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栗東市役所

【いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市 栗東】 滋賀県の南部に位置し、市の北部は平坦地、南部は緑豊かな山地となっています。 国道1号・8号の通過、名神高速道路栗東インターチェンジの位置など、交通の要衝として、製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地しています。 また、平成3年、JR琵琶湖線栗東駅が開設されたことにより、京阪神への通勤圏となり、大規模な住宅整備が進み、人口増加が続いています。 栗東市は、人材育成基本方針のもと、職員育成と資質向上に取り組んでいます。 「全体の奉仕者」であることと、時代や環境の変化に適切・迅速かつ柔軟に対応できる人材が活躍しています。既成概念に捉われず、常に新しい視点を持ちながら行政課題に積極的に取り組んでいきます。

近隣自治体合同での新施設建設プロジェクトに挑む、土木技術職員の仕事とやりがい、働き方

栗東市役所

2024/05/14

民間企業を経験後、栗東市役所へ転職し土木技術職として働く、森島さんにインタビューいたしました。

 

ー簡単にこれまでのご経歴を教えていただいてもいいですか。

森島: 民間の建設業界での経験を積んできました。大学を卒業後、大阪のゼネコンに就職し、現場監督の仕事をした後、栗東市役所へ転職し、住宅課を経て現在は草津栗東行政事務組合で勤めております。

 

ーどうして公務員になられたのですか?

森島: 結婚や子供の誕生を機に、家族との時間を確保したいと思ったんです。現場監督の仕事は、家を離れることが多く、家族との時間が制限されることがありました。そこで、自治体での安定した職業に転身することを決意し、地元の栗東市へ転職しました。

 

ー民間から行政へというキャリアチェンジには抵抗はなかったのですか?

森島: はい。元々人とのコミュニケーションを取るのも苦ではなく、市民との関わりはあるだろうと想定していましたが、その点は気にしていなかったです。

 

ーでは栗東市での仕事内容を教えて下さい。

 

森島: 最初に配属された住宅課では、積算や設計も含めて工事全般を担当していました。主に公共施設の改修や建設工事です。小学校や中学校、コミュニティセンターなど、市の施設の設計や改修工事を行います。建て替えなどはそこまで頻繁にないので、大小規模がさまざまな改修工事がメインです。

 

年間スケジュールのイメージはある程度決まっております。例えば公共施設の改修や建設工事は、夏休みなど学校の休暇期間に行われることが多く、春先に発注前の積算や設計関連の業務を行っています。

 

ーどの工事を担当するかなども春の時点で決められているんですか?

 

森島: はい、個別で工事担当をふりわけられるのですが、大規模工事だと2人で担当することもあります。民間時代は設計や積算といった業務にはあまり関わらず、現場中心でしたが、栗東市では基本的には自分で設計を行います。

 

以前の経験を活かしながらだけではなく、新しい領域に挑戦することは楽しいですね。

 

ー新たな業務はどのように学んでいくのですか?

 

森島: 基本的には過去の資料や、上司からの指導を受けながら業務を進めます。公共工事ですと標準仕様書等もあるので、設計や積算はそちらに則って実施もしています。

 

ー現在は、「草津栗東行政事務組合」に所属されているとお聞きしました。それはどのような組織・業務なのですか?

 

森島:栗東市と草津市が共同で火葬場を整備する業務です。2市共同で組合を設立して、約6年かけて、計画を進めています。

 

ーどんな組織体制なんですか?

 

森島:草津市が3人、栗東市が3人の計6人で進めています。建つのは栗東市なので、栗東市役所内で働いています。

 

組合ですので、一つの地方公共団体として事業を行うという形式で、議会対応から会計や契約、人事などの業務も6人で行っています。技術職は私含めて2人です。

 

ー担当業務も全く違うんですか?

 

森島:はい。例えば昨年度は、全く携わったことのなかった森林法の法規制対応を行っていました。

 

火葬場が建つ場所は現在は林の状態なので、「保安林解除」のためのやり取りを県と行っておりました。

 

ー全く経験のない仕事だったんですね。

 

森島:はい、想像外の仕事なので、楽しんで取り組まないといけないなとは思っていますが、色々戸惑う部分もありましたね。

 

ー民間と違って公務員としての仕事の面白みはありますか?

 

森島:0から携われる、自分が書いた設計図をもとに工事が始まり完成する、という点は非常におもしろいですね。さらにそれを市民の方々が快適に使われていると聞くとやりがいに感じます。

ー仕事の忙しさはいかがですか?

 

森島:大幅に働き方は改善されたと思います。基本的には定時で退社できますし、しっかりとお休みが取れています。住宅課時代に現場へ出ることもありましたが、それでも大幅な残業などはないですね。

 

働き方には非常に満足していますし、転職して良かったなと思いますね。

 

ー民間との違いはどのような点で感じますか?

 

森島:仕事をしていくうえでの意識は違います。常に市民の方々に見られている、皆さんの税金を使いながら仕事をしているという点が異なると思います。

 

例えば積算業務についても、入札不調にならないよう、適正な工事価格かつ明確な根拠を持って積算して発注することは非常に重要です。もちろん、民間がゆるいという話では決してないですが、そういった業務で税金を無駄にしてはいけないですし、失敗しましたでは済まないという意識はあります。

 

また、全員でチェックするという文化についても行政独特かと思います。民間だと現場の所長がOKすれば良いですが、課員全員で確認するという点は全く違いますね。

 

ーでは、入庁して課内外の方々との交流はあったのですか?

 

森島:入庁がコロナ禍で飲み会などは少なかったですが、職員の組合もありますし、私の場合は野球部に入らせてもらったのでそういった活動を通して仲良く慣れました。

 

ー職場の風通しはいかがですか?

 

森島:住宅課の時も今も、どの先輩職員もいつでも話は聞いてくれますし、提案もやってみようと通してくれることは多く、すごく風通しはいい職場だと思っています。

 

住宅課では他課から依頼されて連携して業務を進めていきますが、その際もお互い感謝を言い合うということは多かったので、優しい方が多いなという印象です。

 

ーでは、Uターンされた栗東市の暮らしはいかがですか?

 

森島:現在は子育て中ですが、遊ぶところも近所にありますし小さな公園等も近くにあり自然が豊で良い所ですね。車は必要かと思いますが、買い物をする場所も行きやすいですし、暮らしていくうえでは魅力のある街だと思っています。

 

ーありがとうございました。

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【いつまでも住み続けたくなる安心な元気都市 栗東】 滋賀県の南部に位置し、市の北部は平坦地、南部は緑豊かな山地となっています。 国道1号・8号の通過、名神高速道路栗東インターチェンジの位置など、交通の要衝として、製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地しています。 また、平成3年、JR琵琶湖線栗東駅が開設されたことにより、京阪神への通勤圏となり、大規模な住宅整備が進み、人口増加が続いています。 栗東市は、人材育成基本方針のもと、職員育成と資質向上に取り組んでいます。 「全体の奉仕者」であることと、時代や環境の変化に適切・迅速かつ柔軟に対応できる人材が活躍しています。既成概念に捉われず、常に新しい視点を持ちながら行政課題に積極的に取り組んでいきます。

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