今回は、白河市役所の健康増進課で働く、保健師の先輩・後輩コンビにお話を伺いました。精神保健や自殺対策、生活習慣病予防など、市民の心と体の健康を支える専門的な仕事の裏側とは。
そして、日々の業務の中で感じる住民の方々の温かさや、忘れられないエピソードについて語ってもらいました。
動画の目次
00:15 健康増進課での担当業務を教えてください
01:36 住民と関わる機会は多いですか?
02:19 住民さんは温かい人が多いですか?
02:43 印象に残っていることを教えてください
04:52 仕事のやりがいを教えてください
05:54 今後の目標を教えてください!
06:43 最後にメッセージをお願いします!
【先輩】「生きていく希望を見出してくれて、よかった」
私は今、精神保健や自殺対策に関する業務を担当しています。
以前「自殺を考えている」という方から相談の電話があり、精神科医の先生に繋いだり、訪問を繰り返したりと、他課と連携しながら支援を続けたことがありました。
その方が少しずつ元気を取り戻し、今も元気に過ごしている姿を見ると、この仕事をしていて本当に良かったなと思います。
【後輩】市民の優しさに支えられた、初めての出前講座
入庁1ヶ月目、初めて担当地区で出前講座をした時のことが忘れられません。
保健師としての実習経験もなかったため、係のみんなの前で何度も練習し、緊張しながら本番に臨みました。きっとうまく伝えられなかった部分もあったと思いますが、市民の皆さんがとても優しく受け入れてくださったんです。
その時の温かさが、今の私の支えになっています。
「他職種連携って、こういうことか!」チームで支えるやりがい
私たちの仕事は、一つの課だけで完結することはほとんどありません。様々な課題に対して、他の課や関係機関と連携しながら解決策を探っていきます。
そうやってチームで一つの目標に向かい、うまく解決できた時に「学校で学んだ他職種連携って、こういうことか!」と実感し、保健師としての大きなやりがいを感じます。
住民の方々の温かさに、いつも私たちの方が助けられていますね。