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栗東市役所

【いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市 栗東】 滋賀県の南部に位置し、市の北部は平坦地、南部は緑豊かな山地となっています。 国道1号・8号の通過、名神高速道路栗東インターチェンジの位置など、交通の要衝として、製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地しています。 また、平成3年、JR琵琶湖線栗東駅が開設されたことにより、京阪神への通勤圏となり、大規模な住宅整備が進み、人口増加が続いています。 栗東市は、人材育成基本方針のもと、職員育成と資質向上に取り組んでいます。 「全体の奉仕者」であることと、時代や環境の変化に適切・迅速かつ柔軟に対応できる人材が活躍しています。既成概念に捉われず、常に新しい視点を持ちながら行政課題に積極的に取り組んでいきます。

民間企業から公務員へ―貢献の意識をやりがいに、栗東市役所で働く仕事の魅力

栗東市役所

2025/05/11

栗東市役所で働く馬場さんは、福祉用具営業や自動車部品工場勤務を経て、公務員として新たなキャリアをスタートさせました。 民間企業とは異なる公務員の仕事の魅力ややりがい、そして職場環境について、馬場さん自身の言葉を通して詳しくお伝えします。 安定した働き方と、市民を支えるやりがいのある仕事に魅力を感じている馬場さんの経験談は、公務員を目指している方にとって貴重な情報となるでしょう。

 

―ご経歴について教えていただけますか?

 

馬場:大学卒業後、福祉系の企業で営業を10ヶ月、その後自動車部品工場に3年弱勤務しました。そして、昨年7月から栗東市役所に入庁しました。

 

―就活時期は民間志望だったのですか?

 

馬場:就活時、公務員はあまり頭になくて、福祉系には興味を持っていました。専攻は違いますが、訪問介護や児童放課後デイサービスでボランティアやアルバイトをしていたためです。

とはいえ、福祉施設で働くとか、介護士になるといった専門職として働くことまでは考えていませんでした。

 

―なぜ転職をしようと思われたのですか?

 

馬場:最初は大阪で勤務していたのですが、退職して地元の滋賀へ帰りました。次の職場を考える際に、拘りは特になかったので、自動車部品工場で検品作業の対応をしておりました。

 

しかし、会社の業績が悪化し、条件面等にも影響が出ていたため、転職を考えました。そのなかで、公務員に興味を持ちました。もちろん、反動として安定感を求めていた点もありますが、大学時代のボランティア経験も思い出して、どんな方でも前向きに生きていけるよう支援していく行政の仕事、つまり、ハンデを補う社会保障や制度の充実を通して、誰もが安心して暮らせる社会づくりに貢献したいと思うようになりました。

 

―試験勉強はどのようにされましたか?

 

馬場:もともと仕事をしながら、約5ヶ月間勉強し、準備はしていました。栗東市の試験は面接が緊張しました。「市長」と話す、という経験が初めてであり企業の社長と話すのとはまた違った緊張感があるなと。ただ、それでも認めて頂き合格をいただけたので本当に良かったです。

 

―現在の仕事も教えてください。

 

馬場:入庁前から希望をしていた障がい福祉課に所属しています。

 

障がい福祉課は障がい福祉係と相談支援係に分かれており、私は相談支援係に所属しています。相談業務や障がい支援区分の認定調査などが主業務です。私はケースワーク業務ではなく、事務作業等が中心となります。もちろん、窓口対応も一部は含まれており、障がい者の方のご家族などとのやりとりはあります。

 

その他にも、障がい福祉サービスの自立支援給付の請求業務などが多く、書類作成や手続き関係の対応を行っています。

 

―入庁後、どのように業務を学んでいきましたか?

 

馬場:同じ部署に業務の前任者がいたので、その方から業務を引き継ぎ、さらに部署の他の皆さんに教えてもらいながら仕事を進めていきました。専任教育担当はいませんが、皆さんが熱心に教えてくれます。

 

難しい点としては、障がい福祉サービスの請求業務の判断があります。障がい福祉に関する膨大な知識が必要で、法律の理解から始め、座学だけではなく先輩職員からの指導を通して知識を習得していきました。特に、関連法の改正などがあると、それに準じて認定条件が変わることもあるので、その点は常に注意しています。

 

―入庁後、どのように慣れていったのですか?

 

馬場:最初の1ヶ月目は前任者にべったり付いて学び、2ヶ月目から自分自身で業務を進めていくようになりました。分からなければすぐに質問して、3ヶ月程で、ある程度一人で業務をこなせるようになっていきました。

 

あとは、請求などの業務は民間のシステムを導入しているので、その企業のサポート担当など外部の人にも積極的に聞いていましたね。

 

―民間企業との仕事の違いで、ギャップを感じたことはありますか?

 

馬場:常に市民の方に見られているという意識、税金が使われておりそれで仕事をしているという責任感の重さが、民間企業とは大きく異なる点です。

 

それは、ただ窮屈だというわけではなく、その責任感の分、やりがいは感じます。

 

―どのようなものですか?

 

馬場:障がい福祉の分野では、困りごとを抱えた方々の生の声を聞く機会が多く、請求などの一見、関係がないように見える業務でも、その困り事の解決に貢献できています。そうやって、市民の方々の安心した生活につながっていると感じられることが、やりがいになっています。

 

―職場の雰囲気はいかがですか?

 

馬場:皆さんもちろん自身の業務で忙しいのですが、親切に教えてくれる人が本当に多かったです。むしろ積極的に声をかけていただき、例えば現場への同行も皆さん行って頂けるので、制度や実務の理解をするうえで非常にありがたかったです。

 

そうしてコミュニケーションをとっていくことで、職場に馴染んでいくこともできました。

 

―研修制度はありますか?

 

馬場:人事課主催のまち自体を知っていく研修や、他市職員との合同研修など、様々な研修があります。だいたい月1回程度のペースで参加していたかと思います。

 

―ワークライフバランスはどうですか?残業や休暇取得は?

 

馬場:今のところ残業は多くなく、定時で帰れることが多いです。有給休暇も取得しやすいですし、業務量は調整してもらえており、働きやすい環境です。

 

―今後、どのようなことをしていきたいですか?

 

馬場:まだまだ業務量はそこまで多くなく、セーブしていただいているとも思います。さらに新たなことも積極的に覚え実践していきたいと考えております。そして、将来的には異動も経験し、さらなるスキルアップを目指していき、市民の方々に貢献できるようになりたいです。

 

ー本日はありがとうございました

 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年2月取材) —

 

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