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葛城市役所

 葛城市は、奈良県の北西部に位置し、豊かな自然と歴史に恵まれ、大阪方面へのアクセスも兼ね備えたまちです。東洋経済新報社が全国812市区を対象に公表している「住みよさランキング2023」において、葛城市は 全国34位(近畿地区2位、奈良県内1位)、更に「子育てしやすい自治体ランキング」においても、大阪圏で1位にランクインしました。市政20周年を迎え、20年で人口が約2,200人増加している活気あふれる葛城市で、私たちと一緒に働いてみませんか?

【未経験・公務員試験対策ゼロからの挑戦!】父の一言がきっかけで葛城市役所職員へ。公務員の魅力は「安定」だけじゃない!

葛城市役所

2025/04/28

奈良県葛城市役所の社会福祉課で働く2年目の西尾さんのインタビュー記事です。当初は民間企業も視野に入れていた西尾さん。公務員試験の特別な対策は行わずに、ひょんなきっかけから葛城市役所の受験を決めました。

 

入庁の経緯から、福祉の現場でのリアルな仕事内容、2年目を迎えて感じるやりがいや大変さ、そして若手職員を支える職場の雰囲気や制度、葛城市の魅力まで、詳しくお話を伺いました。
 

ー まずは西尾さんのご経歴と、葛城市役所に入庁されるまでの経緯を教えていただけますか?

 

西尾:出身は大阪で、大学は京都に通っていました。大学を卒業して、すぐにこの葛城市役所に入庁しました。

 

ーもともと葛城市にご縁があったのでしょうか?

 

西尾:いえ、それが特になかったんです。大学卒業が近づいた頃、父が単身赴任から戻ってくるタイミングで、家族で奈良へ引越しました。葛城市に実家ごと引っ越してきました。私自身が葛城市に住み始めたのも、入庁する少し前の、2年ちょっと前からです。

 

ー そうだったのですね!就職活動は最初から公務員を目指していたのですか?

 

西尾:実は、公務員は全然考えていなかったんです(笑)。大学ではメディア関係と福祉関係の2つの分野を学べる制度があり、就職活動もその分野を中心に見ていました。

 

父が葛城市役所の求人を見つけて、『応募してみたら?』と勧めてくれたのがきっかけです。公務員は全く考えていなかったので、最初は戸惑いましたが、転居の手続き等で市役所に行った時に、職員の方がすごく丁寧に接してくださった印象が残っていて。

 

父に勧められた時に、「確かに、あんな風に働けたらいいのかも」と思って、受けてみることにしました。

 

実際には勉強もしていないですし、「受かったらラッキー!」くらいの気持ちでした。ただ、選考が進むにつれて、ちゃんと市のことや仕事内容を調べ、少しずつ葛城市役所で働くことへの思いを強くしていきました。

 

ー 選考についても覚えていますか?

 

西尾:民間企業はオンライン面接ばかりだったので、葛城市での対面でのグループ面接は特に緊張しました。始まるまではドキドキでしたが、始まってしまえば「やるしかない!」って、逆に少しリラックスできたかもしれません。

 

ー 最終的に入庁の決め手になったのはなんですか?

 

西尾:家族とも相談はしていましたが、働き方や安定性も非常に強い要因です。自分の生活スタイルも大切にしたかったですし、安定的に土日がしっかり休める環境も魅力的で、自分はそういった環境に合っているのではと感じました。もちろん、最初に感じた職員の方の丁寧な対応や、市役所の雰囲気も大きかったです。

 

ー では入庁されてからのお仕事についても教えてください。

 

西尾:社会福祉課の障害福祉係に所属しています。主な業務は、身体障害者手帳や療育手帳の申請受付や交付、あとは手帳をお持ちの方が福祉用具(車椅子や補聴器など)を購入される際の助成金の申請受付など、窓口での対応がメインになります。

 

ー 窓口業務が中心なのですね。どのように仕事を覚えていかれたのですか?

 

西尾:最初は、先輩が窓口で対応するのを隣で見て覚えるところから始まりました。それから、簡単な手続きから少しずつ自分で担当するようになって。複雑な手続きや判断が必要なケースは、1ヶ月くらいは先輩に隣についてもらいながら一緒に対応していました。大体3ヶ月くらいで、一通りの業務の流れは掴めたかなと思います。

 

ーしっかり教えていただける環境なのですね。

 

西尾:はい。職場の雰囲気も、社会福祉課は明るくて和気あいあいとしています。仕事はそれぞれの担当がありますが、分からないことがあればすぐに周りの先輩に聞けますし、先輩からも「あの件、どうなった?」って気にかけて声をかけてくださいます。質問や相談がしやすい環境なので、すごくありがたいです。

 

ー それは心強いですね。他にはメンター制度もあると伺いました。

 

西尾:業務に関して分からないことは、前任で隣の席の先輩に聞くことが多いですが、それとは別に、業務以外の、例えば仕事上の不安など精神的なサポートをしてくれるメンターについていただいています。この方は別の課に所属されています。

 

ー 業務の先輩と、メンタル面の先輩、両方からサポートを受けられるのですね。

 

西尾:そうなんです。メンター制度(※注1)は採用2年目までの職員が対象で、今でもやり取りはしています。定期的に人事課から「今月はこういうテーマで話してみましょう」といった内容のメールが来て、それを元にメンターさんとメールでやり取りしたり、時には直接会ってお話ししたり、自分から相談したりと形態は様々です。

 

ー 部署を超えた交流の機会にもなっているのですね。

 

西尾:メンターさんの課の仕事についても具体的に聞けたりするので、すごく勉強になりますし、ありがたい制度だなと思います。

 

ー 実際に1年間働いてみて、大変だったことや、逆にやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

 

西尾:個人的に大変だったのは、電話対応です。相手の方が何を知りたいのかを正確に聞き取ることや、時には少し感情的になられている方への対応など、どうすれば上手くコミュニケーションを取れるか、すごく苦戦しました。徐々に慣れてはきていますが、今でも焦ってしまうこともあります。

 

やりがいを感じるのは、やっぱり住民の方と直接関われることですね。手続きに来られた方が、次に別の用事で来られた時に「あ!前に担当してくれた子や!」と顔を覚えてくださっていたり、「ありがとう」って直接言っていただけたりすると、嬉しくなります。

 

ー 住民の方からの感謝の言葉は、大きなモチベーションになりますね。

 

西尾:障害者手帳の申請などは、その方の生活に直接関わる大切な手続きなので、難しい部分もありますが、その分やりがいも大きいです。その方がこの先どうしていきたいのか、何に困っているのかをしっかり考えて、その方に合った手続きを進めていくことを常に意識しています。

 

ー 他の部署との連携もあるのですか?

 

西尾:多くあります。例えば、税務課とは障害者控除の関係での確認のやり取り、市民課とは、転入されてきた方の手続きといった連携が日常的にあります。入庁前は、住民票を取る窓口くらいしか知らなかったので、課の多さや連携体制の複雑さにも驚きました。

 

―研修はどういったものがありましたか?

 

西尾:入庁前や入庁してすぐには基礎的な研修は受けました。また、新規採用職員研修という、県内の市町村の職員が集まって行う研修も年に4回ほどありました。

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

西尾:バランスは取れていると思います。もちろん、年度替わりの時期や、担当業務によっては少し忙しくなることもありますが、それでも自分でスケジュールを調整して定時で帰ることもできますし、土日はしっかり休めています。週末は友達と遊ぶなど、好きなことをしてリフレッシュできていますね。

 

あとは、同期とも仲が良く定期的にご飯にも行っています。

 

ー それは充実していますね!葛城市での暮らしはいかがですか?

 

西尾:すごく住みやすいまちだと感じています!電車に乗ればすぐに大阪の中心部にも出られますし、交通の便が良いのに、街自体は落ち着いていて騒がしすぎず、静かに暮らせます。住民の方も穏やかな方が多い印象です。

 

ー 最後に、今後の目標についても教えてください。

 

西尾:今年に入って担当業務が増えたので、まずは新しい業務をしっかり理解して、ミスなく確実にこなせるようになることが短期的な目標です。あとは、慣れてくるとどうしても確認を怠ったりしがちなので、常に初心を忘れずに、丁寧な仕事を心がけたいです。長期的には、今後部署異動があっても、どんな部署でもしっかりと対応できる職員になりたいと思っています。

 

―最後になにかメッセージがあればお願いいたします。

 

西尾:私自身、公務員に対して事前知識もあまりないまま入庁し、最初は堅い雰囲気といったイメージは持っていましたが、入ってみると職場の雰囲気は明るかったり他の職員さんが話しやすかったりと全く違いました。その点については、安心して受けてほしいと思っています。

 

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年04月取材)

 

※注1:

メンター制度とは、新規採用職員(メンティー)に対し、先輩職員(メンター)を相談相手としてあらかじめ指名し、交流の機会を作ることで新規採用職員の不安減少や、メンター、メンティー双方の成長を促す制度です。

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