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葛城市役所

 葛城市は、奈良県の北西部に位置し、豊かな自然と歴史に恵まれ、大阪方面へのアクセスも兼ね備えたまちです。東洋経済新報社が全国812市区を対象に公表している「住みよさランキング2023」において、葛城市は 全国34位(近畿地区2位、奈良県内1位)、更に「子育てしやすい自治体ランキング」においても、大阪圏で1位にランクインしました。市政20周年を迎え、20年で人口が約2,200人増加している活気あふれる葛城市で、私たちと一緒に働いてみませんか?

【新たな環境で見つけるやりがいと成長】葛城市役所で働く保健師の仕事

葛城市役所

2025/05/27

奈良県葛城市役所で保健師として働く職員のインタビュー記事です。看護師、他市町村での保健師経験を経て葛城市役所に入庁し、住民との「ちょうど良い距離感」の中で、多様なケースに向き合い、専門性を高められる葛城市の魅力を語ります。

 
ーこれまでのご経歴について教えていただけますか。

 

大学卒業後に看護師として約2年間勤務し、その後、別の市町村で保健師として3年間ほど働いていました。葛城市役所には入庁して今3年目になります。

 

ー最初は看護師だったんですね。

 

いつかは保健師として働きたいという思いはありました。もともとは産業保健師への興味があったのですが、求人は非常に少なくて難しく、市町村で保健師として働く方向へとシフトチェンジしました。

 

ただ、まずは看護師として医療的な技術や知識をしっかりと身につけたいと考え、先に看護師としてのキャリアをスタートさせました。

 

そこから受験の時期とちょうどあって、最初は奈良県内の別の自治体で保健師としてキャリアをスタートしました。

 

ーそちらではどのようなお仕事をされていたのですか?

 

業務内容としては、今と大きく変わらず、成人保健や母子保健に関する業務が中心でした。

 

保健師の画像

ーそこから葛城市へ転職した理由はなんでしょうか?

 

理由はいくつかあります。まず、通勤時間が片道1時間ほどかかっていたこと。そしてもう一つは、新たな環境でのキャリアも積んでいきたいと考えたためです。

以前の自治体は葛城市よりは小規模であったため、良くも悪くも、住民さんの情報を自然と知り過ぎてしまうな、とも感じていました。それはもちろん地域に密着しているからこその良さもあるとは思うのですが、私にとってはもう少し客観的な視点を保てる距離感で、保健師としての知見を積み、キャリアを築きたいと考えました。そういった観点から、葛城市へ転職いたしました。

 

ー現在所属されている健康増進課では、どのようなお仕事をされていますか。

 

主に成人保健を担当しています。具体的には、がん検診の推進や、特定健診の結果に基づく保健指導などです。また、係としては母子保健と分かれていますが、乳幼児健診の際には応援に入ることもあります。

健診の看板画像

ー健康増進課には保健師さんは何名くらいいらっしゃるのですか?また、どのように業務を分担されているのでしょうか。

 

健康増進課の保健師は、私を含めて8名です。係としては、母子保健担当、成人保健担当、そして精神保健や予防接種などを担当する係に分かれています。葛城市役所全体では、私たちが所属する健康増進課の他にも、こども若者サポートセンターで虐待対応などを行う保健師や、地域包括支援課で高齢者支援に携わる保健師もいます。

 

例えば子どもの健診などは、係は分かれていますが、人手が足りない時などには応援で参加します。ただ、基本的には成人保健担当なので、専門的な母子保健の相談などは母子担当の保健師が対応するという形です。成人保健担当も複数名いるので、業務を分担したり、協力し合ったりしながら進めています。

 

ー経験者採用で入庁されたわけですが、新しい職場での仕事の進め方や業務の覚え方についてはいかがでしたか?

 

葛城市でメインで担当することになった成人保健業務、特に特定健診後の保健指導についてはほとんど経験がありませんでした。ですので、分からないことは先輩方に聞きながら一つひとつ覚えていきました。

 

指導担当の先輩保健師がついてくださり、丁寧に教えていただいたので非常にありがたかったです。日常的に相談しやすい環境でした。

ー新たな環境はいかがでしたか?

 

個別のケースに積極的に関わる機会が増えたと思います。人口規模がある程度あるからこそ、全く知らない新たなケースが生まれ、そこへの対処が求められます。見えないからこそ、積極的に動いて状況を確認するという場面が多く、それが保健師としての経験値を高めることに繋がっていると感じます。

 

一件一件の相談に対して丁寧に向き合い、必要な支援を考えることは大変な面もありますが、同時に大きなやりがいでもあります。

 

また、葛城市では月に1回、課内でケース検討会が開催されています。自分が担当しているケースの状況を報告し、今後の対応について先輩や同僚の保健師からアドバイスをもらえる貴重な機会です。様々な視点からの意見を聞けるのは、保健師の数が多いからこそのメリットだと感じています。

 

ー職場の方々とのコミュニケーションや、新しい環境に馴染む上での苦労はありましたか?

 

特に大変だったという記憶はありません。皆さん温かく迎え入れてくださり、分からないことは気軽に聞ける雰囲気です。年齢の近い保健師もいるので、仕事のこともプライベートのことも話しやすいですね。職場全体としては、ベテランの先輩方も多くいらっしゃいますが、一方で30代くらいの中間層が比較的少ないかもしれません。それでも、世代間の壁を感じることはなく、良好な関係が築けていると思います。

 

ー仕事のやりがいについて他の点も教えてください。

 

やはり、個別に対応させていただいた住民の方から、名前を覚えていただけたり、「またお願いしたい」と頼って電話をかけてきてくださったりする時ですね。時間をかけて関わった分、信頼関係が生まれ、それが次の支援に繋がっていくことに、大きなやりがいを感じています。

 

ー看護師としての経験もお持ちですが、その経験が現在の保健師業務に活きていると感じることはありますか?

 

特定保健指導を行う際に、病院での臨床経験が役立っていると感じます。「これくらいの数値だと、身体の中ではこんなことが起こっている可能性があるな」「このままだと、将来的にはこんなリスクが考えられるな」といったことを、より具体的にイメージしながらお話できます。また、病院で多くの患者さんと接してきた経験は、コミュニケーションスキルという面でも活きていると思います。様々な状況の方と話す機会が多かったので、それが今の住民の方々との関わりにも繋がっていると感じます。

保健師の画像

ー今後、どのような経験を積んでいきたいですか?

 

これからも、一つひとつの個別のケースに丁寧に関わっていきたいです。様々な背景を持つ方々、多様な課題を抱える方々に対応できるような、応用力と専門性を兼ね備えた保健師になりたいと思っています。住民の方々にとって、気軽に相談できる身近な存在でありながら、いざという時には頼りになる専門家でありたいです。

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

基本的には土日が休みです。事業などで休日に出勤することもありますが、その場合は平日に代休を取得できます。業務が立て込んでいる時期には残業することもありますが、常に遅くまで残らなければいけないという雰囲気ではなく、自分の仕事の進捗に合わせて調整しやすい環境です。全体として、ワークライフバランスには満足しています。

 

ー最後に、葛城市で働くことの魅力を教えてください。また、これから葛城市役所を目指す方へメッセージがあればお願いします。

 

事務所内は静かに集中して業務に取り組んでいる時間もありますが、ふとした時に誰かが声をかけて、そこから和気あいあいと会話が広がることもよくあります。先輩後輩の垣根も低く、非常に風通しの良い雰囲気だと思います。

 

住民の方々との「ちょうど良い距離感」の中で、一人ひとりに寄り添った支援を考え、実践していくことが可能です。

 

もし、地域住民の健康を支える仕事に情熱を持ち、ご自身のスキルを磨きたいと考えている方がいらっしゃれば、ぜひ葛城市で一緒に働きましょう。

 

ー本日はありがとうございました。
取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年04月取材)

 

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