福祉部生活援護課長 林 星一(平成18年度採用、社会福祉主事)
座間市を志望した理由は?
大学卒業後、社会福祉法人に入職し障がい福祉分野で働き、その後、民間企業で介護事業全般に携わっていました。興味はあったものの生活保護のケースワーカーは公務員でないとなれないので自分には縁がないと思っていました。そのことを覚えていた妻が座間市で社会福祉主事を募集しているのを見つけ、これはチャンスだと思い採用試験に応募しました。当時から座間市在住でしたが、都内の職場への通勤負担も感じていました。
現在の仕事内容とやりがいは?
主に生活保護制度と生活困窮者自立支援制度を担当している生活援護課で課長をしています。コロナ禍の相談支援を通じて、自治体職員には住民一人ひとりの生活への想像力や所属を越えて連携する力がこれまで以上に求められていることを強く感じています。座間市では複合的な生活課題を抱える市民に対する「断らない相談支援」の取り組みを全庁的に進めています。職員や地域の方々と一緒に生活再建に向けて相談者の方々を支え、応援する仕組みを作っていくことにとてもやりがいを感じています。
現在までの配属先
福祉支援課⇒生活援護課 ※課名は、配属当時のものです。
受験生へ送るメッセージ
人口約13万人が4キロメートル四方の市域で暮らしている座間市の大きな特徴の一つは、仕事を通じた「顔の見える関係」が作りやすいことだと思います。
少子高齢化・単身化などを背景に、複雑、複合化した地域の生活課題を行政だけで解決することは難しいですが、座間市では地域の方々と一緒に課題解決に向けて取り組んでおり、そうした経験は職員として成長するための貴重な財産にもなると感じています。皆さんとお会いするのを楽しみにしています。
※部署名・職名等は取材当時のものです。