白河市では、男性職員の育児休業取得率30%の目標値を掲げ、女性はもちろん男性職員も育児休業を取得し、日々の業務と育児を両立しながら働くことができるような職場環境を整備しています。
実際に育児休業を取得した男性職員に話を聞きました。
市立図書館 Kさん(平成29年4月1日採用)
(1)現在の仕事内容について教えてください。
市立図書館で司書として勤務しています。業務の内容は、図書館で所蔵する資料の選書や、貸出・返却・調査相談といった窓口業務のほか、資料の貸出や検索を行うための図書館システムの管理、障がいのある方の読書支援、移動図書館車の運行などを担当しています。
(2)育児休業を取得しようと思ったきっかけを教えてください。
私は子どもの月齢で0か月から2か月までの間、12か月から15か月までの間、と2度育児休業を取得しました。前者の期間については夫婦で、後者の期間は私が1人で育児をしていました。「育児休業を取得しようと思ったきっかけ」というのは特になく、夫婦でよく話をして、育児は2人でやるものという認識を共有していたので、互いに「育児休業は父親も取得して当然」と考えていました。
(3)周囲の反応や休業前に準備したことについて教えてください。
以前から、職場の先輩や同僚は、機会があれば遠慮せずに育児休業を取得するよう勧めてくれていたので、今回の取得に際しても、すぐに相談することができました。そして上司も、妻の妊娠の報告の段階で、快く育児休業取得の相談に応じてくれました。
休業前には、可能な限り業務を前倒しして遂行し、休業中の業務については、引継書を作成したうえで、説明を行って業務を引継ぎました。日常業務だけでも忙しいなか、休業中の私の担当業務を分担して引き受けてくれて、なおかつ「育児がんばって」と温かい言葉をかけてくださった職場の皆さんには感謝しております。
(4)最後に受験される皆さんにメッセージをお願いします。
男性の育児休業を考えている方はぜひ取得を勧めます。想定よりも、はるかに大変で辛くなることがあると思いますが、それ以上に得られる喜びも多い貴重な時間です。
市役所職員は、地域の人々の暮らしに直結するとてもやりがいのある仕事です。皆さんと一緒に働くことを楽しみにしています。そして、ぜひとも図書館を、仕事でもプライベートでもどんどん使ってください。
※この記事は市ホームページに掲載されているものです。