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天童市役所

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のびのび育った地元・天童へ貢献したい!~商業高校卒、3年目の職員が語る「点と点が繋がる」仕事の面白さ~

天童市役所

2025/05/27

天童市役所 上下水道課 経営企画係で働く國井さんのインタビュー記事です。

 

生まれ育った天童市への愛情を胸に、高卒で入庁した國井さん。専門知識が求められる上下水道課での具体的な仕事内容や、商業高校で学んだ簿記の知識が活きる面白さ、そして温かい職場環境について語っていただきました。地元で働く魅力や、公務員を目指す若い世代へのエールが詰まった内容です。

 

 

ー自己紹介と、市役所に入るまでの経歴を教えてください。

 

國井:市役所に入る前は、山形市にある商業高校に通っていました。高校では、普通科目の他に、簿記や情報処理、タイピングといった商業高校特有の科目を学んでいました。高校卒業後に天童市役所に採用していただき、上下水道課の経営企画係に所属しています。

 

 

取材対象者

 

ー天童市役所で働こうと思った理由は何だったのでしょうか?

 

國井:私は生まれも育ちもずっと天童市です。天童で育つ中で、すごく過ごしやすい街だなと思いながら過ごしていました。例えば、自然豊かで程よい田舎感がある一方、新幹線が通り、国道48号を使えば仙台へのアクセスも良いなど、交通の便もすごくいいんです。

 

将来、結婚して家庭を築くという夢があるので、自分がのびのびと育った天童市で子育てができたらいいなと思い、地元に密着した就職先として天童市役所を選びました。

 

また、市役所のいいところは、様々な分野の仕事に携われる点だと思っています。一般的には3~5年程度で部署異動があると聞いており、いろいろな課を経験することで天童市全体のことを深く知ることができますし、地域に密着して多様な形で貢献できるのは市役所ならではだと考えました。

天童市の街並み

ー現在所属されている上下水道課 経営企画係では、どのようなお仕事をされていますか?

 

國井:主な業務内容は、日々の支出や収入に関する会計処理や、水道メーターの出庫数・在庫数の管理などです。

 

上下水道事業は他の課で行っている会計処理「官庁会計方式(一般会計)」と大きく異なる、「企業会計方式」を用いて経理を行っています。公営企業会計では「複式簿記」を採用しており、財務諸表を作成し、それによって経営状況や資産状況を把握しています。商業高校で簿記を学んでいた経験が、今の業務に役立っていると感じます。

 

 

ー年間の業務スケジュールについてもお伺いできますか? また、特に忙しい時期はありますか?

 

國井: 4月から6月にかけては決算や決算統計に関する業務が中心です。公営企業会計なので、6月には消費税の確定申告も行います。決算業務はかなりのボリュームがあり、感覚的には、年間の事務量の半分以上がこの時期に集中しているように感じています。

 

8月から9月にかけては「水道統計」という国からの調査があります。これは前年度の決算に基づき、水道施設の概要や、水道管の耐震化の状況、財務状況などをまとめるものです。

 

10月から11月は12月補正予算の業務、12月から1月は次年度の当初予算の作成、そして2月から3月にかけて次年度に向けた契約の更新や見直しなどを行っています。

執務室での仕事の様子

ー普段のお仕事の中で、市民の方と直接関わる機会はありますか?

 

國井:経営企画係の場合、市民の方と直接関わる機会は、他の部署に比べると少ないかもしれません。水道料金の徴収業務などは民間の業者さんに委託しています。

 

ただ、最近は水道料金のクレジットカード払いについて、令和7年度から公金払いのサービスを提供する会社が変更になることに関連して、市民の皆さんと直接お話する機会が増えています。

 

 

ー直近の一日の業務の流れを教えていただけますか?

 

國井:毎日必ずこれをする、というルーティン業務は少ないのですが、一例としてお話ししますね。

 

まず伝票処理を行います。上下水道課は、おそらく天童市役所の中でも伝票処理が多い方だと思います。支出と調定を合わせると年間2,000件ほどの伝票処理を行っています。

 

それから、月初めには前月の水道メーターの出庫数と在庫数を整理する作業があります。また、適切な経営を行っているか毎月監査されるため、その監査資料を作成したり、毎月の収支を確認したりしています。

 

現在(3月)は年度末なので、次年度の契約に関する業務が増えています。お借りしている土地の契約更新のために、所有者の方のお宅を訪問させていただくこともあります。

 

 

ーこれまでお仕事をする中で、大変だったことや苦労したエピソードがあれば教えてください。

 

國井:入庁1年目の最初の頃は電話対応がとても苦手でした。まだ上下水道事業を深く理解できていなかったため、電話が鳴るたびにビクビクしてしまって。

 

当時の先輩から「とりあえず電話は取ってみて。回数を重ねた方がいいよ」とアドバイスをいただいたので、「鳴った電話は全部取るぞ!」という意気込みで頑張って対応していました。

 

それでも、最初の頃はお問い合わせの内容が分からず、周りの上司や先輩に聞きながらの対応でした。ただ、半年ほど積極的に電話を取り続けるうちに、だんだんと慣れてきて。今では、以前に比べてスムーズに対応できるようになり、成長できたかなと思っています。

 

 

ーお仕事の面白さを感じるのはどんな時ですか?

 

國井:高校時代に学んだ簿記と、今の仕事が繋がった時に面白さを感じます。高校で簿記を学んでいた時は、与えられた問題を解くだけで、正直、内容を深く理解しきれていない部分がありました。

 

でも、実際に1年間を通して経理業務に携わる立場になり、「あの時勉強していたのは、こういう実務に繋がっていたんだな」と知識と業務が結びつく瞬間があるんです。

 

高校時代の学びと今の仕事が、頭の中で点と点が繋がったような感覚になり、「なるほど、こういうことだったんだ!」とスッキリして、面白さを感じています。

取材対象者

ー入庁後、研修制度にはどのようなものがありましたか?

 

國井:入庁後すぐ、3日間ほどの新規採用職員研修がありました。そこでは市長からお話をしていただいたり、天童市の概要や市役所の基本的なルールなどを教えていただいたりしました。所属課に配属されてからも、市役所内だけでなく、外部の研修にもたくさん参加させていただきました。

 

上下水道課は専門的な知識が必要になる場面が多いのですが、そうした知識を学べる環境をしっかり整えてくださっていると感じています。

 

 

ー天童市役所の職場環境や雰囲気について教えてください。

 

國井:入庁した時は、本当に分からないことだらけでしたが、周りには仕事ができる先輩がたくさんいて、分からないことが山ほどあった私にも優しく丁寧に教えてくださいました。とても温かい職場だなと感じています。

 

入庁した時、年齢の近い先輩がいらっしゃって、その先輩が特によく面倒を見てくださいました。業務内容によって担当の先輩は異なりますが、基本的には先輩がマンツーマンで教えてくださいました。

 

また、労働組合の女性部で、隣県へ研修旅行に行ったりすることもあります。つい先日も、味噌作り体験を行いました。部署が全然違う職員同士でこうした交流の機会があるので、他の課の方ともコミュニケーションが取れて楽しいです。

ー天童市役所ならではのお仕事や経験があれば教えてください。

 

國井:天童市では、毎年4月に「天童桜まつり」があります。その中の「人間将棋」は天童市を代表する人気のイベントです。また、秋には「ラ・フランスマラソン」も開催されます。こうした大きなイベントの運営に、職員として携わることができるのは、天童市ならではの経験だと思います。

 

どちらのイベントも市外はもちろん、県外からも本当にたくさんの方がいらっしゃるので、全国的なイベントに関われることに楽しさを感じます。私も天童桜まつりでは受付で来場者の案内をしたりしました。

 

また、陸上協会に所属していることもあり、ラ・フランスマラソンではスターター(ピストルを撃つ市長)に合図を送る役割も担当しました。

ーマラソン大会のスタートの合図もされたんですね!陸上協会に所属されているとのことですが、どういった経緯なんですか?

 

國井:学生時代は、ずっと陸上競技に打ち込んでたのですが、高校時代の顧問の先生から、「もし地元に残るなら、審判の資格を取って、地域の中高生のために力を貸してほしい」というお話をいただいたんです。天童に留まるつもりでしたし、NDソフトスタジアムという陸上競技場が市内にあって通いやすいこともあり、審判免許を取得することにしました。

 

今、全国的に中学校の部活動が、顧問の先生をつけない地域クラブへと移行する動きが進んでいます。天童市でも段階的に始まっており、私も母校で外部コーチのような立場で陸上部の指導に携わっています。

 

平日は部活動の時間に間に合わないため、土日を中心に活動しています。シーズンオフは練習のサポートが主ですが、夏場などのシーズン中は、各種大会の審判をしたり東北大会に同行したりすることもありました。

ー地域としての天童市の魅力についてお聞かせください。

 

國井:天童市は、子供の頃から地域の方々が優しく接してくれて、とても温かい地域だと感じています。

街の中心部は住宅街で賑わっていますが、少し東の方へ行くと山々が広がり、畑や果樹園、田んぼなど、緑豊かな風景に触れることができます。一方で、大きなイオンモールができ、県外からもお客さんが来るほどで、買い物にも便利です。

 

また、天童市は「笑顔 にぎわい しあわせ実感 健康都市」と掲げて様々な政策を進めています。私自身が子どもの頃は意識していませんでしたが、就職活動を機に調べてみて、例えば給食費や医療費が決められた年齢まで無料など手厚いサポートがあったんだなと気づきました。

 

 

ー今後の展望をお聞かせください。

 

國井:なるべく多くの課を経験して、幅広い知識を身につけていきたいです。そして、将来後輩ができたら、自分がしてもらったように、丁寧で分かりやすく教えられる先輩になりたいと思っています。

 

 

ー最後に、これから公務員を目指す方へアドバイスをお願いします。

 

國井:高校生の時に取り組んでいたことをお話ししますね。私の通っていた高校には、長期休み中に公務員志望者が集まって試験勉強するコースがありました。そこで仲間と一緒に何度も問題演習を繰り返し、公務員模試も頻繁に受けて、本番の試験に近い環境で実践経験を積むようにしていました。

 

面接対策も、放課後に毎日学校の先生にお願いして練習を重ねました。また、ずっと天童市に住んではいましたが、改めて天童市について深く調べ、自分なりに市の政策や魅力をまとめることにも力を入れました。

 

天童市役所は、先輩や上司に相談しやすい雰囲気があり、とても働きやすい環境だと実感しています。学業や部活動と試験勉強の両立は大変だと思いますが、ぜひ天童市のことをたくさん調べて、その魅力をたくさん見つけて、頑張ってほしいなと思います。応援しています!

 

ーありがとうございました!

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年3月取材)

職員インタビュー

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◆天童市で、共に未来を創りませんか?  「日本一の将棋駒のまち」として知られる山形県天童市は、豊かな自然と歴史、そして温かい人々が暮らす魅力あふれるまちです。 ◆天童市で働く魅力  ・地域に根ざした仕事   将棋駒の振興をはじめ、農業、観光、福祉など、様々な分野で地域の発展に貢献できます。   地域住民との触れ合いを大切にし、共にまちづくりを進めていくことができます。  ・成長できる環境   多様な研修制度があり、自己成長を支援します。  ・豊かな自然と生活環境   蔵王連峰や月山などの雄大な自然に囲まれ、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。   市内には、温泉やスポーツ施設も充実しており、豊かな生活を送ることができます。 ◆天童市で求められる人材  天童市では、自ら考え積極的に行動できる人、また天童市を愛し、市民の目線で、市民の皆さんとともにまちづくりに取り組める人を採用したいと考えています。  私たちと一緒に、天童市の未来を創りませんか? あなたの経験やスキルを活かし、天童市で活躍してみませんか? 私たちは、多様な人材が集まることで、より良いまちづくりができると信じています。

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