白河市では、男性職員の育児休業取得率30%の目標値を掲げ、女性はもちろん男性職員も育児休業を取得し、日々の業務と育児を両立しながら働くことができるような職場環境を整備しています。
実際に育児休業を取得した男性職員に話を聞きました。
建設部 まちづくり推進課 Iさん(平成31年4月1日採用)

(1)現在の仕事内容について教えてください。
現在はまちづくり推進課で勤務をしていますが、育児休業を取得した時は市役所ではなく、白河駅前のしらかわ観光ステーション2階に事務所がある公益財団法人白河観光物産協会に派遣されており、主に市内で開催される各種イベントの企画・運営に携わっていました。
(2)育児休業を取得しようと思ったきっかけは何ですか。
市役所の先輩で同じく育児休業を取得した方がいたことがきっかけでした。その先輩からは、子どもの生まれた直後はとにかくやることが多く、想像以上に大変だと聞いており、いずれ私も子どもができた際には、育児休業を取得し夫婦で協力して、子育てに取り組みたいと考えていました。
また、職場の上司からも妻の妊娠を相談した段階で、子どもが生まれた後に取得できる制度の紹介をいただいたことで、前向きに検討することができました。
(3)周囲の反応や休業前に準備したことについて教えてください。
妻の妊娠中から職場では相談していたこともあり、周囲の職員の方からは、「育児休業中は、子ども第一・奥さん第一で家庭生活を頑張って。」と温かい声をかけていただき、安心して育児休業に入ることができました。
また、育児休業を取得するにあたっては、私が抜けたときになるべく周囲への影響が少ない時期を考慮したほか、育児休業の場合は通常の異動と違い、前々から時期の目途はついていたことから、通常の業務は期日を前倒しして進め、引継書を細かく作成するよう努めました。
(4)最後に受験される皆さんにメッセージをお願いします。
育児休業を取得する男性はまだまだ取得するのが多数派ではないかと思いますが、公務員は各種休暇制度が充実しており、なかでも白河市ではそれを後押しする環境が整っていると感じます。
市役所の業務は非常に幅広いといった特徴があります。部署が変われば、仕事を一から覚えなければならない大変さはありますが、それだけ白河市に、そして市民のみなさんに多方面から貢献することができる、とてもやりがいのある仕事です。
受験勉強はとても辛く、くじけそうになることが多々あるかと思いますが、自分を信じて頑張ってください。みなさんとご一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
※この記事は市ホームページに掲載されているものです。