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南魚沼市役所

南魚沼市は、新潟県南部の魚沼盆地に位置し、太平洋側と日本海側を結ぶ交通の大動脈が集中しています。関越自動車道や上越新幹線などの高速交通によるアクセスは大変便利で、交通および物流の中継地としての役割を果たしています。 こうしたアクセスの利便性向上に伴い、スキー観光地として観光産業基盤の充実が進むとともに、企業の進出だけでなく、国際大学、北里大学保健衛生専門学院などが立地されています。 地域ブランドとして全国的に高い評価を受けている南魚沼産コシヒカリを中心とした農業の振興、新たな起業への支援と優良企業の誘致をさらに進め、若者が定住し安心して働けるまちづくりを行っています。 四季折々の彩り豊かな自然景観と自然環境に恵まれた山紫水明の地でのスキーなどのスポーツ、屋外レクリエーション、グリーンツーリズム、温泉など資源を生かした多彩な交流の拡大により、市の一層の発展・飛躍が期待されています。

保健師の業務ってこんなに幅広い!?~看護師経験からのチャレンジ~

南魚沼市役所

2024/07/22

看護師としての経験をもち、現在は新潟県南魚沼市で保健師として働く松井さん。皆さん、保健師って普段はどのような業務をしているか知っていましたか?保健師として幅広く業務をこなす松井さんに、転職への思いや自治体保健師としてやりがいについてお聞きしました!

 

—まずは簡単に自己紹介をお願いします。

 

松井:南魚沼市の出身なのですが、関東圏の学校に進学し、卒業後は同じく関東の民間病院で7年間看護師として勤めていました。その後、南魚沼市役所に保健師として入庁しました。

最初は産休代替職員として勤務していて、令和2年度に正規職員として採用されました。

現在は保健課という部署で働いています。

 

—看護師として働かれていたんですね。看護師や保健師を志したきっかけはありますか?

 

松井:私自身、子どものころに入院していたことがあり、看護師さんは身近な存在に感じていました。また、身内にも看護師をしている人がいて、中学生、高校生になったころには、自然と将来は看護師になりたいと思うようになっていましたね。

 

私が進学した大学では保健師資格も取得することができたので、周囲からの勧めもあり在学中に保健師の資格も取得していました。

ただ、当時は保健師になろうと思わなかったというか、そもそも普段生活する中で保健師と関わる機会が無かったので、保健師がどういった仕事をしているのかはあまり知らなかったですね。

 

大学を卒業した際、南魚沼市での就職を考えなかったこともないのですが、看護師として働くのなら、最初は設備が整った大きな病院で働きたいと思い、関東の比較的規模の大きな病院に就職しました。

 

—なぜ保健師に転職をしようと思ったのでしょうか?

 

松井:看護師時代は、急性期から慢性・回復期まで幅広い分野を経験し、様々な知識・看護技術を身につけることができました。毎日忙しかったですが、その分やりがいを感じられることも多かったです。

 

ただ、正規職員として働いていると、基本的には夜勤や宿直勤務が発生するほか、土日に仕事になることも少なくありません。

子どもが生まれ、育児と仕事が両立できるのか、今までの働き方で子育てができるのか、と考えるようになり、それこそ1年くらい今後の働き方について悩んでいました。

 

そんな中、我が子の乳幼児健診や育児教室で保健師の方と接する機会があり、色々と調べていくうちに保健師としてチャレンジしてみたいと思うようになったんです。

 

—保健師としての現在の業務について教えてください。

 

松井:これは本当に多岐にわたっています。それこそ自分でも役割がよくわからなるくらい幅広い業務を担当しています(笑)

対象は赤ちゃんからお年寄りまでいて、大きくまとめてしまうと地域に暮らしている方々が、元気に暮らしていけるための環境を整えたり、事業を運営したりしています。

 

私は現在保健課に所属しているのですが、健康相談に対応したり、住民健診・乳幼児健診の運営、健康教室の開催などをおこなっています。細かく言えば、他にも色々あります。とにかく対象となる方も業務内容も本当に幅広いと感じています。

 

保健師一人ひとりが1~2か所の地区を担当していて、担当地区内の健康相談や訪問等は基本的に担当が中心となって対応しています。また、事業の運営については、母子保健・成人保健・精神保健のチームに分かれ、管理栄養士や歯科衛生士、事務職などとも協力しながら運営しています。私は現在、母子保健を担当し、乳幼児健診の運営や障がい児支援などに携わっています。

 

保健師が活躍する場は保健課だけでなく、こども家庭サポートセンターや、高齢者を支援する地域包括支援センター、健診機関があります。

—本当に幅広いお仕事をされているのですね。実際に保健師になられてみてどうでしたか?

 

松井:とにかく覚えることが多すぎて、最初はとても苦労しましたね。

病院勤務であれば、自分が担当する病棟に入院している患者さんの病気や対応方法等を専門的に学ぶことになるのですが、保健師の仕事は本当にまんべんなく幅広い知識が求められます。

ここに関しては、今でも毎日が勉強という感じですね。

 

—保健師としてやりがいを感じることはありますか?

 

松井:病気や障がいを抱えながら地域で生活している方の家に訪問に行っているのですが、健康面の心配だけでなく、経済面など様々な不安を抱えている方が多いので、悩み事に応じて専門機関につなぎ、チームで連携を取りながら、ご支援させていただいています。

地域で安心して暮らしていけるように、その方の生活を支えるチームの一員として少しでも自分が力になれた時は、やりがいを感じることができます。

様々な専門職種とチームになって活動していけるのも、魅力の一つだと思います。

 

また、乳幼児健診の担当をしているので、お子さんたちの成長過程を、保健師としてご家族と一緒に見守ることができるのは、とても嬉しいですね。

—自治体保健師として働いてみて、生活は変わりましたか?

 

松井:子どもが熱を出したりして、急に休まなければならないことも沢山もあったのですが、その度に職場の皆さんがカバーしてくださり、仕事と育児を両立してくることができました。

子育て世代の方や子育て経験者が多く、〝お互い様“という雰囲気があり、理解ある職場にいつも助けられています。

だいたいのスケジュールを自分で調整することができるので、子どもの行事など必要なお休みはしっかりととることができています。

 

また、看護師時代に比べると、夜勤もなく、残業時間も少ないので生活が規則正しくなり、体もとても楽になったと感じています。

 

—松井さんにとって、南魚沼市の魅力はどういったところですか?

 

松井:豊かな自然に囲まれた地域です。広い公園もあり、川遊びするにも水がとてもきれいで、魚や生き物を採ることだってできます。子どもが喜ぶような場所が沢山ありますよ。

 

南魚沼といえばコシヒカリ!お米だけでなく、水も、野菜も全ておいしいというのも南魚沼の大きな魅力だと思っています。

—では、南魚沼市役所で働く魅力も教えていただけますか?

 

松井:人口の多い自治体だと、ここまで保健師と住民が身近な存在になることはできないのではないかと思います。南魚沼市の規模であれば、地域の方々と顔見知りに、そして頼られるような存在になることができます。

保健師として幅広い分野を経験できるというのも南魚沼市の規模ならではの魅力かもしれないですね。

 

—最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。

 

松井:子育てをしながら働きたい方にとって、南魚沼市役所はとても良い環境だと思っています。育児も仕事も両立したい方には是非受験していただきたいですね。

 

また、看護師の経験を積んでから保健師となるべきか、悩む方も多いかと思いますが、私の場合、保健師になって最初の頃は看護師としての経験はあまり活かすことができなかったと思っているため、実務経験にこだわらず最初から保健師として働くことも良いと思っています。

 

一方で、経験を重ねる中では様々なケースに遭遇することがあり、看護師時代に学んだ知識やスキルが役に立ったことがあるのも事実ですので、看護師として経験を積まれている方も是非次のステップとして保健師にチャレンジする価値はあると思います!

 

—本日はありがとうございました。

職員インタビュー

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南魚沼市は、新潟県南部の魚沼盆地に位置し、太平洋側と日本海側を結ぶ交通の大動脈が集中しています。関越自動車道や上越新幹線などの高速交通によるアクセスは大変便利で、交通および物流の中継地としての役割を果たしています。 こうしたアクセスの利便性向上に伴い、スキー観光地として観光産業基盤の充実が進むとともに、企業の進出だけでなく、国際大学、北里大学保健衛生専門学院などが立地されています。 地域ブランドとして全国的に高い評価を受けている南魚沼産コシヒカリを中心とした農業の振興、新たな起業への支援と優良企業の誘致をさらに進め、若者が定住し安心して働けるまちづくりを行っています。 四季折々の彩り豊かな自然景観と自然環境に恵まれた山紫水明の地でのスキーなどのスポーツ、屋外レクリエーション、グリーンツーリズム、温泉など資源を生かした多彩な交流の拡大により、市の一層の発展・飛躍が期待されています。

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