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「活力にあふれ、安心して暮らせる高知」を県民の皆さまと共に創り上げていきましょう  ※画像提供:高知県観光コンベンション協会

【「人が温かい」は本当だった】若手職員が語る、高知県庁の魅力とリアルな働き方

高知県庁

2025/09/22

高知県庁よさこい高知文化祭課で行政職として働く德平さんのインタビュー記事です。
土木事務所から医療政策課、そしてよさこい高知文化祭2026の準備と、多彩な部署を経験してきた德平さん。
「公務員は堅い」というイメージを覆す、風通しの良い職場の雰囲気や、ジョブローテーションを通じて成長できる県庁の仕事の魅力、そして若手職員のリアルな働き方に迫ります。

 


「なりたいものがない」から見つけた、公務員という選択肢

ーまずは自己紹介と、公務員を目指した経緯について教えてください。

 

德平:高知県高知市で生まれ育ち、高校卒業後の令和2年度に高知県庁に入庁しました。

 

県内で就職したいという気持ちはあったのですが、高校2年生の時点では、なりたい職業や夢が全く決まっていなかったんです。


どうしようかと調べている中で、担任の先生から公務員という選択肢を勧めてもらいました。調べてみると、行政職は異動によって様々な種類の仕事を体験できると知りました。
 

具体的な夢がなかった私にとって、「いろんな体験ができる」という点はとても魅力的で、公務員を目指す大きなきっかけになりました。

 

ー数ある自治体の中から、高知県庁を選んだのはなぜですか?

 

德平:公務員になると決めてから、市町村で働くことも考えました。

 

ですが、県庁は高知県全体が仕事の舞台になります。幡多地域や安芸地域、そしてもちろん高知市内にも職場があり、県内全域のさまざまな地域の方々と関われる。そのスケールの大きさ、幅広く仕事ができる点に魅力を感じて、高知県庁を選びました。 

 職員さんの写真 

ー採用試験はどのように対策されましたか?

 

德平:放課後に公務員専門の学校に通っていました。そこでは、早く問題を解いてマークシートを埋める適性試験など、公務員試験独自の対策を進めました。

 

また、高校でも先生が公務員志望者を集めて、集団討論や面接の練習をしてくださったので、とても助かりました。

 

本番の面接は、練習していてもやはり緊張しましたね。第一声を発する瞬間が一番ドキドキしましたが、「もう本番なんだから行くしかない!」と腹を括って話し始めてからは、程よい緊張感の中で自分らしく話せたかなと思います(笑)

  

ジョブローテーションが私の強み。多様な経験で成長する県庁の仕事

ー入庁してから現在までの経歴と、それぞれの業務内容を教えてください。

 

德平:最初の配属先は、いの町にある中央西土木事務所でした。

 

1年目は総務の庶務担当として、予算や庁舎の管理を担当しました。新採だったので、行政ならではのルールに慣れるまで大変でしたが、上司や先輩が手厚くサポートしてくださり、なんとか乗り越えることができました。

 

2年目からは同じ総務でも契約担当になり、土木の業者さんと直接やり取りする機会が増えました。庁外の方と接することで、対人スキルが磨かれたと感じています。

 

次に異動したのが医療政策課です。ここでは医事指導担当として、医療法に基づく届出の受理や、県内の病院への立入検査などを行いました。ただ、当時はちょうどコロナ禍の真っ只中で、1年目は検査に行けず、ひたすらコロナ対応に追われる毎日でした。

 

2年目になってようやく立入検査が再開できたのですが、4~5年ぶりの検査ということで、県側も病院側も少し不慣れな状況でした。


お互いに手探り状態でしたが、病院の方々のご協力もいただき、無事に業務をやり遂げることができました。

そして現在所属しているのが、よさこい高知文化祭課です。

 

ー土木、医療、そして文化と、全く異なる分野を経験されているんですね。

 

德平:はい。異動によって仕事内容がガラッと変わるので、やりがいと同時に厳しさも感じています。

 

仕事の魅力は、多様な業務を経験することで、自分の得意なことや苦手なこと、つまり「向き不向き」が明確にわかる点です。全く違うジャンルの知識や経験が積めるので、自身のスキルアップに直結していると感じます。

 

一方で、厳しさを感じるのは、異動のたびにゼロから知識を学び直さなければならない点です。

 

何年もかけて培った専門知識が次の部署では使えなくなったり、また新しい専門用語やルールを覚えたり…。「やっと覚えたのに!」と思うこともありますが(笑)、それもまた自分を成長させてくれる貴重な経験なのだと、前向きに捉えています。

 業務風景

ーこれまでの仕事で、特に印象に残っていることは何ですか?

 

德平:どの部署も印象深いですが、やはり医療政策課でのコロナ対応は忘れられません。課として、部として、全員で一つの目標に向かって立ち向かうという、一体感のある経験でした。

 

県内の感染者数を集計したり、関係各所との調整に追われたり、正直しんどいことも多かったです。でも、あの経験があったからこそ、職員としての責任感や使命感を強く意識するようになりました。

 

もちろん、今所属しているよさこい高知文化祭課の仕事も、大会が終わる頃にはきっと忘れられない体験になっているだろうなと、今から感じています(笑)

 職員さんの写真 

県庁のイメージが変わる?風通しの良い職場のリアル

ー実際に入庁してみて、働く前のイメージとのギャップはありましたか?

 

德平:ありました!それも、いい意味でのギャップです。入庁前は、「公務員は堅い」「仕事中は私語もなく、黙々と作業している」というイメージを強く持っていました(笑)

 

でも、実際は全く違って。職場は明るいですし、みんなで和気あいあいと、とても楽しく仕事ができています。 

 

ー職場の雰囲気について、もう少し詳しく教えてください。

 

德平:本当に、人に恵まれているなと日々感じています。特に今の課はみんな仲が良くて、昨年度、仕事が大変で残業続きだった時も、「職場の人と話すのが楽しい」から、なんとか頑張れていました。職員同士の交流の機会も多く、仕事以外の時間も一緒に楽しんでいます。

 

もちろん、仕事でわからないことがあれば、みんなで助け合います。上司や先輩が丁寧に教えてくれるので、安心して仕事に取り組める環境です。 

職場風景

ー入庁したばかりの頃のサポート体制はいかがでしたか?

 

德平:当時は、専属のサポート係のような制度はありませんでしたが、当時の先輩が本当によくしてくださいました。

 

私が社会人になって初めて業者さんに電話をかける時、緊張で固まっていると、何も言わずに隣に座って「頑張れ」と見守ってくれたんです。今思えば「電話くらい自分でかけなさいよ」という話ですが(笑)、あの時の先輩の優しさは今でも忘れられません。 

 

ーワークライフバランスについてはいかがですか?

 

德平:繁忙期にはどうしても残業が発生しますが、それが当たり前という雰囲気は全くありません。周りの方が「何か手伝うよ」と声をかけてくれますし、チームで協力して乗り越える文化が根付いています。

 

休暇については、1時間単位で取得できるので、通院や少し体調が悪い時など、柔軟に休むことができます。とても休みやすい環境だと思います。

 

「人の温かさ」が一番の自慢。高知県庁で一緒に働きませんか?

ー「高知県庁に入って良かった」と思うところを教えてください。

 

德平:色々ありますが、一番はやっぱり「人の温かさ」ですね。高知県庁のように、上司と部下が冗談を言い合えるような風通しの良い関係性は、当たり前ではないのかもしれません。

 

職員同士の人間関係の良さは、高知県庁ならではの、一番の魅力です!

 

ー最後に、高知県庁を目指す方へメッセージをお願いします。

 

德平:県外で働くことにも魅力はたくさんあると思いますが、自分が生まれ育った高知県のために働くことは、大きなやりがいと誇りにつながります。

 

そして何より、高知県庁には温かい人がたくさんいます。仕事で大変なことがあっても、支え合える仲間がいる。この人間関係の良さは、働く上で本当に大切なことだと感じています。自信を持って「温かい職場だよ」と伝えたいです。

 

高知県をより良くしたいという熱い思いを持った方と、この素晴らしい環境で一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

ぜひ、一緒に頑張りましょう!

 

ー本日はありがとうございました。

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年7月取材)

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