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栗東市役所

【いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市 栗東】 滋賀県の南部に位置し、市の北部は平坦地、南部は緑豊かな山地となっています。 国道1号・8号の通過、名神高速道路栗東インターチェンジの位置など、交通の要衝として、製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地しています。 また、平成3年、JR琵琶湖線栗東駅が開設されたことにより、京阪神への通勤圏となり、大規模な住宅整備が進み、人口増加が続いています。 栗東市は、人材育成基本方針のもと、職員育成と資質向上に取り組んでいます。 「全体の奉仕者」であることと、時代や環境の変化に適切・迅速かつ柔軟に対応できる人材が活躍しています。既成概念に捉われず、常に新しい視点を持ちながら行政課題に積極的に取り組んでいきます。

美術科の高校から市役所へ。地元・栗東市への貢献を胸に奮闘する新規採用職員のリアル

栗東市役所

2025/10/07

栗東市役所こども家庭局子育て支援課で働く、新規採用職員の小谷さんのインタビュー記事です。美術科の高校卒業後、地元・栗東市に貢献したいという想いで公務員の道へ。畑違いの分野への挑戦や、温かい職場の雰囲気、仕事のやりがいについて等身大の言葉で語っていただきました。公務員を目指す高校生や、栗東市の働き方に興味のある方は必見です。

 

 


美術を学んだ高校時代から、地元・栗東市役所への道へ

 

ー就職した経緯を教えて下さい。

 

小谷:高校は美術科で木工や陶芸などのクラフトデザインを専攻していました。ただ、入学時から高校卒業後は進学せず、就職しようと決めていました。早く自立したいという気持ちが強かったんです。生まれ育った栗東市で、何か地元に貢献できる仕事がしたいと漠然と考えていました。

 

ー最初から市役所を志望されていたのですか?

 

小谷:いえ、市役所は勉強ができる人が行く場所だというイメージがあったので、当初は考えていませんでした。学んだことを活かせないかと民間なども見ていましたが、ピンとこなくて。どうしようかと悩んでいた時に、高校の先生から「栗東市役所を受けてみたらどう?」と勧められたのが大きなきっかけです。

 

担任の先生、進路指導の先生と複数名の先生から自分に合うのではと勧めてくださって。ここまで言ってもらえるなら、自分に向いているのかもしれない、と決意しました。

 

制服は私だけ。人生初の面接は緊張の連続

 

ー実際に栗東市役所の採用試験はいかがでしたか?

 

小谷:人生で初めての面接で、非常に不安が大きかったです。先生方に何度も面接練習を手伝っていただきました。

 

1次選考が集団面接だったのですが、周りはみんな短大や専門学校卒の方々でスーツ姿。私一人だけが高校の制服で、すごく場違いな気がして、さらに緊張してしまいました。なんとか練習の成果を出し切って突破し、次は個人面接でした。

面接官は5人いらっしゃって、その雰囲気に圧倒され、記憶が飛んでしまうくらいガチガチに緊張してしまいました。面接官の皆さんは優しく質問してくださったのですが、やはり一人で大勢の方と向き合う空気感は集団面接と違い、うまく言葉にできませんでした。ですが、なんとか準備してきた自己PRなどは話すことができました。

 

配属後1週間で窓口デビュー。市民に寄り添う仕事のリアル

ーでは、現在の子育て支援課では、どんなお仕事をされていますか?

 

小谷:主に児童手当などに関する業務で、窓口での申請受付から支給のための事務処理までを一貫して担当しています。市民の方と直接関わる窓口対応と、正確さが求められるデスクワークの両方があります。

 

ーどのように仕事を覚えていきましたか?

 

小谷:まさに実践あるのみ、という感じでした。配属1日目から先輩の隣で窓口業務を見学し、1週間後には一人で窓口対応を任されるようになったんです。

 

ー1週間とは、かなり早いですね!

 

小谷:正直、自分も驚きました。でも今振り返ると、早くから実践の場に立たせてもらえたことで、仕事を覚えることができ、結果的に良かったと感じています。もちろん、最初は分からないことばかりでしたが、先輩方が用意してくれたマニュアルを読み込み、分からないことはすぐにメモを取って質問する、ということを繰り返しました。

 

ーなにが大変でしたか?

 

小谷:お客様対応と事務処理のどちらもおろそかにできないので、マルチタスクで仕事を進める難しさを日々感じています。毎日たくさんの方が来られるので、とにかく数をこなす中で、少しずつ慣れていきました。

 

「聞くは一時の恥」。先輩や同期に支えられた新人時代

 

ー仕事で分からないことがあった時は、どうされていますか?

 

小谷:栗東市役所には「新規採用職員育成推進員」という制度があり、各課に新人を指導してくれる担当の先輩がついてくれます。私もその先輩に教わることが多いのですが、最初は年上の先輩方に質問すること自体、とても勇気がいりました。

 

ーその聞きづらさは、どうやって乗り越えたのですか?

 

小谷:聞かなければ何も始まらないと腹をくくりました。勇気を出して声をかけると、先輩方はどんなに忙しくても必ずこちらを向いて、優しく教えてくれるんです。そのおかげで、気兼ねなく質問できるようになりました。もちろん、どんな些細なことでも「ありがとうございます」と感謝を伝えることを常に意識しています。

また、入庁前に市のイベントで知り合った他課の職員の方が、今でも気にかけてくれて、「困ったことはない?」と声をかけてくれたり、アドバイスをくれたりもしています。そういったつながりも非常にありがたいですね。

 

ー同期の方との交流はいかがですか?

 

小谷:最初の研修で緊張していた時に、隣の席の同期が話しかけてくれたのがきっかけで交流が生まれました。「覚えることが多くて大変だよね」「お互い頑張ろうね」と励まし合える存在がいるのは、本当に心強いです。

 

ー入庁前と後で、市役所のイメージにギャップはありましたか?

 

小谷:市民として訪れていた時は、職員の方は真面目で少し堅いイメージがありました。でも、実際に中に入ってみると、皆さんとてもユニークでフレンドリーなんです。温かい雰囲気で、これは良い意味での大きなギャップでした。

私生活も大切に。ワークライフバランスと今後の目標

 

ー働き方についてもお伺いします。残業やお休みはいかがですか?

 

小谷:基本的には定時で帰ることが多く、業務が立て込んでいる時でも残業は30分から1時間ほどです。お休みはカレンダー通りで、今は休日に自動車の教習所に通っています。有給休暇も取りやすいですし、6月から9月の間には6日間の夏期休暇も取得できます。業務に合わせて分割で取ることもでき、今年は4連休でリフレッシュできました。

 

ー仕事とプライベートの両立ができているのですね。それでは最後に、今後の目標をお願いします。

 

小谷:まずは、今いる子育て支援課で、先輩に頼らずに一人で業務を完結できるようになることが目標です。市民の方から質問された際に、すぐに的確なお答えができるよう知識を深め、将来的にはどんな部署でも頼られる職員になりたいです。

 

ーこれから目指す方へ、学生時代にやっておけば良かったと思うことはありますか?

 

小谷:敬語の練習と、パソコンのスキルです。特にExcelは市役所の仕事で使う機会が非常に多いので、基本的な操作は身につけておくと良いと思います。栗東市役所は、私のように高校を卒業したばかりの新人でも、周りの先輩方が温かくサポートしてくれる成長できる環境です。

 

ー本日はありがとうございました。
 

取材・文:パブリックコネクト編集部(2025年9月取材)

 

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