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美濃加茂市役所

災害から市民の「命を護る」こと、子育て環境の充実や未来にはばたく個性豊かな子どもを育み「人を創る」こと、里山と清流を維持し先人たちが築いてきたものを後世に残すために「暮らしを繋ぐ」こと、市内産業のさらなる振興や企業誘致を行うなど活力あふれる「街を興す」こと、行政手続きのデジタル化やさまざまな世代の声を反映した市政の実現のために「庁舎を展く」ことを「未来への五か条」とし、政策を展開していきます。

【インターンシップは10社行きました】私が最後に「ここだ」と思えた美濃加茂市役所の魅力

美濃加茂市役所

2025/08/07

「地元で長く働きたいけど、どんな仕事が自分に合うんだろう?」

「就職先選びで、絶対に失敗したくない」。
そんな真剣な悩みを抱えながら、就職活動に臨む学生の皆さんも多いのではないでしょうか。

 

今回は、2024年4月に美濃加茂市役所に入庁した市原さんにお話を伺いました。自分に合う就職先を選ぶため、大学3年生の夏から冬にかけて、なんと10社近くのインターンシップに参加。様々な民間企業と市役所の仕事を比較検討した末に、第一志望の美濃加茂市で働くことを決めたと言います。

数多くの選択肢の中から、彼女が「ここだ」と思えた理由は何だったのか。そのリアルな体験談から、美濃加茂市で働く魅力とインターンシップの価値を探ります。

 

 

 

 

「地元を離れたくない」―ぶれない軸と、"長く働きたい"という真剣な想い

 

―まずは自己紹介と、公務員を目指した経緯を教えてください。

 

市原: 美濃加茂市で生まれ育ち、大学は岐阜大学の地域科学部に進学しました。学部では地域活性化について学んでいたので、その頃から市役所の仕事は意識していました。

 

でも、一番の動機はもっとシンプルで、「地元である美濃加茂市から離れたくない」という気持ちが高校生の頃からすごく強かったんです。転勤がなく、ずっと地元で暮らせる市役所の仕事は、私にとって理想的な選択肢でした。

 

―就職活動も、美濃加茂市が第一志望だったのですね。

 

市原: はい。ただ、公務員一本に絞っていたわけではありません。「就職したら長く働くことになるから、失敗はしたくない」という気持ちが強くて。自分に本当に合う仕事を見つけるために、納得いくまで探したいと思っていました。

 

そこで、大学3年生の夏から冬にかけて、公務員だけでなく民間のインターンシップにも積極的に参加しました。短期のものが多いですが、10社は経験したと思います。

 

10社経験して見えた違い。「説明より実践」だった市役所のリアルな仕事

 

―10社はすごいですね!どんなインターンに参加されたのですか?

 

市原: 事務系や工場の総務など、職種を絞らずに色々と参加しました。ある民間企業では、会社の紹介資料を作る手伝いをさせていただいたのですが、「調べて、まとめて、伝える」という仕事がすごく楽しいと感じました。

 

一方で、美濃加茂市役所のインターンは、そうした民間企業とは全く違っていましたね。

 

―どんな違いがあったのでしょうか?

 

市原: 一番の違いは、「説明より実践」だったことです。民間のインターンは、まず座学で会社や業務の説明を受ける時間が多かったのですが、市役所は「じゃあ、一緒に行動しよう」と、すぐに実務が始まりました。

 

私は子育て支援課に3日間お世話になったのですが、乳幼児検診の準備を手伝ったり、市内に点在する子育て支援施設を職員さんと一緒に車で巡回したり。「私がいきなり行っていいのかな?」と思うくらい、リアルな現場に同行させてもらえたのが印象的でした。

 

―インターンに参加して、市役所のイメージは変わりましたか?

 

市原: はい、全然違いました。それまで私が持っていた市役所のイメージは、窓口業務が中心でした。でも、実際に子育て支援の現場を見て、「こんなことまで市役所が管理しているんだ!」と仕事の幅広さに驚きました。保健師など自分とは異なる専門職の業務なども多かったですが、自分の知らない業務がたくさんあることを知れたのは、大きな発見でした。

 

決め手は「人の良さ」。インターンで感じた空気感が、入庁後も変わらない安心感

 

―たくさんの企業を見た中で、最終的に美濃加茂市を選んだ決め手は何だったのですか?

 

市原: 一番は雰囲気です。インターン中、職員の方とたくさんお話しする機会があったのですが、皆さん本当に優しくて。他のインターン先では、もちろん我々インターン生に優しくしていただけましたが、部署によっては少し会話が少なかったり、ピリッとした空気を感じたりすることもありました。

 

でも、美濃加茂市役所は庁舎全体の空気感がとても穏やかで、ギスギスした感じを全く受けなかったんです。「ここでなら、気持ちよく働けそうだな」と直感的に思いました。この「空気感」が、私にとって一番の決め手になりましたね。

 

―実際に入庁されてみて、その印象は変わりましたか?

 

市原: 全く変わりませんでした。今は上下水道課で経理という、インターンで経験した仕事とは全く違う業務を担当していますが、職場の人の感じは本当にインターンで見たままで、皆さん優しく丁寧に仕事を教えてくださいます。

 

「あの時感じた雰囲気は、飾られたものではなかったんだな」と実感できて、本当に安心しました。

 

学生へのメッセージ「インターンは、自分に合う場所かを見極める絶好の機会」

 

―インターンでの経験は、選考にも活きましたか?

 

市原: すごく活きました。面接で「美濃加茂市の課題は何だと思いますか?」と聞かれた時、インターンで職員の方から直接聞いた話を元に、自分の言葉で話すことができました。

 

ネットや本で調べた情報だけでなく、リアルな現場の課題感を伝えられたのは、大きな強みだったと思います。

 

―選考はどういったものだったのですか?

 

市原: 美濃加茂市の一次試験はSPIだったので、民間企業と併願しやすくて助かりました。ただ、面接は雰囲気が全く違いましたね。民間の面接は比較的ラフな雰囲気のところも多かったのですが、市役所は二次面接からぐっと緊張感が増して…。面接官の方もニコニコという感じではなかったので、すごく緊張したのを覚えています。だからこそ、上記のとおり話が出来たのはありがたかったです。

 

―最後に、これから就職活動をする学生へメッセージをお願いします。

 

市原: インターンシップは絶対に参加した方がいいと思います。特に、実際に職員の方と一緒に行動させてもらえる美濃加茂市役所のインターンは、仕事内容だけでなく、職場のリアルな空気感や「人」を知る絶好の機会だと思います。

 

今年から始まる1ヶ月の有償型インターンは、私たちが参加した時よりもっと深く、濃い体験ができるはずです。アルバイトの心配なく、じっくり仕事と向き合えるのはすごく魅力的ですよね。

 

インターンで得た経験や人との繋がりは、必ず自分の力になります。ぜひ、自分に合う場所かを見極めるために、積極的に挑戦してみてください。

 

―ありがとうございました。

 取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年6月取材)


 

 

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