポイント
―採用試験に向けて、最初のアピールの場であるエントリーシートではどのようなことを伝えればよいでしょうか?
林:エントリーシートを拝見する際は、「なぜ小千谷市で働きたいのか」「ご自身の強みを保健師の仕事にどう活かせるのか」という点が、ご自身の言葉で具体的に書かれているかを見ています。
「小千谷のこの活動に魅力を感じた」「こんなことに挑戦してみたい」というように、志望動機を“自分事”として語っていただけると、その方の熱意が伝わってきて、私たちも心を動かされます。
ー自分事として話すことが大切なのですね。面接でも、意識するといいポイントなどはありますか?
髙野:面接は誰でも緊張するものだと思います。それは面接する側も同じです(笑)
ただ、保健師は市民の方と直接お会いして信頼関係を築くことが基本となる仕事です。だからこそ、コミュニケーション力はとても大切です。
難しい言葉を並べる必要はありません。普段のあなたの話しぶりや表情に、ご自身の想いを乗せて、リラックスしてお話しください。
チームで動く仕事でもあるので、皆さんの協調性や温かみのある雰囲気が伝わってくると、私たちも「この人と一緒に働きたいな」と感じます。ぜひ、あなたの魅力を存分にアピールしてください。
安心して挑戦できる場所がここにある
―最後に、小千谷市の保健師を目指す皆さんへメッセージをお願いします。
林:保健師の仕事は、赤ちゃんからご高齢の方まで、市民の人生のあらゆるステージに関わる、本当に幅の広い仕事です。時には難しさを感じる場面もあるかもしれませが、私たち保健師一同、お互いに支え合い、学び合いながら活動しています。

髙野:新しく仲間になる皆さんをサポートする体制も整っています。先輩がマンツーマンで指導するプリセプター制度をはじめ、組織全体で成長をバックアップする体制があるので、安心してキャリアの第一歩を踏み出せます。
私たちと一緒に活動してくれる新しい仲間を、心からお待ちしています。

ーどうもありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年10月取材)



